夕張改

No.111b
	夕張・改(ゆうばり)		夕張型 1番艦 軽巡洋艦
	艦船ステータス(初期値/最大値)
	耐久	36	火力	-- / 63
	装甲	-- / 49	雷装	-- / 79
	回避	42 / 69	対空	-- / 69
	搭載	0	対潜	24 / 69
	速力	高速	索敵	8 / 44
	射程	中	運	17 / 69
	最大消費量
	燃料	25	弾薬	40
	装備
	14cm単装砲
	12.7cm単装高角砲
	25mm三連装機銃
	未装備
改造チャート
夕張 → 夕張改(Lv25)
図鑑説明
コンパクトボディに充実の重武装を施した実験艦的存在の軽巡、夕張です。 私の残したデータが、様々な重武装最新鋭艦開発の元になったんだから！ 機関室に一発？何いってんの？ ほんと…失礼しちゃうわ。

※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、改造直後の値とは異なります。
最大値はLv99の時の最大値を指します。

ゲームにおいて

• 軽巡では稀有な4スロット艦。装備次第で激しく性能が変化するユーティリティな艦娘と言える。
  • 他の軽巡と基本性能を比べると運が少し高い以外は並の性能で、耐久、装甲、回避の防御面は低く設定されているため、スロット数で差をつけていきたい。
  • ただし搭載数0により弾着観測射撃は不可なので注意。
  • 4スロ軽巡は2014/8月イベで大淀改が実装されたため唯一ではなくなった。
    • 大淀改は高めの耐久と装甲、そして弾着観測射撃能力を持っている点で夕張改との差がある。あと対空と運も高い。
    • 一方で素の雷装値が極めて低く、夜戦連撃の火力に関しては夕張改に軍配が上がるが、夜戦まで無事でいられる生存力、継戦能力では大淀が勝る。
    • 何より大淀は建造できずイベント海域以外では1-6でしかドロップしない為、金背景とはいえ通常建造最低値で出る可能性がある夕張の方が4スロ軽巡としては運用しやすい。

• 以下の3種類の運用方法が希少な4スロット軽巡としての夕張の有効な運用方法とされている。
  1. 対潜要員の主力とする。三式ソナーを4つ以上、三式爆雷を2つ以上持っているならば是非検討されたし。
     • 装備を4つつけて潜水艦狩りに特化…5-3ボスマス、4-4等で有効。*1
     • ソナーと爆雷の対潜セットに連撃装備を加え、対潜シナジーと夜戦能力両立という芸当も可能。
  2. 僚艦の装備枠の自由度を高める為、装備枠をフル活用する。
     5-4等のドラム缶要員、潜水艦が出ないことが既知のマップでの夜戦連撃＋空き枠2*2等がこれに当たる。
     • 雷装特化装備（61cm五連装(酸素)魚雷×4）の場合は127となり、同条件でガン積みした神通改二(雷装134)や島風改(雷装135)に一歩劣る。
  3. 対潜不要かつ航空優勢が不可能なマップにおいて、「主副2対空電探」等で対空カットイン要員とする。
     • 対空火力特化（10cm連装高角砲×4）の対空値は97となり五十鈴改二の105にやはり届かないが、
       僚艦であぶれがちな対空電探を併用した渦潮対策兼対空火力補助艦としても4スロ特性を活かせる。

• 夕張改は大淀に素の対潜で大きく勝り*3、スロ数で五十鈴改二に勝る為、「影の対潜番長」と呼んでも過言ではない。
  • 対潜攻撃の威力は装備の対潜値の影響が大きい為、装備可能数が多いほど恩恵を受けられる。
    強力なフラ潜とフラ戦が混在する5-3を筆頭に、
    潜水艦混成の敵艦隊の登場するマップは夕張の晴れ舞台と言えるだろう。
  • また、爆雷とソナーの対潜シナジー効果を得つつ夜戦で連撃を行うにも4スロットが必要である。
    • この装備だと、潜水艦と水上艦の混成艦隊を相手でも昼夜を使って両方に有効打を与えるという離れ業ができる。
      しかしながら、陣形や戦闘航路により、フラ潜を撃ち漏らす事もあるので過信はしないこと。
      潜水艦を沈める前に敵の攻撃により中破、開幕雷撃の回避に失敗して中破なんて事故もあるよね…。
  • 爆雷1ソナー3の対潜極振り装備の場合、4戦目・複縦陣の反抗以上条件ながらフラ潜を1~2撃で倒すことも可能。
    加えて、中大破させられても一矢報いられる可能性がある。*4
    • T不利ばかりはフラ潜やエリソ以上はどうしようもないが、エリカ、エリヨなら輪形、単横で落とせる。運悪く引いてしまった場合は僚艦のサポートと割切ろう。
    • 参考までに、対潜極振り装備時におけるシナジー後基本攻撃力は以下の通り。

      夕張改	香取改	大淀改	五十鈴改二	酒匂改・那珂改
      131.1	129.95	124.2	113.85	111.55

      　第1位だが、二位との差は微妙･･････。そこ！その微妙さが胸部装甲みたいとか言わない！
    • 実際にはこれに数多の補正がある為、実際のダメージとは比例しない。
      しかし、自分が不利であればあるほどこの数字が生きてくるので、決して無駄でもない。
• 2014/2/26のアップデートで南方海域に追加された5-4「東京急行」にて装備によるルート変化が実装され、4スロット艦でドラム缶を多く積める夕張改はルート固定要因として評価が上がっている。
  ドラム缶でフラヲを叩きのめしている夕張改の姿が散見されるとか　さすがドラム艦！
  • しかしながら、ドラム缶を4つ積んだ艦の中で考えると耐久力も火力も低い夕張を採用するのは微妙。
    ドラム缶満載して安定して周回する役は利根型改二などの航空巡洋艦に任せたほうがよい。
    • 一応燃費は(大淀とは総合面で僅かな差ではあるが)最もいいという強みを持っている。
      また砲2基、ドラム缶2つにすれば火力とドラム缶数を確保しつつ無駄も少ない(航巡や大淀と違って元々昼連撃できないため)。耐久面はどうしようもないが。

• 改装前と比較して基本的に数値は大きく上昇しているのだが、回避だけは改装前と全く変わらない。（Lv25での改造時に6上昇しているのはレベル上昇の恩恵）
  この為、多少癖のある艦となっている。
  • 雪風改、島風改、夕立改二など高ステの一部の駆逐艦には能力負けしてしまうので、やはり装備スロットをどう活かすかが大事。
• 売りの4スロはイベント時こそ威力を発揮する。論者積みで単縦でエリ潜以下を屠ってもよし。ダメコン積みつつ火力も維持できる。
  防御面の不安に関しては回避の低さはどうにもならないが、どうせ他の艦でも一撃で中破大破なので装甲や耐久の低さはさして問題にならない。

小ネタ

• 高角砲と3連装機銃装備なのでおそらく最終時の夕張ちゃん。
  • ゲームでこそ高速判定だが、川内型と同程度だった速力は全盛期より2kt低下して32kt。史実で夕張以下の速力の駆逐・軽巡は未実装の艦松型駆逐艦(27.8kt)のみなので、この状態では本当に足が遅い。
  • また、高角砲を小柄な船体に積む為に、単装主砲を下ろして搭載したため砲撃力も天龍と同じにまで落ちている。
    • なお史実の夕張最終状態は14cm単装砲を装備していない。本来の主砲は14cm連装砲なのだが、本艦実装当時は14cm連装砲が実装されていなかったのでこうなった模様。
    • 2014/10/24に14cm連装砲が実装されたが、改造後の持参装備はそのままのようだ。

• 12.7cm単装高角砲は、夕張改と弥生改しか持ってこない専用装備だが、運営の設定ミスか仕様かはわからないが、高角砲なのに対空+0という謎補正のせいで完全にコレクターズアイテム化している。
  • 2014年5月24日のアップデートで対空+2に、同年09月12日のアップデートで対空が+3になった。それでもやっぱり微妙すぎる能力。
  • 通称夕張砲だが、初期の対空0の対空砲という圧倒的なインパクト故に別名「幻の産廃兵器」とも言われており、性能向上した後も（結局アレなので）呼ばれ方は変わらない。
  • 実は本来の夕張最終時の高角砲はさらに旧式の12cm高角砲(未実装)。能力の低さではなく「12.7cm」の方が運営のミスまたは5500t級の魚雷発射管同様の扱い*5にされている物と思われる。

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