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Last-modified: 2015-07-06 (月) 12:14:35
No.048
那珂ちゃんスマイルー!那珂(なか)川内型 3番艦 軽巡洋艦
艦船ステータス
耐久26火力14
装甲11雷装24
回避38対空13
搭載2対潜24
速力高速索敵8
射程10
最大消費量
燃料25弾薬25
搭載装備
114cm単装砲
1未装備
装備不可
装備不可
改造チャート
那珂那珂改(Lv20) → 那珂改二(Lv48)
図鑑説明
第4水雷戦隊のセンターも務めた那珂だよ!
お仕事沢山入ってて、輸送船の護衛任務や、トラック島から南方への輸送任務とか…
…え、地方巡業じゃんって?そんなことないしっ!
CV:佐倉綾音、イラストレーター:bob (クリックするとセリフ一覧が開きます)

ゲームにおいて Edit

  • 第三艦隊解放任務において必要になる川内型のうちの一隻。1-1から出るので、ドロップ狙いそのものには困らないはず。
  • 尖った能力がない凡庸パラメータかと思いきや、実は対潜初期値が24で軽巡中3位。1位(五十鈴由良)の40が飛び抜けすぎてて余り言及されないのだが。
    • 阿賀野型の実装で一気に順位は落ちた。とは言うものの、凡庸パラメータでないのは変わらない。
  • 解体すると「燃2弾4鋼11」が得られるというのはよく知られたネタだが、これは初期装備の14cm単装砲の分も含んだ数値である。
  • 2013年クリスマス(12/24〜27)限定で、XmasスペシャルボイスとXmasバージョンのグラフィックが公開された。
    • Xmasバージョンのグラフィックはあくまで立ち絵限定で、カードイラストはそのまま。
      なお下記の通り図鑑に限定イラストの登録が実装された。カードイラストも登録されたがこちらは図鑑限定。
    • 当初スペシャルグラフィックの図鑑登録はなかったが、公式ツイッターにて「軽巡「那珂」クリスマスバージョンは、更新された後も図鑑の残る仕様で現在更新準備中です」と告知され、2013/12/27に実装された。
      • 何故那珂ちゃんが選ばれたのかは、インド洋のクリスマス島攻略部隊の旗艦だったからと思われる。(指揮官は西村祥治提督)
        公式4コマの22話のクリスマスネタでも同ネタが使われている。長良名取共に攻略艦隊のメンバーだった。
      • しかしアイドルの常か、この舞台でアンチ潜水艦の執拗な攻撃(3回に渡って合計魚雷9本を撃たれ、最後の2本の内1本が命中)を受けて航行不能になり、名取に救われている(4コマで名取が引っ張ってるのはこれが由来)。
        中破絵の魚雷はこの際に食らっていたヤツ。また、右のお団子がほどけ、服の右側が大きく破れているのは、右舷を破損したことの反映か。
      • この後、那珂ちゃんは約1年に亘る長期のオフに入る。一方、アンチ潜水艦のほうは2年半後に、親衛隊に襲撃味方駆逐艦に誤殺されるというまさかのオチに。インガオホー。
      • なお、この時の潜水艦の名前はシーウルフ(Sea Wolf SS-197)。その名前は今も原潜に受け継がれている。独立国家やまとは無関係な

クリスマス2013Ver.
  • 2014年1月15日メンテナンスでさらに可愛く、強くなった那珂改二が実装。
    • 改造レベルが48と改二にしては低く、早めに戦力化できる利点も持っている。カードNoと合わせてAKB48に掛けたのか

小ネタ Edit

  • 二水戦と四水戦旗艦を務めた川内型3番艦。なお本来は2番艦として就役されるはずであった。
    というのも建造中の不運な事故(1923年の関東大震災)で大破してしまったために一度解体され、神通の後に再度建造されたのだ。
    • 建造所は横浜船渠(後の三菱横浜造船所)*1。現在のみなとみらい地区の横浜美術館付近に存在した船台で建造された。
    • この再建造の際、艦首を5500トン級共通のスプーン・バウから、凌波性に優れたダブルカーブド・バウに変更している。
    • 因みに、解体された「那珂」の旧船体を利用して120トンの起重機船(クレーン船)が作られ、長い間横浜船渠(現在の三菱重工横浜製作所)で活躍した。(『三菱重工横浜製作所百年史』より)
      この起重機船は1970年代の空撮写真にも映っており、おそらく姿を消したのは同造船所が本牧地区に移転した1980年頃と思われる。
    • 同船渠で就役した白雪龍驤、客船氷川丸なども恐らくこの起重機船に姿を変えた旧那珂の手を借りて建造されたものと思われる。
  • その後も、夜間無灯火演習中に巡洋艦「神通」と駆逐艦「蕨」が衝突、それを避けようとして駆逐艦「葦」と衝突しお互いに大破している等、色々と不運な事故に見舞われているが沈没には到らず、その都度改修及び装備追加されるという幸運(?)もあり、かろうじて運は+-打ち消したということで通常値のままである。
    • 公式4コマ第8話のネタはこれが元になっている。
  • 彼女…というか川内型軽巡共通の悩みは、速度を上げると艦尾が振動することだった。
    特に艦尾付近にある士官次室では歯の根が合わないほどであり、食事時などご飯や味噌汁の椀が生き物みたいにダンスを踊っていたという。
    これを当時流行っていたチャールストンというハイテンポなダンスに見立てて「やぁ上手い」と手を叩いた吉田俊雄*2は「黙って食え」と怒られたそうな。
  • 1935年4月の満洲国皇帝訪日に際しては横浜での警衛艦を務めた。
  • 1941年には姉の神通と共に魚雷発射管を換装、酸素魚雷発射可能になった。この時第一艦隊三水戦勤務だった長女の川内はスルーされて改装されなかった。
    • そのかわりに長良型だが一水戦旗艦の阿武隈が改造されている。どうも当時の方針としては水雷戦隊旗艦でかつ凌波性に優れる艦に酸素魚雷を積ませたかったようだ。
      • 那珂は前述のとおり建造時に、神通と阿武隈は衝突事故の修繕時にダブルカーブド・バウになっており、開戦時の水雷戦隊旗艦では川内のみがスプーン・バウである。
  • 1942年3〜4月のクリスマス島攻略作戦の際にはせっかく攻略部隊旗艦となったのに、潜水艦から魚雷1発を受け大破。名取に曳航されどうにか帰還することが出来た。
    • この時の被害状況は缶室浸水により機関使用不能、兵装も左舷の魚雷発射管以外すべて使用不能という状態。むしろよく保っていたくらいだ。
    • 曳航先のバンタム湾にて「艦隊のジョーブ博士」こと工作艦「朝日」による緊急手術応急修理が行われ、竜骨を交換するという大手術の甲斐もありわずか1ヶ月で航行可能なまでに回復。
      本土までは自力で帰って、そのまま舞鶴工廠に入渠する。
  • 舞鶴では修理のついでに近代化改装も行われ、主砲1門を下ろして12.7cm連装高角砲に交換した他、21号対空電探の装備や25mm機銃の大増設など、対空兵装が大幅に強化されている。
    ちなみにこの種の改装を受けたのは5500t級では那珂が最初。
    • 他にも戦訓を鑑みた大発動艇の搭載などもなされている。
  • 「艦橋天蓋から身を乗り出して戦車のように操艦」といえば雪風が有名だが、那珂も第24代艦長今和泉喜次郎大佐の発案によってこれを行い、成果を上げている。
    • この今和泉大佐はさらに独特の爆撃回避法を編み出していた。
      徐々に増速しながら、通常とは逆に敵編隊めがけてふところに飛び込むように変針し敵機をまごつかせる。
      そして敵機の爆弾投下と同時に最大戦速を命令しつつ舵を一杯に切らせ、一挙に急転舵し敵編隊の後ろに回り込む。
      この回避法は効果を発揮し、五十鈴がてっきり「那珂がやられた!」と勘違いするほどの水柱を浴びつつ、全爆弾回避に成功した。
      • 歌だけでなくダンスも得意でなくては、アイドルは勤まらないのだ。もっとも川内型で一番足が遅かったのは那珂ちゃんなのは内緒。
  • 次女の神通が43年7月、長女の川内が同11月に戦没しているため、川内型では最後まで残っている。
    姉二人を失うも、ファンのために笑顔を振りまく那珂ちゃん。中破しても路線変更せず頑張る那珂ちゃん。なんだかんだでアイドルの鑑である。
  • 今和泉大佐の後を継いで艦長になった末沢慶政大佐は戦後手記の中で、
    「母港を出撃してから既に一年以上、トラック島を基地として色々な作戦に従ったが、艦の修理の為母港に帰る状態であった」
    「ところが僚艦などが損傷の為に帰港してしまったので、那珂はその順番を伸ばされていた」
    「しかし『無傷のふね』として、その武勲のめでたさを祝福されていた」と書き残している。
  • そんな彼女の最期は44年2月のトラック島大空襲の時である。
    上記回避法を編み出した今和泉大佐がすでに転勤していたのもあるが、いずれにせよ膨大な敵機群に集中攻撃を受けては逃れるすべはなかった。
    • 米潜水艦の雷撃により航行不能となった巡洋艦「阿賀野」の救援活動の出撃中に起こった。
      トラック島が奇襲攻撃を受けたことを知り戦闘準備を整えたところ、「阿賀野沈没セリ、引返セ」と命令が入ったため、敵機を避けて帰港しようとしたが、
      不運にも敵艦載機に発見され、波状攻撃を受けて沈没している。あれ?やっぱり運が悪い・・・?
    • 第一波、第二波攻撃は「なんなく(生存者談)」避けきったものの、正午ごろ襲いかかった第三波の攻撃は本腰を入れたもので、避けようがなかった。
      艦橋右舷に魚雷、艦橋左後方に250キロ爆弾がほぼ同時に命中。那珂の船体は艦橋後方付近で切断され、前部は間もなく沈没。
      首が無くなった後部船体は、海に投げ出された船体前部の生存者たちの目の前を全速で突っ走っていったのち停止。
      艦長らは内火艇で救助され再び那珂の艦上へ戻ったものの、さらに午後2時過ぎ、第四波の敵艦爆4機が来襲。
      動けない上に艦橋すら無くなった那珂にもはや抵抗するすべはなく、この攻撃によってとどめを刺され、沈んでいった。艦長以下生存者210名が哨戒艇によって救助された。
    • 那珂の轟沈時の様子だが、実は米軍が撮影しており映像として今も存在している。
      艦載機に詰まれたガンカメラの映像から、トラック泊地で爆撃を避けながら奮戦する様子を、カラーで(今ではネット上でも)観る事が出来る。
      http://www.youtube.com/watch?v=LRAjb3RKbII
  • 艦名の由来になった那珂川の河口は、戦車ネタで過熱気味の茨城県大洗町である。艦内神社の分祀元であった磯前神社には軍艦那珂忠魂碑も建てられている。また、その大洗町の北西には那珂市が存在する。
    那珂ちゃんと三式中戦車に思いをはせつつ大洗町を訪ねてみるのもよいが、神社と忠魂碑にお参りの際は真摯な気持ちで参拝すべし
  • 歴代のマネージャー艦長や副長には後の第一航空艦隊司令長官の南雲忠一、後に潜水戦隊司令官・潜水艦隊司令長官を歴任した醍醐忠重、伏見宮博恭王海軍元帥の子息で第六駆逐隊司令も務めた伏見宮博義王など、姉妹艦と比較しても何気に凄い人揃いだったりする。
  • 二水戦旗艦時代、演習中に衝突した深雪を曳航するお仕事もしている。しかし損傷の大きかった深雪は途中で諦めた。那珂ちゃん……


  • 自称「艦隊のアイドル」。アイドルというキャラ設定になった理由は公式側から明言が無い為諸説ある。
    • 前述の史実から良質装備が優先的に配備されていた→他の娘よりいいものを優先してもらえる手間の掛かる娘=アイドルと言う連想。
    • 「艦船図鑑の番号が48→AKB48→アイドル」と固まった物
    • 那珂→なか→中→センター(当時の図鑑番号では48がちょうどナンバー的に中央だった)→アイドル、という連想から
    • 開戦と同時に行われたフィリピンの戦いと1942年末にジャワ島占領の際に行われた「陸軍第48師団」の輸送護衛任務に2度も就いていたため。
  • 正午だろうが夕方だろうが深夜だろうが「おはようございます!」とメニュー画面で言うが、これはリアルの芸能界ではどんな時間帯だろうが挨拶は「おはようございます」な為(これの理由は「挨拶で唯一敬語である為」「芸能界は眠らない業界で誰にでもおはようございますが適切」等諸説ある)。
  • MVPセリフの元ネタはAKB48の前田敦子が言った「私が嫌いでも、AKB48のことは嫌いにならないで下さい」。何気に那珂ちゃんのは当人と所属陣営が逆になっている。
  • 彼女に対してよく使われる「那珂ちゃんのファンやめます」の元ネタは「アイドルマスターシンデレラガールズ」スレで使われる「みくにゃんのファンやめます」という言葉である。
    同じアイドルかつ、何かと那珂がハズレキャラ扱いされるために使われだしたものだと思われるが、相手に不快な思いをさせる場合もある為使う場は考えましょう。グッスマカフェも解体ネタで荒れかけたし。
    • そして決まり文句の後に解体されたりするイメージのせいで何かと執拗に出る印象のある那珂ちゃんだが、実は最初の海域以外は他の軽巡とドッコイの出現率で+最初の海域では神通以上にレアだとか。
      というわけで外れレア扱いされるのは建造での登場頻度によるところが大きい。何故ならばどんな資源配分であっても出る可能性があるらしく、戦艦や空母狙いで大量投入した結果がナカチャンダヨーという悲劇も随所で絶えない模様。
  • 2013年12月のファミリーマートのキャンペーンでは、店外・店内それぞれに掲示されたQRコードを専用ARアプリで読み取ると、週替わりで数名の艦娘のいずれかがランダムに出現するようになっていたが、店内分については毎週那珂ちゃんが出現候補に入っていた模様。
    • またこのQRコードを一般のQRリーダーで読むと、URLに「nakachan」および「nakachandayo」というIDが含まれていた(艦これ以外の初音ミクなどのキャンペーンでも使われるシステムのため、IDでキャンペーンを識別するようになっている)。きっと開発者も提督。
    • 店内には那珂ちゃんのスタンドパネルも設置されるという破格の扱いだった。なおキャンペーン終了後はカーンカーンカーン
  • そんな艦隊のアイドルだっただけのことはあり、那珂ちゃんの名前は川内型グループで唯一、一代限りである。戦後まで人気が続かなかったとか言わない。
    • 復活の声こそあったのだが、先代(つまり那珂ちゃん)が色々とやらかした艦なので、縁起をかついだ海自の中の人があまり採用したがらなかったらしい。歴代が事故ばっかりの娘がいるのになぜ?
      防衛省発表で新型DE*3が近いうちに建造されることが決まったため、艦これでの人気爆発を機に復活させて欲しいものである。
      • ただし「那珂」と同じ磯前神社を艦内神社に勧請した自衛艦として「いそゆき」が存在していた。同じ魂を持った後継者とも言えなくもない?(2014年3月除籍)

この艦娘についてのコメント Edit

過去ログ

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • 初めて那珂ちゃんつかったけどめっちゃうざいくて可愛いので那珂ちゃんのファンになります -- 2014-12-13 (土) 17:31:21
  • 期間限定セリフが『七面鳥のクリスマスケーキも美味しいね!』に空耳した。新たなヒエー枠かと思ったわ。 -- 2014-12-13 (土) 21:29:01
  • 袋でけーーーー!(クリスマス衣装の第一印象) -- 2014-12-14 (日) 00:08:37
    • って、改二の方に書くべきだった・・・すんません。 -- 2014-12-14 (日) 00:09:57
  • 建造時間が1時間だから那珂ちゃんかと思ったら、やっぱり那珂ちゃんだった。さてサンタコスして5−3に・・・ -- 2014-12-14 (日) 10:47:07
  • クリスマス那珂ちゃんドロップしたけど、よく考えるとこれちょっとレアな絵面かもしれんとSS撮ってみた。・・・使いどころはわからん -- 2014-12-14 (日) 22:29:27
  • ドロップ二回共に那珂ちゃん、開発→結果那珂ちゃんワロタ。これはサンタコスの那珂ちゃんを存分に堪能してくれというサービスかもしれんな -- 2014-12-16 (火) 20:47:19
  • サンタコスの那珂ちゃんドロップしたんだけど、絵が去年のクリスマスの物なのはバグか? -- 2014-12-16 (火) 21:01:47
  • 図鑑にクリスマス仕様が登録されるのって那珂ちゃんオンリーなの? -- 2014-12-16 (火) 21:02:57
    • 次のメンテ後に今回の他艦も登録される予定ですよ。那珂ちゃんのは去年の分だから。 -- 2014-12-16 (火) 22:25:30
  • 建造もドロップも那珂ちゃん祭りなんだがww運営、確率いじり過ぎだろ -- 2014-12-16 (火) 22:48:25
  • 那珂ちゃん使ったら補給で『ロケ弁ですね、いただきまーす!』って言った。 -- 2014-12-17 (水) 12:18:45
  • 那珂ちゃん使ったら補給で『ロケ弁ですね、いただきまーす!』って言った。 -- 2014-12-17 (水) 12:19:10
  • クリスマスver入ってからいまだに一回もドロップしてない…… -- 2014-12-17 (水) 21:11:00
  • 12月だけは那珂ちゃんをドロップしても悪くはない。 -- 2014-12-17 (水) 21:36:39
  • 最近の建造は那珂ちゃんラッシュだ… -- 2014-12-18 (木) 21:40:57
  • (史実の)艦隊のアイドルが現れた! -- 2014-12-19 (金) 00:05:42
    • 間宮さんは別ベクトルだから・・・ -- 2014-12-19 (金) 01:42:20
    • あんまり那珂ちゃんが勝てるビジョンが見えんね。方向性が違うから -- 2014-12-19 (金) 01:45:10
    • 食い気には勝てんじゃろ。 -- 2014-12-26 (金) 08:16:22
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White




*1 跡地の1号ドックは練習船日本丸が展示中、2号ドックはドックヤードガーデンとして解放されている。横浜みなとみらいに立ち寄ったら是非見てみよう
*2 のち海軍中佐、戦後は海軍作家となる
*3 乙型警備艦。海外の区分ではフリゲートにあたる沿岸警備用の護衛艦で、戦前の軽巡同様に河川名から艦名を取る