13号対空電探

No.027
	13号対空電探		小型電探
	装備ステータス
	火力		雷装
	爆装		対空	+2
	対潜		索敵	+3
	命中	+1	回避
	射程
	装備可能艦種
	駆逐艦	軽巡洋艦	重巡洋艦	戦艦
	軽空母	正規空母	水上機母艦	航空戦艦
	備考
	「うずしお」での被害を軽減
改修更新
13号対空電探 → 13号対空電探改
艦載用対空電探です。 当初陸上用として開発されたものでしたが、小型軽量で艦載も可能だったため、「13号対空電探」として採用されました。 最終的に戦艦や空母まで、多くの艦艇に装備された傑作電探です。

ゲームにおいて

• 潜水艦を除くすべての艦艇に搭載可能な小型対空電探である。

• 駆逐艦以外の艦艇ではこれが最下位の電探であるため、上位電探があればのせる意味はない。
  • 駆逐艦や揚陸艦が装備できる数少ない小型対空電探。できるなら改良型を載せたい。
    • 最近は改電探のほうを持参する艦娘が増えたため、相対的に世代交代になりつつある。
  • 駆逐艦に高角砲*2+13号電探を載せれば、夜戦連撃による火力安定化と、防空艦として随伴できる優秀な駆逐艦となる。
    • 高角砲を秋月砲にすれば高確率・高撃墜率の対空カットインが期待できる。

• 10cm連装高角砲の防空値は2つで+4、それに13号電探をつければ+5となる。対空を重視する場合、高角砲*2+噴進砲にすれば防空値は+6。
  なので、駆逐艦の対空を重視するなら噴進砲を、対水上戦闘や索敵、渦潮も考慮するなら13号電探にしたほうが良い。
  • なお、これ自体の防空値は0.8（つまり1未満）なので、魚雷x2と組み合わせたりすると全体防空に全く寄与しない。

• 2015/06/12アップデートで、改修工廠に追加。
  • 命中・対空の他に海域マップ航行時における「索敵能力」が向上するとのこと。
  • ★MAXから13号対空電探改に更新できる。ちなみに13号改も改修可能だが、初期の改修から本装備を消費する。
• 開発では出にくい模様。14号対空電探よりも出にくいという提督もいるようだ。
  • 図鑑に登録するだけなら、特定の艦娘を改造して初期装備として持ってきてもらう方が早いだろう。
  • 所持しているのは時雨改二、木曾改二、榛名改二、卯月改、早霜改、清霜改、高波改。
    ただし時雨と木曾と榛名は改造レベルが、早霜と清霜は入手難易度が高く、相当の努力が要求される。
    改修の強化素材のために集めたければ、2-5や5-4で卯月のドロップを狙うのが最も難易度が低いと思われる。
• 因みに13号電探のアンテナ自体は真ん中らへんの長方形のギザギザしたところだけでそれ以外は艦側のマストである。
  • てっぺんにある丸いアンテナは赤城の艤装にもある九一式方位測定儀のループアンテナである。

小ネタ

• 元ネタは、日本海軍の傑作対空電探である「三式一号三型電波探信儀」、通称「13号電探」である。
  • これ以外の電探も「X式Y号Z型電波探信義」を「YZ号電探」というような感じで略す。
  • 日本海軍の電探命名区分は「Y号」の番号で何用の電探かがわかる。「一号」の場合は陸上見張用電探。
    • この名前からも、13号電探が元々艦艇搭載用電探じゃないことがわかる。
  • しかし、重量110kgと軽く分解すれば持ち運び可能*1、出力10kw。探知範囲は航空機単機で50km、編隊で150kmまで探知可能で、
    敵が「敵味方識別装置(IFF)」を使用していれば240〜300kmまで探知可能という優秀な対空電探であった。
    • 因みに主要構造は八木・宇田アンテナを積み上げたものである。流石は八木さんだ。
  • 小型軽量で、21号対空電探に匹敵する性能とあれば21号電探を作る理由はない、ということで戦争後期は13号電探を量産した。
    • 中には21号電探を廃止して13号電探に統一しろ！という声もあったそうな。
    • 実際、秋月型駆逐艦で21号電探から13号電探に換装した例がある。
• 艦これでは潜水艦に装備することはできないが、史実ではこの13号電探を潜水艦にも搭載した。
  • 浮上航行中、および潜望鏡深度での航行中*2に対空警戒を行うことができるため、潜水艦の被弾率が著しく減少したそうだ。
  • 改装当初は無線通信用のアンテナを共用していた*3ために、敵がどっちの方位にいるか分からないという弱点を抱えていた。
    しかし浮上する前にとりあえず怖い航空機が近くにいないことだけでも確かめられれば、それができないよりもはるかに安全に浮上できる。
    後に、ちゃんと専用のアンテナも搭載して、浮上時には敵の方位まで測定できるように再改装されている。
• このような傑作電探にも関わらず艦これでは21号電探の下位互換である。もっと評価されるべき。 評価された結果がこちら。
• 余談だが日本軍の電探そのものの性能は末期までに世界の性能には追いついたが、それを表示するモニターの画質は最悪で見極めるには心眼を必要とすると言われた程らしい
  それよりも米軍のIFF波を検出したほうが有無に関しては早かったのだとか。
  • しかも、そのモニターというのが、オシロスコープの親戚みたいなＡスコープ方式*4だった。
    そのため全周警戒するためにはモーターを介して手動でアンテナを指向し、その方向が終わったらまた手動で旋回方向を指定して…というめんどくさいことをやらねばならなかった。
    ちなみに13号の陸上型はアンテナの旋回も人力で行った。
• もう一つ余談だが、最上改の通常絵の背後の煙突上にあるのがこの13号電探。

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