俗称・スラング集/あ
Last-modified: 2015-07-26 (日) 14:56:17
当項目は『艦隊これくしょん -艦これ-』に登場する俗称・スラング(以下、俗語)を解説するページです。
「俗称・スラング集」内の項目は、以下のような条件を満たす俗語が主に記載されています。
- 公式(大本営)では使われていない俗語。
- 『艦これ』とは直接関係ない俗語。
- 関連サイトや各掲示板など、一部のファンの間で頻用される俗語。
その為、使用率が低かったりあるいはファンの間ですら共通認識化されていない俗語も多数含まれます。
よって、あくまでも(コミュニティを含めた)『艦これ』の世界をさらに楽しむ「おまけ」として、状況に応じた使い方をしましょう。
また、解説の内容にはマスクデータやオカルト的要素も含まれる為、推測や曖昧な表現を伴う場合もあります。
原則として、公式で発表されていること以外に関しての真偽は確定しているものではありません。
★注意★
項目の追加及び内容修正に関して、以下の注意事項を守ってください。
- 追加・修正に関して、いきなり編集する事は避けてください。
不安がある場合、コメント欄にて「○○を追加、修正したい」と発言し、了承をとってから行うようにしてください。
誤字・脱字の修正については事後報告でもかまいません。
- 全ての項目は「知ってる人しかわからないネタ」ではなく、「知らなくても読めば楽しめるネタ」を前提に表現するよう心掛けてください。
特に他作品の俗語・造語やMAD作品など、『艦これ』と直接関わりない俗語に関しては、『艦これ』との繋がりを明記してください。
- 俗称はいわゆる「あだ名」です。その艦娘自身や使用プレイヤーを卑下するような表記及び使い方は避けてください。
- 個人ないし団体を誹謗中傷する俗語、その他公共の場での発言に相応しくない俗語を記載することは避けてください。
- 下ネタ(特に性的表現)に関しては直接的な表現の記載は避け、婉曲的な表現に努めてください。
またその場合でも取り消し線(該当範囲の前後に「%%(半角文字)」を置く)で処理する等、表現上のニュアンスに留意してください。
執筆者は全ての提督・艦娘達への敬意を払いつつ、読者も広い心で受け止めてください。
あ
アイス
給糧艦「間宮」のこと。稀に高速修復材を指す場合もある。
命名の由来は彼女が食料を配給する給糧艦であり、アイスクリームを艦内で製造可能だったことから。
給糧艦のみならず、日本海軍の戦艦の中には冷却機*1の余力を使ってアイスクリームを作る設備を持った艦がいくつか存在する。
アイテム屋娘(あいてむやむすめ)
アイテム屋で現れるNPC娘。
公式の発言で「アイテム屋娘」と呼ばれたため、プレイヤーたちも使用し始めた。
2014/4/23開始のイベント『索敵機、発艦始め!』でこの外観の艦娘の名称は正式に工作艦「明石」と判明。
とは言うものの、いまだにアイテム屋娘の方が通りがいいのも事実だったりする(明石の所有者が少ないせいもあるかもしれない)。
余談だが、工作艦「明石」実装以前には登場演出の画像差分が存在したものの、現在は登場時のワンカットのみに修正されている。
修正日時は不明だが、課金アイテムを購入するともう片方の差分グラフィックで礼を言ってくれるようになっている。
アイドル
那珂「艦隊のアイドル、那珂ちゃんだよー。よっろしくぅ〜!」
上記の通り「那珂」ちゃんのこと。理由は見ての通り。
彼女の自称は図鑑ナンバー(No.48)と図鑑の記録位置(センター)などの繋がりから、「AKB48某アイドルユニット」と絡めたキャラ付けがなされた結果と推察される。
その艦名と図鑑番号をもじり、「NKC48(NKC=那珂ちゃん[NaKa-Chan])」とも。
史実からの繋がりでいえば、 吃水まで4.8mだったり陸軍第48師団*2の輸送護衛任務に従事している。
改二Lvが48だったり耐久が48だったりと那珂ちゃんと「48」という数字は切っても切れない関係である。
2013年12月24日に始まったアルペジオコラボと並行したクリスマスイベントにおいて期間限定衣装に変身。その大きな袋の中身は…。
2014年1月15日のアップデートにて遂に改二へ!那珂ちゃんの快進撃は止まらない!
非常にインパクトが強く人気も高い彼女だが、人気者の宿命故にネタ扱いされる事も少なくない。
前述の某アイドルユニットのみならず、その他様々なアイドルの言動を流用・改変した台詞とコラボ・コラージュされた上で弄られる事もしばしば。
那珂「ゲームがつまらなくっても、那珂ちゃんのことは、キライにならないでください!」
ただし史実での「艦隊のアイドル」枠は間宮さんだったりする。
赤城給食(あかぎきゅうしょく)
ボーキサイトが報酬の遠征任務のこと。
語源は「赤城」のボーキサイト消費量が激しい事に由来。
四コマでとうとう公式化。
あ艦これ/ア艦これ(あかんこれ)
『艦これ』のアウトセウトその他ぶっ飛んだイラストや常識を超えた提督の行動を見た際に漏れる言葉。
「あ艦(ア艦)」と使う場合も非常に多い汎用性のあるツッコミ用語である。
余談だが、「あかん」は関西弁で「ダメだ」という意味。
主に「もうあかんわ……」など自虐的に用いられることが多い。
一方で「こりゃあかん、もう死んどるわ」のように陰惨な現場を見てのネガティブな感想。
龍驤や黒潮の中破台詞がこれ。
あるいは「あかん言うとるやろ!」のように他人の失敗や問題を制止する言葉としても多用される。
なお、同名のまとめブログも存在する。
もともとは、まだ艦これの各種サーバーの強化がなされていないころ、ぷかぷか丸から一向に進まなかったり、操作をする度にすぐ猫るなど、まともにプレイができない状態になった時に提督たちが呟いていた言葉。
最近は、カタカナで「ア艦これ」と書いた場合「アニメ艦これ」を差すことも多くなった。
主にアニメの出来自体もあ艦これだったせい。
あっさりーしっじみーはーまぐーりさーん
アニメ第8話にて、吹雪 貝二 が砂浜で潮干狩りをしながら口ずさんでいた歌。
極めて中毒性が高く、某動画サイトには延々とループするだけの動画もアップされてるそうな。
特に言及はされていないが、おそらく作詞作曲ともに吹雪自身であろう。
吹雪の可愛らしさが特に引き立つシーンで、一発轟沈してしまった提督も多いとか。
アスロック米倉(アスロックよねくら)
かわぐちかいじ著漫画『ジパング』に登場する米倉薫(よねくら かおる)1等海尉のあだ名。雑談掲示板で散見される。
太平洋戦争にタイムスリップしたイージス艦「みらい」の水雷長だが、劇中迫り来る米潜水艦に対し
「そんなに…僕達の力が…見たいのか…?」「殺られる、前に!」
と独断でアスロック(対潜兵器)を発射してしまう。
関連:トマホーク菊池
アルバコアだろうがシーライオンだろうが問答無用で瞬殺上等な彼の立ち居振る舞いに隠れファンも多い。
雑談掲示板では潜水艦ネタ(敵の潜水艦を発見など)で度々登場するものの、大抵最後はCICから叩き出される。
上位互換に米空母「ワスプ」へのトマホーク攻撃を行った、「トマホーク菊池」も存在する。
史実では伊19がワスプを撃沈しており、ノースカロライナも大破させているのだが、『ジパング』では両方とも「みらい」が撃沈または大破させた。
ちなみに、アスロックに狙われていた米潜は「ガードフィッシュ/SS-217」。ガトー級の6番艦で、アルバコアの姉であり、グロウラーの妹にあたる、史実では太平洋戦争を生き抜いた武勲艦。
リアルでもフィクションでもめちゃくちゃな姉妹である。
あたごん/アタゴン
「愛宕」のこと。
出撃時の台詞がそう聞こえることが由来であり、怪獣っぽい名前なので一部では愛称として親しまれている。
なお類似のものとして「たかおん」もあるが、あたごんに比べるとあまり使用されない模様。
アナルバイブ
「捨て艦」の別称。
捨て艦戦法の是非を巡って掲示板が荒れに荒れていた折、突如過去ログの『捨て艦』を『アナルバイブ』に置換したテキストデータが投下された。
それが大ウケし、スレに一時の平和をもたらした功績がある。
(例「この海域めんどくせー、もうアナルバイブするわ」「アナルバイブ何回しようが俺の勝手だろ」)
今でも「捨て艦提督」を「アナルバイブ提督」と言い換えるスレ民もおり、
そうすることで「捨て艦野郎」や「ブラック鎮守府」という言われ方を何とも思わないプレイヤーに精神的ダメージを与える。
アハトアハト(Acht-Acht)
伊8の補給時セリフより。「アハトアハト(Acht-Acht)」はドイツ語で「88」という意味。
ドイツが生んだ傑作対空砲8.8 cm FlaK 18/36/37のことである。
対空砲として製造されたが、対空砲に求められた能力は対戦車戦闘及び陣地攻撃にも効果的であったことから、当初から両用砲としても運用された。
ドイツ陸軍と空軍のあるところそこら中で使われ、発砲音を聞けば連合軍は恐怖に怯え、ドイツ将兵は歓喜に震えたという。
ちなみに、日本にあったとの文献があるがこれは「8.8 cm SK C/30」であり、日中戦争中に南京郊外で鹵獲され「克式八糎高射砲」として使用された。
なお、鹵獲品をデッドコピーし「九九式八糎高射砲」として準制式化され本土防空戦を戦った。
また同じ88の数字がらみで「八八式七糎野戦高射砲」というのもある。制式化の年次のとおり第一次大戦の遺物に毛が生えた程度の性能……なのだが、とにかく軽量なので連合軍側が予想もしないところに巣を作っていて、
航空機は撃墜するわ戦車は片っ端からスクラップにするわとなかなかの暴れぶりである。
炙る(あぶる)
建造時に高速建造材を使用すること。バーナーであぶるように見えることから。
人によっては「燃やす」とも。
天城越え(あまぎごえ)
伊豆の下田街道における難所、天城山(空母天城の語源)の峠を通行すること。
演歌歌手の石川さゆりが1986年に発表した名曲としても有名。
転じて、艦これでは以下の意味で使われる。
- 2015冬イベントを完全攻略すること。
イベント海域最深部(E-5)の攻略報酬として空母天城が新規追加されたため、このE-5をクリアし天城を入手することを「天城越え」と呼ぶ提督が現れた。
このイベントで初めて難易度選択式が導入されたが、最高難易度(甲作戦)を選択した上で攻略したことのみを指して天城越えと呼ぶ場合もある。
- 天城を改造すること、または天城改そのもの。
着物姿の改造前から一変して大変派手な姿になることから、何か一線を越えた(超えてしまった)様子を表現した言葉。
「あら、あらあら」
「我が鎮守府では未実装の長門」を求めて戦艦レシピを回しに回した結果、「建造時間5時間」=「長門が来る!」とスクショを投下した提督へのお約束的ツッコミ。
語源は「陸奥」の口癖より。このツッコミが現実になるまでが一つの様式美。
ちなみに「陸奥」と「長門」はどちらもレアリティは同じで、性能も運のステータスが極端に違う程度で大差はない。
しかし、「陸奥」が比較的広い範囲でドロップするのに対し、「長門」は後半の難関マップのボスでしかドロップしないため陸奥より長門を望む人の方が多いのが現状である。
あくまで期待通りの結果が得られるかを扱ったネタであり、決して「陸奥」が「長門」より劣っているような意味ではない。
ともあれ、念願叶って見事「長門」竣工の暁には、提督諸氏からの嫉妬の舌打ち……もとい心からの祝福を貰えるだろう。
ラバウル所属の提督が集まる某スレでは「陸奥になるビーム(MNB)」(初出時は光線)なる新兵器が実装されているとか。
関連:yaggy
アルバコア/SS-218
艦娘達の天敵である潜水艦、その中でも最上級の戦果を上げた存在である。米海軍の「ガトー」級潜水艦の一隻で、名前は「ビンナガマグロ」の意。
彼女の手にかかり犠牲となったのは「天龍」「大潮」「漣」「大鳳」、他7隻の特務艦・輸送船。
しかし、『艦これ』的に彼女の猛威はそれだけでは済まない。
例えば潜水艦に撃沈されていないはずの「曙」が潜水艦に苦手意識を持っているのも、アルバコアによって眼前で「漣」を撃沈されたせい。
「満潮」がやさぐれている理由の半分もアルバコア。満潮の入渠中、アルバコアによって「大潮」が沈没。
その僅か2週間後、空襲により「朝潮」「荒潮」が続けて戦没し、第8駆逐隊そのものが解隊された事に起因する。
さらに言うと「阿賀野」もあわやアルバコアに撃沈される所であった。
艦娘のモデルとなった艦艇の最期を見ていると、同じ名前を最高4度見かけるハメになる。
その惨状っぷりに、「またアルバコアか」という決まり文句も定着しつつある。
アルバコア自身は1944年11月7日に北海道椴法華村(現函館市)の恵山岬灯台の沖合で機雷に触れ沈没している。
潜水艦にしては珍しく戦没日時が特定されているのは、第28掃海隊所属の特設掃海艇・第七福栄丸により、敵潜水艦の沈没が目撃されていたため。
同時刻に当該海域を哨戒していた敵潜水艦はアルバコアだけだったのだ。
ちなみにアルバコアの沈没海域は恵山岬灯台から近く、見ようによっては見れるかもしれない。
これに並ぶ、もしくは超えることができるのは「シーライオンII」、「グロウラー」、「ハーダー」、もしくは最強の呼び名も高い潜水艦「トートグ」くらいである。
しかし、そもそもハーダーとトートグは第二次世界大戦全体でも最強クラスの潜水艦なのだが……。
とはいえハーダーの方は海防艦に撃沈されてしまっているが。
なお、イギリスにもアルバコアは存在、こちらも第二次大戦に参戦している。ただしこちらは飛行機である。
Bismarck(ビスマルク)に「あの忌々しい複葉機」と呼ばれている名機ソードフィッシュ(Swordfish、カジキ)の後継機として開発された艦上雷撃機だがあまり変わり映えせず、現場での評価ではむしろ劣ったため機種転換された部隊からは「ソードフィッシュに戻して欲しい」と言われることも多かった。結局ソードフィッシュより先に退役している。
アルペジオ
蒼き鋼のアルペジオのこと。
ヤングキングアワーズ(少年画報社)において、2009年11月号から、Ark Performanceによって連載中。単行本既刊9巻(2014年7月14日現在)。
温暖化により陸地が減った近未来で、帝国海軍艦を原型とした謎の超兵器「霧の艦隊」が突如現れ人類から制海権を奪った世界…。
日本とその近海を主な舞台に、人類側に味方する潜水艦「イ401」が活躍する青年向けSF海洋戦記漫画である。
艦これと同じく第二次大戦中の戦闘艦艇をモチーフとしており、艦を掌る中枢が「メンタルモデル」と呼ばれる少女の姿をして登場する。
2013年5月29日にアニメ化が発表され、さらに艦これとのコラボレーションもあって知っている提督も多いと思われる。
赤城などを担当している藤田咲氏がヒュウガの声を、高雄などを担当している東山奈央氏が八月一日 静を、睦月型担当の日高里菜氏がイ400の声を担当されたりしている。
奇数回のエンドカードが「アルペジオ」のメンタルモデルと「艦これ」の艦娘、双方の同名艦同士のコラボイラストになっており、
第1回でしばふ氏が原作版イオナと当時艦これでは未実装だった艦娘版「伊401」を描いて話題となった。
これは後に、後述するコラボイベントの海域突破報酬として艦これでも現実のものとなった。
2013/12/24からはアニメ版(-アルス・ノヴァ-)とのコラボイベントが開催され、
「タカオ」「ハルナ」「キリシマ」「コンゴウ」「マヤ」が敵艦として、「ヒュウガ」がユーザーサポーターとして登場した。
また、同イベントの攻略状況に応じて主人公艦「イオナ」と敵艦「タカオ」「ハルナ」の三艦は味方艦隊としての期間限定運用が可能だった。
以上の全艦はイベントマップ・通常マップ問わず原作さながらにその猛威を奮ったのだが、
真に恐れられたのは彼女らが『敵』となる演習であった*3。
関連:カ〜ニバルだよっ! キリクマ クラインフィールド
アレ
北上:「あ、アレ?アレはちょっと積みたくないなぁ……」
伊58:「てーとく、アレはいらないからね」
大日本帝国海軍の特攻兵器「回天」のこと。北上も回天搭載艦に改造をされている(艦これでは運営の方針で搭載対象が甲標的に変更)。
「回天」とは改造した九三式酸素魚雷の中に人間が搭乗し、直接操縦して特攻するという人間魚雷である。
史実で回天搭載母艦となった複数の艦娘が言及し、拒否や嫌悪感を示している。公式四コマでも潜水艦姉妹が震え上がっていた。
回天搭乗員との生活を想像していただきたい。回天搭乗員は出撃時に「決死」ではなく「必死」を義務付けられた軍人なのだから。
この回天だが、一部の提督達からは「お利口さん魚雷」と呼ばれているとかいないとか。
由来は恐らく「伊58」の「ゴーヤの魚雷はおりこうさんでち!」という台詞からだが、彼女がゲーム中で積んでいる魚雷は通常魚雷の為、これは明らかな誤用である。
ゲーム設定的にはむしろ「回天を使わずに沈めたい」というゴーヤの矜持もあると考えられる。
彼女は史実でも米重巡「インディアナポリス」撃沈時に「回天」を使わなかった。故に士気の高い回天搭乗員がひどく悔しがった記録がある。
その後の戦闘で満を持して「回天」を出撃させたが、残念ながら米軍の必死の反撃もあり戦果は挙げられなかった。
なお、『艦これ』においては運営が公式に「回天をはじめとする特攻兵器の実装は絶対にしない」と言及している為これらを拝むことはないだろう。
…ただし、あまりにアレな発言をする提督には、憲兵隊から搭乗を指示されるとか。
ちなみに公式4コマの単行本での解説ページでも「某兵器」とお茶を濁していた。
よって回天による戦果に所縁のある伊53は艦これでは実装しないものと思われる。
い
「〜〜以外ありえませんぞwww」(-いがいありえませんぞ-)
「論者積み」を支持するいわゆる論者と呼ばれる方々が用いるロジカル語法(※)のなかでも代表的な言い回しのひとつ。ネットスラングの一種である。
(※論者の用いる語法。一人称は「我」、生やす草は「w(半角)」ではなく「w(全角)」などといったピコピコには耳が痛いであろう極めて当然のルールが存在する。)
本来ならば役割論理仕様のキャラは先頭文字を「ヤ」に変える(例:ヤンギラス、ヤルガルド等)のだが、こちらでは大半のキャラの名前が漢字になっているせいかほとんど見受けられない。
『ポケモン』における役割論理(論者積みを参照)提唱者の、2chのポケモン板における書き込みが発祥。
艦娘の装備構成とポケモンの技構成の類似性を準えて『艦これ』に持ち込まれたようだ。
おもに装備スロットの構成などで散見される。
『艦これ』界隈に限らず、この形式の発言は基本的にジョークなので初心者提督は釣られないように注意。
また本家論者(ポケモンユーザー)の中にはあまり好ましく思っていない人もいるため、乱用は禁物。
「んんwww戦艦には主砲ガン積み以外ありえないwwww」「正規空母には艦攻ガン積み以外ありえませんぞwwww」
イク
潜水艦「伊19」のことであり、彼女の自称。
彼女の存在や立ち居振る舞いは、『艦これ』が「DMM.com提供のゲームである」ことを思い出させてくれる。
ついたあだ名は「泳ぐ18禁」。
居酒屋「鳳翔」(いざかや「ほうしょう」)
練習空母としての役目と彼女の家庭的なイメージから「お艦」と云う愛称が誕生。
そうしたイメージが転じた結果、提督達の尽力(?)によって開店した居酒屋(または小料理屋)。
本来は上記のイメージから「女将である彼女はいつしか提督や艦娘達へ夕食・晩酌を振る舞う癒しの存在となった」という二次創作的設定に過ぎなかった。
しかし、アップデートで追加された「千歳」の時報メッセージ
「午後七時。 そろそろ晩ご飯ですね。鳳翔さんのお店に行ってみます?」
により(居酒屋かどうかは不明ながら)「鳳翔がお店を営んでいる」という公式設定が加えられた。
ちなみに、公式4コマ第16話にて、その様子が再現されていたりするが、これが公式設定に準じるものなら正に居酒屋そのもの。
電撃大王連載の『止まり木の鎮守府』でも「食事処 鳳翔」が登場している。こちらは居酒屋というより名前の通り普通の食べ物屋。
コンプティーク連載中の「とある鎮守府の一日」では昼は間宮さん、夜は鳳翔さんが鎮守府の一部を借りてお店を営業している。
ちなみに本誌特典小雑誌の方では赤城が蒸かしボーキサイトというカオスな物を喰っていたが、単行本では手羽先に変更されている…のだが、序盤の遠征出発シーンでは「ボーキサイトっておいしくない」がそのまま残ってしまっている、詰めが甘い…。
五十鈴電探(いすずでんたん)
「五十鈴改」が初期装備で持っている「21号対空電探」のこと。普通に21号電探と略されることもある。
電探は開発で出にくいため、比較的入手しやすい「五十鈴」を少し育てるだけで確実に手に入るこれを多用する提督は多い。
五十鈴改以外にも初期装備として持ってくる艦娘もいるが「後述」の理由により五十鈴(が持ってきた)電探と表記される。
五十鈴牧場(いすずぼくじょう)
改造することで電探が手に入り、近代化改修に使えば対空値を大きく上げられる事から「五十鈴改」を量産する行為。
改造レベルをもじって十二鈴牧場という場合もあった。
いわば使い捨て扱いのため、純粋に五十鈴が好きな層には強い不快感を抱かせるので注意。
五十鈴を育てる→その最中に新しい五十鈴がやってくる→後で育てるために保持→また新しい五十鈴が(略)
というループ状態に陥る提督も多いらしく、保有枠の圧迫に悩まされているらしい。
なお、2013年9月25日のアップデートで「五十鈴改二」が実装されてからはLv12を超えて育てる価値が高まった。
対潜要員としてはトップ*4の性能を持ち、開発しにくい三式爆雷投射機も持ってきてくれる。
グラフィックもさらに可愛くなったし、本当に良かったね。
また彼女は長良型でもっとも胸部装甲が厚いと言われており、その線から別の意味の牧場ネタに走る提督も。
出雲丸/いずもま/イズモマン(いずもまる/-/-)
「飛鷹」のこと。
空母改装前の艦の名前が「出雲丸」だったことから。詳しくは同ページを参照。
入手時の台詞「名前は出雲ま…じゃなかった、飛鷹です。」から「いずもま」「イズモマン」と呼ばれる事も。
イセックス級航空戦艦(いせっくすきゅうこうくうせんかん)
「伊勢改」と「日向改」(伊勢型航空戦艦)の事。入力の際は誤変換に注意。合意セックス
改造により空母としての機能を持つようになり、アメリカ海軍正規空母エセックスの名称と絡めて、このように呼ばれるようになったと思われる。
改造後は火力を除く各数値(特に回避、対空、運)が上昇し、「九一式徹甲弾」「一式徹甲弾」も使用可能であるから運用次第では相当な強さを発揮する。
扶桑姉妹に続く改二の実装が望まれている。
「一航戦赤城、寝ます!」(いっこうせんあかぎ、ねます!)
その強大な戦力と引き換えに、果てしないまでの入渠時間を必要とする事を端的に示した、正規空母「赤城」の編成/出撃台詞のもじり。
比較的初期段階に手に入るが故に、着任当初は国力以上の存在となる彼女には「妖怪食っちゃ寝」「ボーキサイトの女王」など風評被害*5が多いわけで。
...ほら、加賀さんが頭から湯気出して睨んでますから。
いない艦の名を呼ぶ病(いないかんのなをよぶびょう)
艦これプレイ序盤から見られ、中盤、場合によっては後半まで完治しない一部の艦娘達が発症する病気。
その病の症状は、「貴方の鎮守府にまだいない艦娘と思しき誰かの名前を口ずさむ」。
…要は貴方がまだ手に入れていない艦娘とその艦娘がセットでリンクする台詞が相方不在のせいでおかしくなっている状況。
あたかもそこにいるかのように虚空に話しかけたりする重症キャラもいるので、なんとも気まずい。
治療法は唯一つ、「早くその艦娘を入手して会わせてあげる」というある意味で簡単だがある意味で難しい手段である。
もっとも下記の面々のように、未実装艦の名前を呼ぶ場合の治療法はない。実装が待たれるものである。
尚その二人の片割れを轟沈させたりすると再発させてしまう上に提督には最初の時より更なる罪悪感が襲い掛かる。まじ地獄である。
一部提督にも発病が確認されており、その艦娘を轟沈させてしまったりドロップ・建造でまったく入手出来ない事実を受け入れられない者が患う。
もっとも、ビスマルクの台詞はシャルンホルストとの再会を望む物なので、実装、着任後に台詞がこのままだとむしろおかしい事になる。
異能生存体(いのうせいぞんたい)
元々はアニメ『装甲騎兵ボトムズ』劇中の用語。
生存確率が桁違いに高い生命体(当該作品では主人公のキリコ)の呼称で、ぶっちゃけて言えば極端な「主人公補正」を設定に明文化したもの。
この異能の持ち主が死の危険に晒されると、時に物理法則を捻じ曲げてでも「都合のいい偶然」が起こり、死が回避される。*6
転じて『艦これ』では運の数値がずば抜けて高い艦娘、特に史実でも数々の激戦を潜り抜けて生存した「雪風」の通称として用いられる。
ちなみに細かい事を言うと、ボトムズのそれは「生き残る」という結果に関してのみ極端なのであって、
怪我をしたり周囲の仲間に対する被害には一切関知しない。
実際作中でもキリコは生き残りはしたがとんでもない重傷を負っていたり、
次々と仲間を失う事から他人との関わりを避けたがるようになっていたりする為、だいたい無傷で帰ってきた雪風とは異なる。
また「キリコと同じで周りが全滅する」と扱われがちだが、史実の雪風は常に周りの被害が大きいわけではなく、
雪風以外が全滅した戦闘に至っては一度もない点は注意する必要がある。
そういう意味では、自分もボロボロになったり周りも巻き込んだりしてる「青葉」や、
中破・大破から蘇り続け、スリガオ沖海戦で僚艦が全て沈む経験もしている時雨あたりもある意味相応しいのかも。*7
嫌がらせ編成(いやがらせへんせい)
執務室を離れている間、第1艦隊の旗艦と二番艦を低レベルの艦娘(基本的にLv1)を置き、
残りの枠を高レベルの戦艦や空母、潜水艦や雷巡等で艦隊を編成して放置する行為。
これらの編成に演習で勝利するにはかなりの高コスト艦隊を組まねばならない一方で、勝っても得られる経験値が極端に少ない。
艦これの演習は間接的な対戦要素でしかなく、演習の対象になる側は勝っても負けても何の影響も無いため、
このような「勝っても旨みの少ない編成」にする事の直接のメリットは何も無い。*8。
従って、このような編成にする理由としては「単純な悪意による嫌がらせ」と解釈されることが多い。
なお稀に旗艦と2番艦の放置艦であるLv1艦であっても近代化を完全完了していることもある。(基本的にLv1放置といえば近代化☆1等でドロップ仕立ての艦娘を用意することが多い模様)
最近は対空カットインの実装があったため、相手のボーキを大量消費させたり空母を置物にさせる理由で故意に全艦を対空カットイン装備で放置している艦隊もそう言われる事もある。
もっともこの場合は敵に空母や航巡等が不在ならば艦戦のみ(あきつ丸等)で回避したうえで制空権をとれるが。
極稀に駆逐艦の通常連撃装備でかつ高確率で対空カットインが発動する、秋月がいるだけで嫌がらせ認定する人もいる。
またはぱっと見ると高レベル放置だが空母に艦戦ガン積みで制空権をとらせない事で艦戦を落としつつ、対空カットインで攻撃機を全滅させボーキを大量消費させるトラップ艦隊も存在する。
こちらはトラップではあってもとにかく勝てば経験値はしっかり貰えるが、ガチ艦隊の場合勝つこと自体は敵の編成と制空権次第、命中率等に左右されがちになるが、旗艦と2番艦が高レベルならば負けてもそこまで悲惨ではない。
そもそも潜水艦隊や戦艦や雷巡等のごり押し艦隊などボーキの負担に無関係な艦隊で挑まれる可能性もあり、
そもそもボーキの消費を見ていなくて嫌がらせと気づかれない場合も多々あるので、嫌がらせ度は比較してかなり低い。
また、以前は潜水艦オンリーの艦隊で放置する事も人によっては嫌がらせ編成と呼ばれる事があった。*9
現在はこちらについては陣形が選べるようになった事で解消されており、また敵も潜水旗艦かつ4隻以上なら梯形陣となったため(3隻以下は単縦陣のまま)、
潜水艦オンリーはむしろ駆逐艦などでも安定して経験値を稼げるカモとして喜ばれる対象に変わっている。※状況次第。
また陣形が選べたとはいえ、アルペジオイベントの時にイオナで放置する艦隊全般で言われたこともあった。この理由は単純に「イオナがいるだけでS勝利がほぼ不可能になるから」であった。
またイベントの最終海域に出撃するためにクリアしなければいけない任務である「演習に4回勝利」という任務もあったため更に広まった可能性がある。
ただし、「全艦低レベル艦隊」「ガチ艦隊」「3-2-1レベリング艦隊」「明石での修復中の艦隊」は、「嫌がらせ編成」とは別物であるため注意が必要である。
ただし逆手を取って明石修理中だが明石自身のレベルも1、2番艦も1、3番艦以降が高レベルにする人がいる。この場合嫌がらせ編成と取られる事が多い。
もっとも明石自身は近代化を完全に完了しても、一般艦種と比べて非常に弱いためスナイプB勝利がありえる。
区別が付けやすい場合もあれば付けにくい場合もあるが、経験値以外にちゃんとした利用方法がある艦隊や
(全艦低レベルは経験値こそ低いが強化が不十分な遠征用艦隊でも勝利してキラ付けが手軽にできる、など)
その提督自身がちゃんとしたゲーム進行のための理由を持って編成している艦隊を勝手に嫌がらせとして
文句を付けたり晒したりするのは筋違い。逆に貴方が笑われるので注意しよう。
なお、誰がどう見ても正真正銘の嫌がらせ編成であるとしても禁止されている行為という訳ではないので、
本来ならば嫌がらせ編成を見たからと言って文句を言ったり晒し上げたりする筋合いは無いし、
逆に放置時は他人の演習経験値がおいしくなるように高レベル単艦放置をしなければならないルールも無い。
しかし将来的に友軍システムなど、何らかの形で同じサーバーの他の提督と直接関わるようになった時、
嫌がらせ編成でいろんな意味で有名になっていたりするとどうなるかは予想が付くと思われる。
関連:単艦放置
イムヤ
潜水艦「伊168」のこと。
168を当て字としてそのまま読んでおり、彼女の自称。
「いろは」と読まないのは、当時の潜水艦の種別が「伊型」「呂型」「波型」となっていて被るためと推察される。
他人の義兄をストーキングしている自称幼馴染と同音だからでは断じてない。*10
引率(いんそつ)
レベリングや遠征で、上位艦種・高Lvの艦娘がそうでない艦娘と同じ艦隊に入って出撃すること。
あたかも引率の先生・保護者と児童の関係のように見えることから。
『艦これ』における遠征の基本編成が軽巡1隻+駆逐数隻というものなので遠征においては軽巡に用いられる。
レベリングにおいては戦力的な点から引率が数隻になる場合もある。
プレイヤーも引率の責任者と言える立場なので、くれぐれも慢心から来るトラブルが無いよう気をつけたいものである。
関連:天龍幼稚園
インテリヤクザ
もしかして:霧島
特攻の拓の1コマとのコラネタもあり、またの名を[[霧島ネキ>#俗称・スラング集/か#mistress_kirishima]]とも。
知的な見た目や言動に反し、史実の戦艦霧島が他の戦艦とノーガードで殴りあう程の武闘派だったことに由来する。
その後実装された「霧島改二」は、火力だけなら長門型すら上回る砲撃特化艦であった。さもありなん。
う
熟れた狼(うれたおおかみ)
もしかしなくても:足柄
肉感的な高雄型共々アダルト成分が強い重巡洋艦(彼女達は二等巡洋艦)。
特に足柄はその容姿の第一印象が『婚活に必死なアラサーOL』だったため、彼女の史実におけるあだ名「飢えた狼」から斜め上の想像をしてしまった提督が多数。「(男に)飢えた狼」と呼ばれる事もある。
結果こんな不名誉なもう一つのあだ名がつくことに。薹が立ってると言われないだけマシ
ゲーム中ではそこまで直接的な表現はないのだが……ちなみに、妙高や那智が巻き添えになることも多い(羽黒は普通の恋愛適齢者扱いが多い)。
アニメでは合コンに失敗したという駆逐艦の発言がされた。なんでこうなった
ただしよく二次創作界隈で勘違いされているが史実の建造関連年次と艦娘の外見(人間)年齢は関係無い。
基本的に外見年齢は艦種によって設定されている。従って他艦種(特に外見が重巡より下に設定されている駆逐や軽巡)の建造年次との比較は「そもそも無意味」。
ついでに言うとゲーム中の台詞に限ってみれば足柄が夢中なのは「婚活」でも「合コン」でもなく「戦闘(特に勝ち戦)」である。
いずれにせよ足柄好き提督の間ではこのネタは快く思わない人も多い(というか禁句に近い)ので取扱注意。
え
エアプ/エア提督(えあていとく)
エアギターなどの「エア」とプレイヤーの「プ」を組み合わせた造語。
実際にはゲームに参加していないのに、聞きかじりの知識で知ったかぶりをする者のこと。
質問掲示板や攻略Wikiなどに現れては、古い情報や非現実的な手法を撒き散らす迷惑な存在である。
知識の浅い者や自分と異なる見解を持つ者に対するレッテル貼りとしても多用される。
ちなみにアニメ艦これに登場する提督も、確かに存在するはずなのに姿が全く画面に映らないため
「エア提督」と呼ばれることがある。
英国面《British Side》(えいこくめん)
イギリス軍の兵器を中心として、どうすればこんな考え方や制作物ができるのか分からないモノ全般を指す。
もちろんスター・ウォーズの「暗黒面(Dark Side)」が元ネタ。
実例についてはニコニコ大百科の記事が詳しい。
イギリス軍は戦車や空母や弩級戦艦のように歴史的に評価すべき画期的な兵器も多く生み出している*11のだが、
ブリテン紳士の考えることは何かと他国の理解の範疇を超えている事からついた俗称である。
他国人でも英国面に堕ちる例があり、日本では「く号兵器」や風船爆弾、万能水上機「瑞雲」に重雷装巡洋艦、航空戦艦など英国面的な兵器が計画/誕生している。(日本海軍はそもそも英国海軍をモデルとして交流もあった「弟子筋」であるため、紳士力は元から高かったっぽい)
それゆえ現在でも一部の物好き連中ロマンティスト達の心を惹き付けて止まず、彼ら英国面崇拝者に堕ちた人々が今日もどこかで布教活動に勤しんでいる語り合いをしているらしい。
『艦これ』では「某英国産まれの紅茶戦艦」を指すことが多い。彼女も当時としては相当先鋭的な設計だったが、幸いなことに成功例である。
…しかし実際に英国面である毘式40mm連装機銃が実装されてしまった。
ただ史実の産廃っぷりはナリをひそめ、艦これの機銃の中では高性能な部類であるので安心してほしい。
餌/素材(えさ/そざい)
近代化改修で消費される艦娘のこと。
餌という表現に嫌悪感を抱く提督もいるため、素材と表現するのが無難かもしれない。
エラー娘(えらーむすめ)
エラーが発生したときとチュートリアルで現れるセーラー服姿のNPC少女のこと。
2013年の6〜8月はユーザ数が急増した為サーバが非常に不安定であり、しばしばこの娘が現れており恐れられていた。
現在2代目だが、先代は猫を抱えており「妖怪猫吊るし」というあだ名で呼ばれていた。
エラーの原因は猫という設定(サーバー→鯖。猫が鯖を食べる事から)らしく、2代目である現在は猫に土下座している姿が描かれて猫に対して立場がより低くなっている様子が見られる。
その他にも新規着任の解放待ちや抽選漏れの際に登場するエラー娘もいるが、状況が限られるため知名度は比較的低い。
ちなみに、初代はチュートリアル担当でもあり、正確にはそちらが本業である。
演習番長(えんしゅうばんちょう)
損傷による資源のドカ食いを恐れ、通常海域に出してもらえず演習でしか活躍しない艦のこと。
戦艦勢、特に大破しようものなら4桁の鋼材を要求する大和型がこれになりやすい。
可哀想なので、たまには実戦で存分に暴れさせてやりましょう。
幸か不幸か、戦艦棲姫をはじめバリ堅な敵艦がイベント最深部で待ちかまえることが増えたため、戦場での活躍は増えつつある。
沿岸バス株式会社(えんがんばすかぶしきかいしゃ)
北海道北部日本海側を中心に路線/貸切バスを運営している会社で、自衛隊宮城地方協力本部と並ぶ公式提督の双璧。
比較的早い時期から2ちゃんねるユーザーを対象にしたバスツアーや「絶景領域・萌えっ子フリーきっぷ」、
潜水艦娘に通ずるスク水っ娘の「ラッピングバス」、Twitterなどによってその界隈では有名な存在である。
中の人は五月雨教徒で姉妹艦の涼風と共に愛でており、会社のTwitterだというのに五月雨との結婚をSSまでつけて報告したり、
他のバス会社から艦これの問い合わせを受ける、タニタ提督の慢心に温かいエールを送るなど、その暴れっぷりは枚挙に暇がない。
ハッシュタグの「#五月雨ちゃん友の会」「#艦これの合間に仕事します」が伊達ではないことがよくわかる。
いいぞ、もっとやれ。
なお、北海道北部という試される大地ゆえ、暴風雪波浪警報なんぞ出された日には「#艦これしてる場合じゃねえ」となる。当たり前です。
エンタープライズ(CV-6)
ヨークタウン級航空母艦の2番艦で、「ビッグE」の愛称で名高い空母。
開戦当初から中盤にかけてのアメリカ海軍の航空母艦が不足していた状況下において重要な役割を果たした。
第2次世界大戦最高の武勲艦であり、連合艦隊最大最強の宿敵である。
艦これに実装されている艦艇の内、「赤城」、「加賀」、「飛龍」、「瑞鶴」、「瑞鳳」、「千歳」、「千代田」、「武蔵」、
「比叡」、「衣笠」の撃沈及び撃沈に貢献した他、数多くの艦艇を海の藻屑にするなど、圧倒的なまでの武勲を誇る。
彼女と戦って生き残ったのは「雪風」や「隼鷹」など片手で数える程しか存在しない。
その圧倒的なしぶとさは、大本営発表で9回も撃沈報告がなされたほど。
ヨークタウン級自体が激戦の中で使い潰された艦級であるため、姉妹艦3隻のうち生き残ったのはエンタープライズのみである。姉のヨークタウン(CV-5)をミッドウェイ海戦で、妹のホーネット(CV-8)を南太平洋海戦にて喪っている。
建造経緯や時期では蒼龍・飛龍と同世代だが、戦歴で見ると翔鶴・瑞鶴と関係が深い。特に瑞鶴とは3回も矛を交えている。
詳細な戦歴は長くなるので、ここを参照されたし。
艦名のエンタープライズと、「ビッグE」という愛称は世界初の原子力空母(CVN-65)に引き継がれ、同艦退役後はジェラルド・R・フォード級の三番艦(CVN-80)にその名が受け継がれることが決定している。また、SFテレビドラマ「スタートレック」に登場する宇宙船や、スペースシャトルにも同じ名前がつけられている。
お
オータムクラウド
秋雲の事。秋をオータム、雲をクラウドと名前をそのまま英訳したもの。
史実ネタから「イラスト描き」というキャラ付けがされた彼女。
そんな彼女を愛する提督達から贈られた「ペンネーム」の一つであり、敬意を込めて「先生」を付けて呼ばれる事が多い。
薄い本で見かける機会が多いとかなんとか
大井っち(おおいっち)
「北上」による「大井」の呼称。
重雷装巡洋艦コンビの百合百合しさを端的に表す微笑ましい言葉である。
ちなみに「大井」自身は「北上さん」と呼ぶところにもまたこだわりが。
この呼称で大井を呼んでいるプレイヤーや提督がこう呼んでいる二次創作もある。
「私を大井っちと呼んでいいのは北上さんだけですよ?」か「提督も特別に良いですよ」かは人による。
緒方健三(おがたけんぞう)
大型艦建造を擬人化(?)した俗称。初出は、コメント欄における誤変換。
大食らいで各鎮守府の資源を食いつくす妖精さんの王様らしい。
初実装艦のうち過半数が帝国陸軍所属艦なので、陸軍将校ではないかという説もある。
大和や大鳳を狙って大建艦時代に突入した提督達が、外れたときの悲しみをこの緒方さんへと向けている。
もしかしたら彼を満足させた者に大和や大鳳を授けているのではないかと疑うくらい提督に人生の厳しさを教える存在。
当然ながら全国の緒方さんや、緒方さんという名前の提督がいたとしても自分のことではないので安心してほしい。
対義語として、一部では通常の建造を只野健三と呼ぶという人も居る。
オカルト
明確な根拠は示されていないものの、広く(または一部で)信じられている情報のこと。
艦これは運営サイドの方針として明確なデータを示すのは避けられている為にオカルトも蔓延している。
その内容は「疲労していると大破していなくても轟沈」や「任務の請け方で羅針盤制御」といった検証しなければ否定できない(証明が非常に困難)ようなものから、
「金剛に電探を4積みし、心身ともにイクになりきって*12出撃すると伊19がドロップし易くなる」といった怪情報の類まで様々である。
また「イベ海域に出るのに、高性能艦で組んで出したら戦果が上がらなかったが、摩耶改二を外して明らかに性能で劣る嫁の妹を入れるとなぜか楽に勝てるようになった」という、明らかに論理性がない報告が上がることも。
ちなみに公式4コマ漫画でもオカルトを題材にしたものがある(20話の5ページ目「開発」参照)。
秋イベントで急遽三式弾レシピを回した提督諸氏の中にはドキリとした人も?
お艦(おかん)
「鳳翔」のこと。なんというかその、包容力があるよね。
彼女も艦「娘」の一人なのだが、最早お母さん然とした雰囲気である。実際鳳翔さんを母上様扱いした結果、ある家具の実装に際し「「鳳」一文字の艦『娘』って誰だっけか」と首をひねる提督が結構いた。
史実においても日本どころか世界で初めて空母として建造された艦であり、後に登場する日本の空母は彼女で得られたデータを大いにフィードバックして建造された。本格的な空母が建造された後は機動部隊の練習艦として多数のパイロットを育成したことも相まって、名実ともに「空母機動部隊の母」である。
実は小料理屋の女将ではないかという疑惑も出ていたが、「千歳」のセリフによって飲食店を切り盛りしていた事実(参考:居酒屋「鳳翔」)が判明。
オコトワリ
必死こいてLv.99にして求婚したにもかかわらず求婚相手が姉妹艦のことが好き過ぎて、フラれてしまうこと。「ケッコンオコトワリ」「オコトワリカッコカリ」とも言う。
他の艦娘とのシステム上の差異こそ無いが、意中の娘にオコトワリされた提督の精神的ダメージはさぞ大きかったであろう。
オコトワリする艦娘はもともとシスコンとして有名だったため、オコトワリを半ば予想していた提督も多い模様。
なお、オコトワリされても「提督への信頼」を見せてくれる子もいる。
その他「え?あの、プロポーズの最中なんですけど…それ何で今言うの?はぐらかされた?」
と思いたくなるような台詞の艦娘は準オコトワリ勢、ワカッテナイ勢とされる場合もある*13。
+
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尚、
大井は
北上にベッタリで有名だが、意外なことにオコトワリ勢ではない。
気になったら書類と指輪を贈ってみるのも良いだろう。
お仕置き部屋(おしおきべや)
元々は「ステージ3-2(以下3-2)」において、MAP中央の分岐点ポイントD(うずしお)から北に飛ばされた先のポイントCを指す言葉。
3-2の構成には以下のような特徴がある。
- 駆逐艦のみの編成でないと絶対にボスルートに入れない特殊MAP。
- ボスルートへの分岐点ポイントD(うずしお)では、例え駆逐艦のみの編成であっても、羅針盤次第でポイントCに逸れてしまう。
- ポイントCには空母が登場。ポイントCからボスルートへの復帰は不可能。
結果、本来ボス戦前提では必要のなかった対空兵装を持たない駆逐艦隊は、ポイントCの敵空母により壊滅的な損害を受ける事となる。
本来の目的であるボスとの戦闘が叶わない&艦娘全員が修理ドック送りにされてしまう恐怖のマスである事からこの異名がついた。
その後、2013年11月1日より開始されたイベント「決戦!鉄底海峡を抜けて!」の
ステージE4「アイアンボトムサウンド」のルート分岐で進むポイントG・ポイントH、
ステージE5「サーモン海域最深部」のポイントJの通称にもなった。
ステージE4、E5の構成は同イベントの中でも比較的シンプルな構造だが、以下のような特徴がある。
- E4の「ポイントG」:早い段階でボスルートに復帰不可となるハズレ。
- E4の「ポイントH」:ボス目前でボスルートから逸れるハズレ。
- E5の「ポイントJ」:ボス目前でボスルートから逸れてハズレ。
- 上記ポイントはすべて“怒姫ッ!flagshipとelite艦だらけの深海棲艦艦隊!〜装甲空母姫が旗艦だYo!〜”状態。
- 更に上記ポイントは「夜戦(⇒昼戦)」仕様のため、ことさら自艦隊に被害が出やすい。
- イベント海域なので経験値はしょっぱいし、たとえS判定で勝ったとしてもレア艦娘をドロップ出来るわけでもないため敵艦隊の強さの割に旨味が全くない。
- ボスルートから逸れた時点で十分ガッカリなのに、更に追い打ちをかけるが如く自艦隊と資源に大ダメージを与えてくる
以上のような特徴から、こちらも3-2のポイントC同様の異名を授かる事となった。
2013/11-E4・E5自体の難易度の高さもあってか、3-2と区別され「拷問部屋(ごうもんべや)」「死体蹴り」と呼ぶ人も。
そして、新たに2014年3月14日より開始されたイベント「【Extra Operation】鎮守府近海」のポイントGにもその傾向が見られ、こちらは
- 鎮守府海域の一部なので経験値はしょっぱいし、たとえS判定で勝ったとしてもレア艦娘をドロップ出来るわけでもないため敵艦隊の強さの割に旨味が全くない。
- ボスルートから逸れた時点で十分ガッカリなのに、更に追い打ちをかけるが如く自艦隊と資源に大ダメージを与えてくる。
- 一応、連れて行く艦を4隻かつ軽空母or航空巡洋艦or水母orあきつ丸がいればボスにはたどり着けるが、必須のそれらは強くないため、実質ボス戦は3隻で行うことになる。
※カ号観測機や三式指揮連絡機(対潜)が揃っていれば解決できる話だが。
…といったわけでこちらも「お仕置き部屋」予備軍である。
しかしこの1-5に特定編成で出撃する任務がある。しかも4つ。
必須構成は共に駆逐艦4隻(「睦月・弥生・卯月・望月」、「吹雪・白雪・初雪・叢雲」、
「暁・響またはВерный・雷・電」を2つ)、すなわちボス前ルート固定が不可になるのである。
無論駆逐4隻なのでお仕置き部屋(Gマス)に行く可能性もあり、行けば装備が対潜装備とほぼ固定なのでほぼ敗北したうえ資材や耐久を大幅に削られる。
こちらは予備軍ではなく、完全にお仕置き部屋である。
またこれだけではなく、この任務を受けられる人の大半は司令部Lvが80以上の提督が多いため、1マス目の単縦カ級eliteの単縦開幕雷撃を回避したうえこのざまになるため、二重にダメージがでかい。
おにおこ
「鬼怒」のこと。名称の音読みを訓読みに変えたもの。
一回で漢字変換できない為こちらの方が早く書けるからという理由もある。一応「きぬがわ」で一発変換できる。
元ネタは激おこプンプン丸。こちらは特に『艦これ』用語というわけではない。
鬼教官
「神通」のこと。
美保関事件のような無茶な訓練を行ってきた為か*14、公式4コマを含めた各種メディアでネタとなっている。
+
| | 【以下、小説『陽炎、抜錨します!』ネタバレ注意】
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特に小説『陽炎、抜錨します!』では呉鎮守府の駆逐艦達にとって恐怖の的。
彼女が一言発するだけで全ての駆逐艦が直立不動となる程で、
「駆逐艦が嘔吐しても構わず、失神すれば無理やり叩き起こして訓練を続行させる」
という訓練事情から、ひそかにドS疑惑が・・・
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お布施(おふせ)
課金の別称。
月額などで固定のプレイ料金が課されているゲームでは論じる余地が無いのだが、
艦これを含む、基本無料で追加要素を得る際に課金が発生するゲームでは、
この追加要素を利用するかしないかでプレイヤーのスタンスが分かれる事が多い。
ごく一部の極端なプレイヤーには無課金こそ正義、課金する奴は云々という過激な意見も見られるが、
一方で、運営する側も商売である、課金しない奴ばっかだったら運営が成り立たないだろうと言う考えの元に
ある程度お金を使う事こそが経済的な意味でもっとも健全なゲームプレイスタイルであるとする意見もある。
こういった見方の中には、「自分が追加要素を使いたいから金を使う」と言うだけではなく
「楽しませてもらった分のお礼」「発展を期待しての投資」というような意味合いで、
課金をして運営サイドに利益を上げさせる事の方が主目的として課金を行っている側面がある。
こういう場合に、特に「お布施」などと呼ばれる場合がある。
『艦これ』では色々な課金要素があるが、一度使用したら永続的に効果があるドックや母港の拡張があるため、
お金は落としたいがそんなに余裕が無い、と言う提督もやや課金しやすい。
また、ゲームとは直接関係無い公式グッズ購入などの費用も、
公式にお金が入るという点では同じなので「お布施」と呼ぶ事がある。
特に『艦これ』ではゲームのみではなく、その後のメディア展開や
関連グッズによる収益を視野に入れたビジネスモデルをとっている。
今後の公式グッズに期待したいところ。
御札(おふだ)
AL/MI作戦と発動!渾作戦で特定の海域に出撃すると艦娘のバナーに表示された出撃制限マークのこと。
由来は見た目が札を張り付けているように見えることから。
また他の海域に出撃できないことから「差し押さえ」とも呼ばれる。
お船のゲーム(おふねのげーむ)
「艦これ」自体を指す隠語。文脈から意味が通じれば単に「お船」と呼ばれる事も。
主に他のゲームの専用掲示板など(特に艦これ同様にDMM.com提供の擬人化ゲームの界隈)、直接「艦これ」の名を出すのが憚られる場所で用いられる。
もちろん隠語を使えばスレ違いの話をしても良いという訳もなく、また、「艦これ」に対する蔑称的な意味合いもあり、そちらのゲームで殿やら親方やら審神者やらを兼任している提督諸氏に不快感を与える可能性もあるので、使用は最小限に留めたい。
お見合い(おみあい)
彼我の艦隊に相手を攻撃できる艦が全く居ないため一発の砲火も交えることなく戦闘が終了する状態の事。
潜水艦隊同士の交戦で起こり易い(開幕雷撃のエフェクトは出るが魚雷は対潜攻撃不可なため絶対に当たらない)。
開幕夜戦マスの場合、索敵・航空戦・(支援艦隊攻撃)・開幕雷撃・交戦形態の判定が発生しないため一瞬で戦闘終了となる。
必ず旗艦がMVPを取るため攻撃力に欠けるまるゆや低Lv潜水艦の育成に利用できる反面、D敗北確定なため出撃の敗数が増加してしまうのが難点。
オリョールクルージング/オリョクル
2-3「東部オリョール海」を潜水艦・潜水空母のみの編成でひたすら回す稼ぎ行為。
詳細は2-3回しやニコニコ大百科の記事を参照。
+
| | その理由
|
- オリョール海に出現する深海棲艦は対潜装備が無く殆ど無傷で周回できる(たまにアンラッキーヒットを貰うこともあるが)。
- 「空母」「輸送艦」等が出現するのでこれらの敵を一定数撃破するデイリー・ウィークリー任務を纏めてこなせる。
ボスマスに行く確率はあまり高くないがデイリー任務「南西諸島海域の制海権を握れ」も狙える。
- 潜水艦の補給・修理コストが非常にリーズナブルで修理時間も短い。
伊401や伊58改等の潜水空母は修理時間が潜水艦より長くなるが、それでも他の艦種と比較すれば圧倒的に資源に優しい。
- 資源回収マスが多く、編成次第では帰還後の補給・修理を差し引いても収支が若干の黒字になる場合がある。
つまり出撃すると弾と燃料が増える。わけがわからないよ
改造・無改造や編成数ごとのメリット・デメリットについては上記外部リンクが詳しいのでそちらを参照。
任務をこなす為の日課のような出撃なので、「全力出撃」に対して「クルージング」という表現ができた模様。
アルペジオとコラボしたクリスマスイベント「迎撃!霧の艦隊」において潜水艦が入手し易かった事(オリョクルの為に多数の潜水艦を集め母港圧迫に悩む提督も)や、大型建造で本来の艦隊運営がままならない程に資源を使い果たした提督達がこれに走ったりと、それなりに知名度も上がったようである。
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また、2-2(任務消化・ボーキサイト狙い)、3-2(鋼材狙い)、4-2(任務消化・鋼材狙い)、5-4(戦果狙い)等にも潜水艦隊でのクルージングが用いられることがある。
最近では一部の鎮守府において、あまりのハードワークに耐えかねた潜水艦娘によるクルージング反対運動が起こっているとかいないとか。
クルージングに抗議するAAを貼る際、なぜか「伊58」が用いられる事が多い。
ゴーヤ:「もうオリョクルはいやでち!」
公式四コマでも触れられる「準公式設定」となったが、潜水艦娘の表情を見て察してあげてほしい*15。
なお、旗艦大破で強制帰投される前はさらに過酷で、敗北数と引き換えにほぼ確実に資源回収が出来たのである。
当時実装されたばかりの潜水艦達は低燃費な事が災いし、疲労抜きなし・修理なし・補給なし*16のまま何度も単艦出撃を強いられていたようだ。
オリョクル=超過重労働のイメージはこの頃に付けられたものでもある。
現在は度重なるメンテで敵の対潜能力が強化され1戦目で大破撤退することも珍しくなく、何も得られず日によっては赤字になることも多くなっている。
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