天龍
Last-modified: 2015-07-23 (木) 14:03:59
No.028 |
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| 天龍(てんりゅう) | 天龍型 1番艦 軽巡洋艦 |
艦船ステータス(初期値/最大値) |
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耐久 | 23 | 火力 | 11 / 39 |
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装甲 | 7 / 29 | 雷装 | 18 / 59 |
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回避 | 35 / 69 | 対空 | 8 / 39 |
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搭載 | 0 | 対潜 | 18 / 59 |
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速力 | 高速 | 索敵 | 7 / 19 |
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射程 | 中 | 運 | 17 / -- |
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最大消費量 |
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燃料 | 25 | 弾薬 | 20 |
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装備 |
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14cm単装砲 |
7.7mm機銃 |
装備不可 |
装備不可 |
改造チャート |
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天龍⇒天龍改(Lv20) |
図鑑説明 |
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天龍型1番艦、天龍だ。 駆逐艦を束ねて、殴り込みの水雷戦隊を率いるぜ。 相棒は、同型艦の龍田だ。 あいつ、ちゃんとやってるかな?ま、いいけどな。 |
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。
+
| | CV:井口裕香、イラストレーター:彩樹 (クリックするとセリフ一覧が開きます)
|
セリフ | CV:井口裕香、イラストレーター:彩樹 | 入手/ログイン | オレの名は天龍。フフフ、怖いか? | 母港/詳細閲覧 | 夜戦に行くならオレを外すなよ! | 何だ?…戦闘か? | オレの装備が気になるか?世界水準軽く超えてるからなぁ〜!…何?古いって!?…バカなっ | 母港/詳細閲覧(梅雨) | 提督、出掛けるのか? 今日は傘持って出た方がいいぜ……と、オレの電探が言ってるな | ケッコンカッコカリ(反転) | ふははっ、オレの強さに惚れたか?…あ?強さじゃなくて、オレ自身に!?…ははっ、昼間に夢見んなよな!? | ケッコン後母港(反転) | んあ?まぁ提督って奴はこういうもんだよな?いいぜ! | 編成 | 天龍、水雷戦隊、出撃するぜ! | 出撃 | 天龍、水雷戦隊、出撃するぜ! | そう来なくっちゃな、抜錨だっ! | 遠征選択時 | よっしゃぁっ! | アイテム発見 | よっしゃぁっ! | 開戦 | 天龍様の攻撃だ!うっしゃぁっ! | 航空戦開始時 | | 夜戦開始 | 夜戦突入だ!ビビってんじゃねぇぞ! | 攻撃 | 怖くて声も出ねぇかァ?オラオラ! | 硝煙の匂いが最高だなぁオイ! | 天龍様の攻撃だ!うっしゃぁっ! | 小破 | クソがっ! | ぐうっ! | 中破/大破 | オレがここまで剥かれるとはな…いい腕じゃねぇか、褒めてやるよ | 勝利MVP | たりめーだろ!オレが一番強いんだからよ! | 帰投 | やっと作戦完了で艦隊帰投か〜。おっせぇなぁ、ちゃっちゃとやれよ〜。 | 補給 | おぅ!もらっとくぜ | 改装/改修/改造 | これこれ!こういうの欲しかったんだよ!早くブッ放してぇなぁ | オレをこんなに強化しちゃって大丈夫かぁ〜? | よっしゃぁっ! | 入渠(小破以下) | こら!オレを第一線から下げるなっての! | 入渠(中破以上) | おい!オレを戦線離脱させるな!死ぬまで戦わせろよ! | 建造完了 | 新参者の登場だってよ | 戦績表示 | 手紙だ、ちゃっちゃと読め。 | 轟沈(反転) | チィッ…これじゃあ前にも後にも進めねぇな…龍田…悪ぃ…先に逝くぜ… | 時報 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | 放置時 | オラオラァ!早くオレに作戦をくれよ!体が鈍っちまうぜ |
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ゲームにおいて
- 現在登場している軽巡の中で最も旧型のためか、一般的な軽巡と比較して能力上限が低い。
後継の5500t型軽巡洋艦の多摩と比べると、
No. | 名前 | 耐久 | 装甲 | 回避 | 火力 | 雷装 | 対空 | 対潜 | 索敵 | 運 | 搭載 | 速力 | 射程 | 燃料 | 弾薬 |
028a | 天龍 | 23 | 29 | 69 | 39 | 59 | 39 | 59 | 19 | 17 | 0 | 高速 | 中 | 25 | 20 |
040a | 多摩 | 25 | 29 | 69 | 39 | 79 | 49 | 59 | 39 | 10 | 2 | 高速 | 中 | 25 | 25 |
と、運と弾薬コスト以外で勝るところがない。
- 搭載機に至っては0であり、序盤で有用な零式水上偵察機による索敵が行えない。
装備自体は出来るが搭載0扱いになる。元の索敵が低いため、搭載出来たところで役に立つかは疑問。
水上機の搭載が必須な弾着観測射撃も行えない。
- 妥協っぽくなるが探照灯や照明弾、高射装置に熟練見張員など、艦載機に頼らない装備を迷わず渡せるのはいい所。
- ゲーム的には敢えて育てる必要はないと思われがちだが、天龍(あるいは天龍改)を必要とするクエストは多い。
- 2015年4月現在では、
「天龍」型軽巡姉妹の全2艦を編成せよ!
「三川艦隊」を編成せよ!
「三川艦隊」出撃せよ!
新「三川艦隊」を編成せよ!
新「三川艦隊」出撃せよ!
「三川艦隊」を新編、突入準備せよ!
新編「三川艦隊」ソロモン方面へ!
「第十八戦隊」を新編成せよ!
抜錨!「第十八戦隊」
の9つが確認されている。この内、赤字は出撃を伴うものであり、特に新三川艦隊は十分に育ってないと達成が難しい。
後述の遠征でも練度の高い軽巡を要求されるので、育てておいて損はない。
- また僅かではあるが他より弾薬の燃費が良いため、遠征艦隊の一員として重点的に運用されることが多い。
- 遠征における必須要員として、軽巡を指定してくる遠征先は非常に多い。
特に遠征先として有用な「東京急行」や「北方鼠輸送作戦」などでも軽巡は必須。要求レベルを達成できるようにしておくといい。
- 改造するとこの利点が失われるため、遠征要員にするなら無改造のまま運用するほうが有利。
- 2015/07/17より期間限定で、水着バージョンのグラフィックが公開された。
これまでの他艦の限定グラフィックと同様に、水着バージョンのグラフィックも立ち絵限定で、カードイラストはそのまま。
小ネタ
- 八八艦隊計画の3,500トン級軽巡洋艦として建造された、天龍型のネームシップ。実は相棒の龍田より年下。
日本海軍では初の近代型巡洋艦で、堅実な設計に駆逐艦並みの快速と悪くはなかったが、さすがに小さすぎて居住性と攻撃力がお察しだったので5,500トン級に道を譲る。
- ちなみに主砲の14cm単装砲は伊勢型や長門型の副砲でもあり、人力装填。まあ旧式だしね……。天龍を初め5500t級軽巡洋艦全てに採用されている。
- 雷装は艦これの駆逐艦装備より古い「六年式53cm三連装魚雷発射管」を二基、艦の前後に搭載しており当初はレールの上に載せて発射管を左右に移動させるという形式をとっていた。
しかし荒れた海の揺れる艦上でレール移動させるのは困難かつ危険な事が分かり、発射管基部に高さを設けて中心線上に固定する形式に改められている。
- もともと巡洋艦としても小さかったために改装の余地はほとんどなく、対空兵装の逐次追加程度にとどまっている。
つまりちみっこなのだが、胸部装甲はおっきい。トランジスタグラマー?
- 完成当初は英国の同クラスの嚮導艦や偵察巡洋艦を速力・戦闘力で凌ぎ、日本海軍でも前型の筑摩型防護巡洋艦(筑摩さんの先代)の2倍近い戦闘力を持っていた。「フフフ……怖いか?」
- 完成当時世界水準の彼女だが、新型で同等の排水量の夕張と比べると、砲火力は2/3しかなく魚雷は旧式の53cmと攻撃面では散々に負けている。
- 武器では負けていても装甲は新型の夕張に匹敵する範囲と厚さ!……つまり紙装甲。一応ちょっとだけ装甲範囲は広い。
- ただし航続距離だけは同じ重油搭載量の夕張の1.5倍もあり、この点だけは後続の5500t級に引けを取らない。*1秋月?知らない子ですね*2
- また天龍は同時期就役の谷風型駆逐艦と同様にタービンに欠陥を抱えており、竣工直後はよくタービンの羽根が切損する事故を起こしていたらしい。
- 天龍型は後の球磨・長良型と同じ三本煙突だが、天龍型だけ煙突に微妙に傾斜がかかっており、一本一本の太さが全く異なる。
その艦影からは英国巡洋艦(アリシューザ級軽巡洋艦など)の流れを汲んだ艦であることがおして知れる。
- ちなみに彼女の速度33ktは、艦隊型駆逐艦の中で最も遅い改装後初春型と同速。
鈍足っぷりに定評のある改装後夕張(32kt)よりはちょっとだけ早いが*3……波が出てくると特型駆逐艦について行けなくなるのは内緒だよ?
- というより、いくら10年の年代差があるとはいえ現役の軽巡洋艦をしのぐ凌波性と高速力、その上61cm魚雷9本の重雷装までも獲得してしまった特型の方がとんでもないんである。
- 特型相手でも十分怪しかったが、その後続々と就役しつつあった朝潮型駆逐艦や計画中の次期駆逐艦(陽炎型のこと)が相手では
いよいよ水雷戦隊旗艦の任につくことが出来なくなり、マル4計画の枠外で天龍型の2隻を大和・武蔵用の随伴防空艦として改造することが決まった。
内容は主砲と魚雷を全て下ろして長8cm連装高角砲5基を搭載するもの。
だが昭和16年には実際に予算もつけられたものの、日米開戦のため沙汰止みとなる。*4
- 拡張性が皆無に近かった上結局防空艦への改装もできなかったため、完成当時世界水準だった彼女も太平洋戦争ではぶっちゃけ大半の駆逐艦より弱い有様。
- ロンドン海軍軍縮条約の失効直前、日本海軍は天龍型2隻を廃艦にする代わりに代艦として1万t級軽巡洋艦の建造を米英に通告しており、実際に起工された。
- しかしこれは軽巡洋艦とは名ばかりの重巡洋艦であり、条約失効後に20.3cm連装砲を搭載し本来の姿として完成した。彼女達のことであった。
そのため軽巡の数が不足することから天龍型の廃艦も取りやめられ、旧式艦でありながら第一線で使われることとなった。
- そんな艦これのステにも現れている弱さにも関わらず自信に満ち溢れたその台詞と、相棒があまりにドSなオーラを放っているため
二次創作ではビッグマウスで中身はヘタレのキャラに扱われる事が多く、妹はおろか他の艦や提督からもよく弄られている。
- そして下戸である。
- 人気は軽巡どころか艦これ全体の中でもかなり高い方だが、性能云々の問題で実際の出撃での使用率はお察しである……。
- この性格設定が生まれたのは、田中Pがキャラクター像を軽く伝えて担当イラストレーターにイラストを発注した所、
想定より強そうなイラストが上がり、「この個性もアリ」と言う判断の元当初の性格設定を書き換えたからとの事。
強いイメージも「本人が『自分は強い』と思い込んでいるのも良いだろう」と考えたからだとか*6。
- 上述の通り旧型艦であるが、同じく旧型の駆逐艦夕凪(未実装)と共に第一次ソロモン海戦に参加している。
元々は不参加の予定だったが、第18戦隊の首脳による必死の訴えで急遽参戦が決定した。
しかし流石に僚艦との性能差は覆しがたく、急な参戦の所為もあって色々と不具合に悩まされたようだ。
結局、艦隊の先頭を切って水雷戦をする艦種でありながら、邪魔にならないよう主力より後ろに配置されてしまっている。
- 眼帯の元ネタは上記開戦時でのサーチライト破損からとも言われる。そうだとするとガチの隻眼。
- 序盤で相棒と駆逐艦四隻で遠征に行く光景がよく見られ、駆逐艦は大体が幼女なためにネタで幼稚園の引率の先生として描かれてることがある。
恐らく、龍田ともに序盤で手に入りやすく、燃費も他の軽巡と比べて良い事から序盤の遠征要因として採用している人が多いからだろう。
ちなみに一緒に描かれている駆逐艦はあの4人が多い。
おかげで史実であの4人の指揮を務めていたはずの彼女の影が薄くなってしまっている…。
- ただし相方の方は、天龍なき後にあの3人の指揮を務めることになった。「あの3人」となっているのは、あちらも1人が戦没してしまったため。
- 1928年まで水雷戦隊旗艦を務めた後、姉妹で第18戦隊を編成、太平洋戦線緒戦の各地攻略を支援。
第一次ソロモン海戦参加後は各地の輸送作戦に従事し、マダン上陸作戦支援中の1942年12月18日にSS-218「アルバコア」の雷撃を受け沈没。
潜水艦による日本海軍軽巡洋艦最初の沈没例となった。姉妹揃って潜水艦に殺られている。
- 因みに天龍が旗艦を務めた水雷戦隊はあの第二水雷戦隊。天龍自体が初の水雷戦隊旗艦用軽巡であり、事実上の二水戦初代旗艦というわけ。フフフ、怖いか?*7
- 1935年4月の満洲国皇帝訪日に際しては宮島での警衛艦を務めた。
- 名前の由来は長野県諏訪湖に発し愛知県と静岡県を経て遠州灘に至る天竜川。
古来より「暴れ天龍」「大天龍」の名前を持つ暴れ川として有名。日本最大級のダム建設など河川改修の結果少しは穏やかになったものの、未だに難儀な大河である。
- 艦内神社は愛媛県今治市の大山祇(おおやまづみ)神社から。
- 主神の「オオヤマツミ」は本来山の神であるが、ここ大山祇神社では海の神としての色も強く、一方で古くから武運長久を祈りに多くの武将や政治関係者の尊崇を集めた、武の神でもある。
もちろん海軍関係者の崇敬も高く、現在でも海保、海自両幹部の公式参拝が設定されている数少ない神社のひとつである。
天竜川とは一見何も関係ないが、近代巡洋艦の先駆けとなった天龍の武運長久と海上守護を祈願するには、適したチョイスだったともいえる。
- 「天龍」の艦名は2代目。初代は1885年(明治18年)に就役し、日清戦争などに参加した巡洋艦であった。同型艦なし。
1906年に除籍、海兵団の練習船として使われた後、1911年に廃船。
- 3代目として海上自衛隊の訓練支援艦「てんりゅう」が2000年に就役。ネタどころかガチで「対空射撃の先生」として転生してしまった。
ただし訓練支援艦の命名基準は「名所旧跡」であり、河川の天竜川ではなく天竜峡から取られている事に留意されたい。
さりげないが、今の同僚の「くろべ」とともに日本じゃ極めて希少な無人固定翼機搭載艦である。
- 龍田以外にも二次創作ではビッグマウスと眼帯、斬撃武器持ちということで木曾改二と並べられることが多い
が、史実的な絡みは殆どない。
ついでに木曾改二は実力が伴っているのでヘタレ扱いされることもあまりない。
- 『ノーブゲフンゲフン
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