山雲
Last-modified: 2015-06-22 (月) 01:42:20
No.214 |
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| 山雲(やまぐも) | 朝潮型 6番艦 駆逐艦 |
艦船ステータス(初期値/最大値) |
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耐久 | 16 | 火力 | 10 / 29 |
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装甲 | 6 / 19 | 雷装 | 24 / 69 |
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回避 | 43 / 79 | 対空 | 9 / 39 |
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搭載 | 0 | 対潜 | 23 / 50 |
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速力 | 高速 | 索敵 | 5 / 19 |
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射程 | 短 | 運 | 7 / -- |
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最大消費量 |
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燃料 | 15 | 弾薬 | 20 |
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艦載 | 装備 |
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12.7cm連装砲 |
61cm四連装魚雷 |
装備不可 |
装備不可 |
改造チャート |
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山雲 → 山雲改(Lv35) |
図鑑説明 |
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朝潮型駆逐艦六番艦の山雲です〜。 大阪生まれの横須賀育ちなの〜。 そうね、機雷とかは注意しないといけないわね〜。 護衛や哨戒で活躍、そしてマリアナ、西村艦隊の一員としてレイテにも参加したわ〜。 |
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。
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| | CV:堀江由衣、イラストレーター:未発表 (クリックするとセリフ一覧が開きます)
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セリフ | CV:堀江由衣、イラストレーター:未発表*1 | 入手/ログイン | おはようございま〜す。朝潮型駆逐艦、六番艦、山雲です〜。よろしくお願いいたしま〜す | 母港/詳細閲覧 | 山雲を、お呼びでしょうか〜 | いけませんわ〜 そこはデリケートです〜 爆雷は、センシティブですから〜 | え〜っと〜 ごめんなさい。あんまりしつこいと、本気で怒っちゃうかも〜 ね〜 | 母港/詳細閲覧(お正月) | 司令さ〜ん、あけまして〜、おめでとうございま〜す、山雲〜、今年も〜、よろしくで〜す | ケッコンカッコカリ(反転) | 司令さん、どうしたの? 山雲に、この箱をくれるの? なにかしら? あら、綺麗ね〜。うふふ♪ ありがと〜 | ケッコン後母港(反転) | 司令さん、頑張ってるのね〜。偉いわ〜。山雲的には〜、とてもすごいな〜って思うのね〜。ほんとよ? うふふふ♪ | 編成 | 駆逐艦山雲、抜錨しま〜す | 出撃 | 駆逐艦山雲、抜錨しま〜す | あら〜 朝雲姉?一緒に行く〜? | 遠征選択時 | そうなるのね〜 | アイテム発見 | そうなるのね〜 | 開戦 | 敵艦はっけ〜ん 撃ち方〜、始め〜 | 航空戦開始時 | | | 夜戦開始 | 夜戦はねー 夜はねー 山雲、すこ〜し、苦手かなー | 攻撃 | 敵艦はっけ〜ん 撃ち方〜、始め〜 | そうね〜 なるべくなら、当てていきたいわ〜 | 連撃/弾着観測射撃/夜戦攻撃 | 山雲の攻撃 どうかしら〜 | 小破 | やだー、当たっちゃったー? | やだやだ山雲、攻撃には弱いのよー! | 中破/大破 | うーん ちょーっと、真面目にやらないとダメかなー | 勝利MVP | へ〜 山雲が、一番活躍したの〜? そんなこともあるのね〜 面白いわね〜 | 旗艦大破 | やだやだ山雲、攻撃には弱いのよ〜 | 帰投 | 艦隊が戻ってきたね〜 うん よかった〜 ね〜 | 補給 | ありがたいわね〜 | 改装/改修/改造 | あら〜 嬉しいわ〜 | どうなのかしら 山雲に、似合う〜?そ〜お〜? | そうなるのね〜 | 入渠(小破以下) | お風呂も、いいわねー | 入渠(中破以上) | うーん、ごめんなさいねー お風呂、ゆっくり入るわねー | 建造完了 | 新しい子が来たみたいねー | 戦績表示 | 情報ねー それは大切よねー | 轟沈(反転) | 沈むのかなぁ…朝雲姉ぇ…来ちゃ…ダメだからねー…また…ねー… | 時報 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | 放置時 | えーと、山雲的にはー、なにもない時間ってー、割りとー…好きかも−。でも朝雲姉はせっかちさんねー。ね〜? |
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ゲームにおいて
- 2014年12月26日のメンテナンスで実装された。1-5でのドロップは2015年1月9日のメンテで終了している。
- 2-4、3-3、3-5、5-3(全てボス)で報告がある一方、ランカー御用達の5-2や5-4の報告は皆無。
- 基本的には、北方任務を兼ねた3-3やEOも兼ねた3-5で気長に周回するのが良さそうだ。
- 彼女の登場により、西村艦隊の完全編成が可能になった。通常艦隊では誰か1人はぶられてしまうので、那珂等の西村提督に縁のある艦を含めた連合艦隊を組むのが面白そうだ。
- 朝潮型の中では運が最も低く(次点は朝雲)、逆に対潜の初期値が高めに設定されている。
- もっとも現在の仕様だと素の対潜値はあまり重視しなくてもいいが
小ネタ
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| | 略歴
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1936 | 11.4 | 藤永田造船所にて起工 | 1937 | 7.24 | 進水 | 1938 | 1.15 | 竣工、そのまま第41駆逐隊に編入 | 9.15 | 臨機調事件の影響で蒸気タービン機関の改造工事 | 1939 | 11.15 | 所属の第41駆逐隊が『第9駆逐隊』に改名 | 1940 | 11.15 | 第2艦隊第4水雷戦隊所属 | 1941 | 12.31 | リンガエン上陸作戦の支援中に触雷 | 1942 | 5.15 | 第9駆逐隊より除籍 | 10.1 | 修理が終わり横須賀方面の警備駆逐艦となる | 1943 | 9.15 | 第4駆逐隊所属となる | 12.20 | 戊号輸送作戦に参加 | 1944 | 1.1 | 輸送作戦中に敵機100機の空襲を受け、能代、秋月、大淀とともに応戦。撃墜5機、死傷者12名 | 2.17 | トラック島空襲。舞風および第4駆逐隊司令・磯久研磨大佐を失う | 3.25 | 第4駆逐隊司令に高橋亀四郎大佐が着任。山雲を司令艦とする | 3.31 | 満潮が第4駆逐隊に編入 | 5.30 | 渾作戦に従事 | 6.19 | マリアナ沖海戦に参加 | 7.10 | 第10駆逐隊解隊により朝雲が第4駆逐隊に編入 | 10.25 | スリガオ海峡海戦に参加、米駆逐艦部隊の魚雷攻撃により戦没。生存者1名を除き、艦長・小野四郎少佐以下全滅 | 1945 | 1.10 | 除籍 |
|
- 若干運が低いのは、開戦早々に触雷、損傷し、戦争前半を第9駆逐隊(那珂ちゃんの四水戦麾下。僚艦は朝雲、夏雲、峯雲)の仲間ともろくに行動できずほとんど入院して過ごしたから…かもしれない。
- 自己紹介でも「機雷とかは注意」と述べているが、開戦の年の大晦日の出来事だった。
応急修理ののち、本土に帰って本格的に修理することになったので復帰出来たのはなんと翌年10月。それも九駆ではなく横鎮の船団護衛部隊に配属された。結局第9駆逐隊が全員揃って実戦に参加した期間は3週間程度しかないのである。*2
- ちなみに、この1942年には2月20日のバリ島沖海戦で大潮、満潮が損傷、2月27日のスラバヤ沖海戦で朝雲が損傷、4月には峯雲、夏雲も整備・修理に入ってしまったため、第9駆逐隊の全員と第8駆逐隊の半数が実働していなかった期間がある。7月には霰が戦没しているし、朝潮型にとっての厄年だったのかもしれない。
- 夜戦突入時の台詞(および「改」の時報)からは夜に苦手意識を持っている様子が伺えるが、最期となったスリガオ海峡夜戦のみならず、龍田丸の一件もその由来であろう。
- 1943年2月8日、山雲はトラック島へ向かう兵員輸送船「龍田丸」(元日本郵船の客船、17000トン)を護衛していた。当日は20mの強風と時化、日が落ちると月もない暗夜だったが、この悪条件にもかかわらず米軍の潜水艦が龍田丸に雷撃を行ったのである。
波浪の影響をモロに受けるうえ被発見リスクも高まる浮上状態の魚雷発射だったが、なんと4本全弾が龍田丸に命中。この大爆発ではじめて敵の存在を察知した山雲は直ちに敵の捜索を行うも荒天と夜闇に阻まれ発見できず、また龍田丸の生存者救助も行うことが出来なかった。*3
結果、輸送中の兵員と龍田丸の乗員合わせて1500名もの命と積荷の軍需物資が波間に消え、翌朝海面には一面の油膜以外に何の浮遊物も残っていなかったという。
- 同年11月19日、山雲は船団護衛中に再び米潜水艦(スカルピン:USS Sculpin, SS-191)と遭遇。潜水艦乗組員から「スコールのよう」と形容されるほどの猛烈かつ執拗な爆雷攻撃を行い、損傷して浮上してきた同艦に主砲と機銃の弾雨を浴びせて撃沈した。対潜の初期値が高めなのは、この成果のためであろう。なおその時、スカルピン乗組員42名の救助も行っている。*4
+
| | 余談であるが
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- 山雲によって撃沈されたスカルピンの生存者は、空母「冲鷹」と「雲鷹」に各21名ずつ分乗して日本本土へ連行され…るはずが、その途上で米潜セイルフィッシュ (USS Sailfish, SS-192)の雷撃により冲鷹が撃沈。スカルピンの生存者も1名を除き冲鷹と運命を共にしている。
- 実はこの米潜セイルフィッシュ、潜水試験中に一度沈没し乗組員59名の内26名が殉職している。*5この際に沈没したセイルフィッシュを発見し通信を確立、生存者の救助に貢献したのが、なんと姉妹艦であるスカルピンであった。20名は当時救助作業に携わった乗組員とは別人であったとはいえ、なんとも皮肉なことである。
|
- さらに翌12月25日未明、米潜水艦*6から護衛対象への雷撃を許してしまう。が、その護衛対象の防御力が桁外れていたために、命中弾1本を浴びながらも損傷は軽微だった。
- 1944年10月25日未明、西村艦隊は複縦陣でスリガオ海峡に突入。しかし艦隊は海峡両側に待ち伏せしていた敵駆逐隊に奇襲され、
米駆逐艦マクデルマットの雷撃を受けた山雲は瞬く間に轟沈。西村艦隊の駆逐艦としては最初の喪失艦となった。
- 後続した最上は付近の海上にいくつも人影が浮かび、「助けてくれ!」と悲壮な叫び声を上げているのを目撃している。
最上が通りかかった時点で既に沈没しているのは山雲のみであり、彼らはその乗員だった可能性が高い。
この光景を前に最上の橋本副長は「浮かぶものを何でも投げてやれ」と叫び、藤間艦長も「推進器に巻き込まれなければよいが……」と彼らを案じていた。*7
しかし、山雲の生還者は3名のみである。暗い海上に取り残された彼らは、結局ほとんどが助からなかったのだろう。
- 戦前、臨機調事件(朝潮の項目参照)の原因追求のため、実験艦に供された事がある。
- 実験内容は右舷と左舷にそれぞれ本来の朝潮型のタービンと、臨機調事件後に改良されたタービンを配するわかりやすいもの。
この状態で航行を行った結果、本来のタービンにのみ亀裂が発生したことから、臨機調事件は朝潮型本来のタービン固有のものという結論を裏付けたのであった。
- 海上自衛隊ではやまぐも型対潜護衛艦の1番艦にその名が継承された。「やまぐも(DD-113)」は1966年1月29日就役、練習艦(TV-3506)に種別変更の後、1995年8月1日除籍。
- 姉妹艦には「まきぐも」「あさぐも」「あおくも」「あきぐも」「ゆうぐも」がいた。
- やまぐもの護衛艦としての艦番号「113」はその後、2005年に就役したたかなみ型汎用護衛艦「さざなみ」が受け継いでいる。
この艦娘についてのコメント
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