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烈風

Last-modified: 2015-07-27 (月) 23:24:32
No.022
weapon022-b.png烈風艦上戦闘機
装備ステータス
火力雷装
爆装対空+10
対潜索敵
命中回避
射程
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
大鳳改隼鷹改二の初期装備。
名機「零戦」の後継機と開発された最新鋭艦上戦闘機「烈風」。
用兵側の発動機選定ミスや多忙な現場設計陣などの苦境を超えて、ついに完成した新型艦戦です。
ぜひ、「流星」艦爆と共に、次世代の機動部隊艦載機部隊を編成して、空を制してくださいね!

ゲームにおいて Edit

  • 2015年7月現在、一般に開発で入手できる最高の艦戦。
    • 開発できないものも含めれば、烈風(六〇一空)(対空+11+α)、烈風改(対空+12)や震電改(対空+15)が存在する。
    • が、前2つはランカー報酬やイベント報酬(烈風(六〇一空)は任務報酬でも1つ)、震電改に至っては2013年春イベントを制覇した者のみに配布されただけである。
      • 一応雲龍が通常海域落ちしたため、全員が入手可能な最高艦戦は烈風(六〇一空)となった。ただし1個なので主力艦戦の座は譲らない。
    • 2015年冬イベントE-1丙作戦突破報酬。乙作戦以上だと報酬が前述の烈風(六〇一空)になった。

  • 開発もしくは隼鷹改二(Lv80)、そして大型建造の大鳳改(Lv40)の初期装備で入手可能。高性能だがなかなか入手できない。
    • 烈風が多くあれば制空権を獲得しやすいが、数を揃えられない提督はいつまでも零戦を使う羽目になる。
    • 烈風が足りないので零戦を使い続けるという史実完全再現システム実装済み
    • 大型建造での入手は狙わない方が良い。どう考えても開発で粘る方が良いほどの勢いで資源が消える。
    • なお、観測機の実装を境に、電探との複合レシピでは開発できなくなっている模様。素直に艦載機レシピを回すしかない

  • 烈風の対空+10は、単純に52型(対空+6)や紫電改二(対空+9)の上位互換の性能である。
    • 艦戦は基本的に対空能力のみなので考えることが少なくて良い。
    • 爆戦などの対艦攻撃性能を併せ持つものも含めると話がややこしくなってくる*1。海域に合わせて調整しよう。

  • 対空が+10なので対空ボーナスも+2と高くなるため、制空権だけでなく対空装備としても優秀。
    • 艦載機カテゴリの対空ボーナス補正率は最低ランクの20%だが、元の対空値が高い烈風は対空ボーナスも高くなる。*2
    • 航空戦で敵艦載機を墜とし、味方の対空砲火をも補強する。一粒で二度おいしいとはこの事だ。
    • その他の対空ボーナスが高い装備は航空戦の対空砲火を参考。

  • 高レベル海域では空母の一番多いスロットから烈風(およびその上位互換の艦戦)を積むことが標準となっている、無論演習ではその点で制空値の予想と駆け引きが発生する。
    • 航空優勢を取りに行ったら艦戦ガン積みで拮抗だったり、敵に空母が多いから制空権を完全に放棄すると艦攻艦爆だらけで友永隊江草隊の制空値4程度で制空権確保されるということもある。
      • 他の艦娘を見て敵艦隊の制空値を予想できれば演習を有利に進める事ができるだろう。
      • 無論拮抗で敵艦隊の弾着を阻止することも重要なので出来る限り烈風を集めておきたい。
    • ちなみに演習で優勢以上が狙える敵制空値は350(優勢に525)前後が限界、5-5編成の空母部隊編成の制空値400オーバー(優勢に600)の編成に対して優勢を取りに行く等は無謀。
      • ちなみに演習は補給さえしていれば必ず1戦目扱いなので制空権確保が3倍、優勢が1.5倍と考えると、制空値は3の倍数で調整すると効率がいい、逆に3n+1や3n+2は多少無駄になるので注意。
    • なお、艦戦は対空砲火では撃墜されない。
      • 艦娘の対空値は深海棲艦に比べて高いので、対空カットイン射撃で攻撃機が撃墜されると、ボーキサイトの消費量が大変なことになる。演習では空母を制空専門にしたり、そもそも出さないというのも一つの手段。
  • なんてこった! 敵は全部わんこ付きだ!

小ネタ Edit

  • 開発が遅れに遅れ、とうとう実戦配備されないまま終戦を迎えた幻の戦闘機「烈風」がモデルである。
  • パワーの有る新型エンジンを搭載、きちんとした防弾装備*3を有し、高速であるにも関わらず格闘戦も得意な夢の高性能万能戦闘機、それが烈風である。
    • と、言えばそりゃ聞こえがいいし実際、強いが……ぶっちゃけ実戦配備出来なきゃ意味ないよね。
    • そもそもこの烈風が日本で完成したかしないかの時期の米軍戦闘機は『最強のレシプロ艦上戦闘機』ことF8Fベアキャット*4シーフューリー*5さん。どちらも烈風のさらに次世代機のような機体である。
      さらに実際に実戦配備される頃には根本的に次世代機であるジェット戦闘機の開発もスタート秒読み段階。(米軍では既に量産され部隊訓練中であり、独軍・英軍に至っては実戦投入済である)
  • 開発が遅れた主な原因はエンジン周りの技術。元々の技術が欧米より出遅れていた故と、国内モータリゼーションの進行の遅れが要因。
    • そのためメーカーも1700馬力以上のエンジンを作ると、もれなく不調が頻発する。
      これは烈風にかぎらず大抵の大戦中期以後の大馬力エンジン搭載機の弱点である。エンジンが弱いは帝國軍機の共通の弱点とも言えるであろう。
  • 実は開発サイドが提案していたエンジンを積むと、ほぼ要求通りの性能を発揮。最初からこっちを採用していれば1年くらい量産が早まった可能性が高い。
    誉に期待しすぎるからこんなことになる。
    • と、よく言われているが烈風の開発が始まった頃には三菱側が要求したエンジン(ハ四三)は未完成であり、完成したのは烈風の開発打ち切りが決まる直前だったのも事実。
      そもそもハ四三はポスト誉世代のエンジンであり、海軍の指定した期限では間に合うはずもなかった。みんなみんな、ビンボーが悪いんや。
      • 三菱重工業には中島飛行機が保有していない米国製工作機械があり、ハ四三はこの工作機械でなければ生産不能であった。
        軍が誉に固執したのは、国内製工作機械でも作れる点を評価し発動機乱立による生産効率の低下を恐れたからである。
      • しかし実際は量産した誉に不調が続出した*6結果、馬力に余裕があるハ四三を誉の生産を強引に打ち切ってでも主力発動機にするというgdgdな展開に。
        概ね三菱重工業製のエンジンは中島飛行機より多少は稼働率が良かったため、誉が酷評される原因はそこにあった。
      • とはいえハ四三も試作品を強引に載せた状況であった上、それ程高い評価を受けている訳ではない。*7
        「どうせ量産を始めれば中島飛行機の『誉』と同じようになる」という海軍技官の話は説得力がある。
        加えて誉発動機といえども疾風を装備し実戦稼働率100%を誇った陸軍の飛行第104戦隊や100%までは行かなくとも80%以上を誇った飛行第47戦隊のような例もあり、
        同時に各種不具合に対する改良も進められていた事もまた事実である。
        しかも、空襲が無くとも、1944年12月の東南海地震*8で三菱重工業の名古屋のエンジン工場*9は大被害を被っているから生産が確保できたかは怪しいのである。
      • 仮にハ四三がまともに動いたとして、過給器は戦前仕様の1段である。
        ただし、これは初期型の話。三菱は彗星の熱田エンジンに使用された、ドイツのフルカン流体継手式多段変速過給機の生産を行っており、空冷のハ四三や火星二五型にも搭載される予定だった。
      • ↑過給器変速比が無段階式なだけで多段ではなく1段式、つまり高度性能については戦前水準のまま。
        段数は増やさず、過給機の回転速度を増速して過給圧を上げることになっていた。当初3速手動切り替えが考えられていたのだが、
        2速でも煩雑なのにそれを増やして戦闘中に操作できるか!! という話になりフルカン継手による無段階・自動可変式が採用された。
        とはいえ所詮は単段式、インペラ径変えずに回転速度だけで都合良く過給圧が上がれば誰も(ドイツも)苦労しないのであった・・・
  • 海軍は誉選定を失敗とするわけにはいかず、ハ四三への換装許可も陸上迎撃機型「烈風改」試作のためという理由になっている。
    • というのも当然の話で、海軍側からしてみれば、下記の通り「必要な時に必要なだけ揃わなかった」機種であり、そのことが開発機種整理に伴う烈風(A7M1)開発中止へと繋がったのだ。
  • 本機へのテストパイロットの評価は分かれており、最後まで関わった小福田租少佐は『烈風は零戦の再来になれる!』と絶賛した。
    その一方、紫電改を愛機としていた志賀淑雄少佐は『実用化に躍起になる連中の気が知れん』と酷評している。
    • 海軍上層部もあくまで『零戦の1945年モデル』としてしか見ていなかった。お前ら零戦好き過ぎだろ。
      計画での生産枠は縮小されていた零戦の枠を充てがわれただけであり、当初の予定からはかけ離れた末路であった。
  • そんなこんなで烈風の開発が遅れに遅れている間に、瓢箪から駒で突如現れた紫電改に次期主力戦闘機の座を奪われてしまった。
    • 言うまでもなく紫電改のエンジンは誉であり、航続距離こそ零戦より短いものの、それ以外は烈風に要求された性能をほぼ満たしていた。
      その艦上機版(いわゆる紫電改二)は着艦試験にも成功。水上機の再設計機に次期艦上戦闘機の座まで脅かされる事態に。このときの烈風開発陣の心情は察するに余りある。
      • 実際、開発主務者である堀越二郎技師は紫電改が主力機に選定されたという報に激怒。
        「あんな飛行艇メーカー*10がポッと出で作った機体が何故、コイツを差し置いて主力機になるのだ!?」と嘆いたそうな。
        同じ発動機を使用している紫電改が運転制限下で実用性能を示した以上、負け犬の遠吠えと言われかねない言動ではあるのだが……
        しかし海軍は、乾坤一擲の空母機動部隊決戦と意気込んだマリアナ沖海戦に間に合わずじまいであった以上、行き詰まった烈風に傾ける情熱は失せていたのである。
      • とはいえ川西航空は海軍将官が天下りして経営に参加するなど、将来海軍機の主要製造メーカーとすべく育てられていた会社である事は注意が必要だろう。
      • 加えて三菱は独立心が強く、海軍の発動機指定に批判的な持論を強硬に主張した零戦・烈風設計者の堀越技師、一式陸攻の設計者で双発を指定されているにも関わらず四発機を主張した本庄技師など
        扱いにくいメーカーであった事も事実である。
        海軍の無茶振りがそもそもの原因と言うのはさておくとして
    • 昭和19年8月4日には三菱に対して雷電及び烈風(A7M1)の生産開発中止と紫電改の生産が命じられた。
      • ハ四三搭載の改良型(A7M2)と烈風改(A7M3)の開発は続行されたが、派生型の展開でも紫電改に大きく遅れを取り、結局ほとんど形にならないまま終戦を迎えることになった。
    • さらに烈風及びキ83用に完成させたハ四三を紫電改に載せる案があり、実際に製作された(試製紫電改五こと紫電二五型)。
      試験飛行直前に空襲で破壊された為実際に飛ぶことはなかったが、仮に飛んでいたら烈風の立場は更に悪くなっていたかもしれない。
  • 近年発見された資料の中に、機体の大半を改設計しエンジンを過給機付き2200馬力のものに換装、武装も強化した烈風高高度型の設計図が含まれていた。
    これが烈風改である。資料発見について多少報道されたので耳にした記憶がある提督もいるのではないだろうか。
    • なお、烈風改は斜銃を装備し対爆撃機戦闘に特化したいわゆる丙戦であり、月光や彗星一二戊型の後継機種である。
    • さらに設計者である堀越氏の著書内で烈風・烈風改を元に2400馬力のエンジンを搭載した後継機(計画のみ)も紹介されている。


  • 描かれてる機体は"352-20"電光2本 第三五二海軍航空隊 青木義博中尉搭乗機。実際には雷電で、非常に目立つ独特の稲光マークが特徴。
    • この青木中尉のパーソナルマーキングは米国人のウケがかなり良いようで、雷電に限らず様々な日本軍機(復元機、レプリカ、模型等)をこの塗装にしてしまうことがある。
  • 米軍によるコードネームは「Sam」。

この装備についてのコメント Edit

過去ログ

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • 開発するなら蒼龍ちゃんがおすすめ -- 2015-07-09 (木) 03:53:04
    • ↑の続き。蒼龍でデイリー開発を回してたら半月の間に烈風と紫電改二が2つずつ手に入った。ちなみに提督レベルは43, -- 2015-07-09 (木) 03:56:02
    • 上のお艦もだけど、人によって良い装備を開発してくれやすいジンクス持ちの艦が違うっぽい。 -- 2015-07-09 (木) 13:33:54
    • うちは千代田に開発させると高確率でレア艦載機持って来るわ、デイリーで2日連続烈風来た -- 2015-07-13 (月) 07:21:23
  • 犬に関しての説明が特にないけど、過去ログ読んだ限りドッグファイトからきているということでいいんだろうか・・・個人的にはギースの烈風犬を想像したんだけれども -- 2015-07-09 (木) 13:54:29
    • 烈風ワロタwww -- 2015-07-26 (日) 02:48:53 New
  • 烈風をバックから出しなよ。 -- 大佐? 2015-07-11 (土) 23:16:55
  • もうすぐ夏イベなのに、紫電改二以上の艦戦が紫電改二1機しかない。隼鷹さんを育てるしかないのか -- 2015-07-13 (月) 06:25:21
    • デイリー+αでひたすら艦載機レシピ回しまくるしかない。 -- 2015-07-13 (月) 13:29:50
  • 今までまったく出なかったけど秘書空母がLv60超えたあたりからぼちぼち出るようになった…たまたまかなw -- 2015-07-14 (火) 15:53:27
  • 烈風求めて三か月間毎日20/60/10/100回した結果。流星改11、爆戦9、彗星一二甲9、紫電改6、烈風4、...。恐るべき物欲センサー -- 2015-07-15 (水) 01:45:50
  • 烈風ちゃんprprpr -- 2015-07-15 (水) 01:58:26
  • もしかして夏イベに備えて出てきやすくなってる・・・? 100回ちょっと回して7個来たぞ。烈風烈風言いまくってたのにセンサー不発だった? -- 2015-07-20 (月) 23:42:44
  • ウチにある烈風の半分以上を作ってくれたのは、伊勢改・日向改の航戦コンビであるという事実…。 -- 2015-07-22 (水) 14:02:40
    • 日向改「修理しても、烈風は積めないぞ?」 -- 2015-07-24 (金) 00:24:45 New
  • 蒼龍さんが二連続で作ってくれた。蒼龍さんありがとう! -- 2015-07-22 (水) 15:22:15
  • デイリー2/3/1/9で3機烈風ってオレ今日生き残れるの? -- 2015-07-24 (金) 07:12:49 New
    • 二日で7機作った俺に比べればまだ大丈夫 -- 2015-07-24 (金) 07:19:34 New
    • 1日で7個つくった俺より平気。2/6/1/11だったけど -- 2015-07-26 (日) 12:20:57 New
  • Me262「・・・」 小ネタのところのジェット戦闘機の開発、肝心のドイツが抜けてたので追加しときました。 -- 2015-07-24 (金) 19:43:31 New
    • 乙です。つーかよくよく考えたらドイツって戦闘機と爆撃機のジェット化を大戦中にやってるんだよな… -- 2015-07-25 (土) 02:23:06 New
      • といっても圧倒的な空の劣勢の中で無理やり任務を果たすべく、国家総力戦のオーダーをはるかに下回る少数生産で「ジェット化した」と言ってるにすぎないとも言える訳だが…。 -- 2015-07-25 (土) 02:45:41 New
      • ジェット化だけなら、技術的にはさして難しくもないからな。レシプロやターボプロップを超える速度、耐久性を実現するのが難しい。 -- 2015-07-26 (日) 12:59:15 New
  • 烈風の保有数が8個なんだが、あと2個は作っておいた方が良いよな(冬と春のイベントには参加してない) -- 2015-07-26 (日) 23:01:34 New
  • 烈風って出るときは2,3日程度で2,3機出てくるけど出てこないときは本当に出ないね。7機だけじゃ心もとないし夏イベ序盤あたりで上位艦戦配ってくれないかな -- 2015-07-27 (月) 11:42:56 New!
  • 行くぞ提督。烈風の貯蔵は充分か -- 2015-07-27 (月) 12:10:36 New!
    • 10個ほど持ってる。改と六〇一合わせて12だから足りないという事はないだろう。足りなかったら作ればいいし。 -- 2015-07-27 (月) 19:14:29 New!
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White




*1 純粋な艦戦は対空砲火で撃ち落されないため制空権さえ確保出来ていれば連戦でもあまり消耗しないが、対艦攻撃性能を持つものは対空砲火も受けるため消耗しやすい
*2 スロット当りの艦載機数は関係無い。
*3 烈風が局地戦闘機として制式採用された時期の試作機は運用用途が局地戦闘機に変更されていたので、防弾装備が強化されている
*4 速度性能はF6Fを上回り、旋回性能でも零戦52型と同等もしくはそれ以上の性能を持っているチート戦闘機。米軍従来機に比べ非常に小さい(零戦以下)の機体に、従来機より強力なエンジンを搭載した迎撃用軽戦。しかしその設計思想上あくまで高速機時代の格闘戦闘機としてこそ優秀ではあったが、要件に影響しない航続距離や搭載量の面では従来機に劣ることもあり汎用性が低く、間近に迫っていたジェットの時代の足音も相俟って現用期間は短かった。なおレシプロ機最速記録を作ったのはこの機体の改造機である。
*5 最強レシプロ戦闘機の一角。朝鮮戦争にも参加し、Mig-15を返り討ちにしたこともある名機。また、900kgほどの爆弾を搭載可能でもあったため一部の国では1960年代になっても運用されていた。今ではその高速性能を生かしてリノ・エアレースでF8FやP-51と鎬を削っている。
*6 元々量産を考慮した設計では無い複雑な構造であるのを未熟な工員や女子・学生に作らせていた上に、燃料の質や運転制限の影響もあり、カタログスペックの7割さえ出せない個体もあったとか。試製烈風に搭載された誉はそのような代物であり、速力は零戦を下回ったという。
*7 例えば、震電がハ四三の故障によって試験を中止に追い込まれているなど。
*8 どこで地震が発生したかぼやかすためにこういう名前をつけた、最近は南海トラフ地震と言うようだが
*9 敷地の一部はナゴヤドームとなっている
*10 川西飛行機は二式大艇の開発製造元で、他にも九四式水偵や水偵「紫雲」など水上機を得意とするメーカーだった。ちなみに現在でも新明和工業としてUS-2救難飛行艇を製造している。