浦風
Last-modified: 2015-07-15 (水) 09:27:58
No.168 |
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| 浦風(うらかぜ) | 陽炎型 11番艦 駆逐艦 |
艦船ステータス(初期値/最大値) |
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耐久 | 16 | 火力 | 10 / 29 |
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装甲 | 6 / 19 | 雷装 | 24 / 69 |
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回避 | 44 / 79 | 対空 | 10 / 40 |
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搭載 | 0 | 対潜 | 24 / 49 |
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速力 | 高速 | 索敵 | 7 / 19 |
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射程 | 短 | 運 | 13 / -- |
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最大消費量 |
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燃料 | 15 | 弾薬 | 20 |
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装備 |
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12.7cm連装砲 |
九四式爆雷投射機 |
装備不可 |
装備不可 |
改造チャート |
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浦風 → 浦風改(Lv35) |
図鑑説明 |
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生まれは大阪、所属は呉。真珠湾からガダルカナルまで駆けまわったんじゃ。 最後は金剛姉さんを護衛して台湾海峡… まあ、もうどうにもならんなぁ……。 |
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。
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| | CV:小松真奈、イラストレーター:パセリ (クリックするとセリフ一覧が開きます)
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セリフ | CV:小松真奈、イラストレーター:パセリ | 入手/ログイン | うち、浦風じゃ、よろしくね! | 母港/詳細閲覧 | うちに、何か用? | 提督さん、今日も元気じゃねえ | こら! どこ触っとるんじゃ | ケッコンカッコカリ(反転) | 一日中頑張っとる提督を見てると、なんだかほっとけなくて…なっ!あまり、無理せんでね! | ケッコン後母港(反転) | 提督さん!無理は禁物やで! | 母港(2015年新春限定) | 提督、謹賀新年じゃけえ。今年もよろしゅうね! | 母港(2015年節分限定) | 提督?なんでうちに豆を投げるんじゃ?怒らんけぇ言うてみ?ん?んー? | 編成 | うちに任しとき! | 出撃 | さーて♪ 浦風、出撃じゃ! | うちに任しとき! | 遠征選択時 | 素敵じゃねぇ♪ | アイテム発見 | 素敵じゃねぇ♪ | 開戦 | 砲雷撃戦、開始じゃ! | 航空戦開始時 | | 夜戦開始 | 邪魔じゃけえ! | 攻撃 | 砲雷撃戦、開始じゃ! | おどりゃあ! | 攻撃(夜戦) | そこ退けやー! | 小破 | いやぁっ!ちっと失敗…! | 痛たぁ… | 中破/大破 | 砲塔へしゃげとる*1し、ボロボロになってしもうた… | 勝利MVP | 心配いらんよ。うちがついておるからこの艦隊は大丈夫じゃて! | 旗艦大破 | 痛たぁ… | 帰投 | 作戦終了した艦隊があるよ | 補給 | 補給は大切じゃな | 改装/改修/改造 | うちが強ければ、みんなを護れるけえね! | ちぃと、カッコよくなったかなぁ? | 素敵じゃねぇ♪ | 入渠(小破以下) | 助かるわ〜 | 入渠(中破以上) | いや〜、ぶち*2疲れたわ | 建造完了 | 新しい艦が入ってきたのう | 戦績表示 | 提督さん? 早く読んだ方がええよ | 轟沈(反転) | うちに構わず、早くここから離脱したほうが…ええ… | 時報 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | 放置時 | |
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ゲームにおいて
- 2014/5/23に2-5と共に実装された艦娘。
- 浜風・谷風同様に、初期装備で九四式爆雷投射機を持ってくる。
- 当初は2-5のボスのみのドロップだったが、6/6のアップデートで2-4と4-2と4-3のボスからも出るようになった。
- 2-5でのドロップ率は大鯨よりは高いらしく、捕鯨船団を悩ませているとか。
- 4-2の場合は重巡・駆逐のレベリングと平行してドロップを期待できる。
- 周回には不向きだが、4-3のボスS勝利にてドロップが確認されている。
- 浜風ほどではないものの、なかなかの胸部装甲をお持ちの様子。もちろん駆逐艦娘では上位クラス。
潮といい秋雲といい夕雲、長波といい、最近の駆逐艦の発育はどうなっているのだろう……。
- 浦風の時報は未実装だが、磯風改の時報にて結構な料理の腕前を持っている事が分かった。
- 夕食に茶碗蒸しを作って振舞う程に料理に詳しいらしい。*3
- そうでなくても提督の体調に異常をきたす程のメシマズを監督できる程の指導力を持つ。
- その包容力ある台詞のせいか、ダメ提督製造機の次なる一人と噂されている。
- 改造にはそこそこ高い練度(Lv35)が必要なので注意。
- 改造と共にレア装備の12.7cm連装高角砲(後期型)を持ってくるため、この砲は「浦風砲」と呼ばれている。
- 2015年の新春ボイス(1/1〜1/9)では、浜風・谷風と一緒に実装された。
声帯の妖精さんのもう一つの顔の方が何かと話題になったのは内緒
- 2015/01/23アップデートにおいても瑞鳳・谷風・浜風と一緒に節分ボイスが追加された。
その節分ボイスによってクリティカル大破する提督が多発しているが大丈夫だろうか…
小ネタ
- 「浦風」とは、海辺を吹く風のことであり、浜風と大体同じ意味である。
+
| | 史実
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1939 | 4.11 | 藤永田造船所で起工 | 1940 | 4.19 | 進水 | 12.15 | 竣工、同時に谷風・磯風と第17駆逐隊を編成 | 1941 | 6.30 | 浜風が第17駆逐隊に編入 | 12.8 | 真珠湾攻撃に参加 | 1942 | ― | 空母機動部隊の護衛 | 6.5 | ミッドウェー海戦に参加、飛龍の救援 | 8.〜 | ソロモン方面進出、ラビ攻略作戦参加 | 9.24 | ガダルカナル島付近で至近弾により小破 | 10.24 | 南太平洋海戦に参加後、瑞鳳、熊野の護衛で呉に帰港、修理。再度ソロモン方面進出、輸送作戦に従事 | 1943 | 2.〜 | ガダルカナル島撤退作戦に参加。その後は輸送作戦に従事 | 11.11 | ラバウル大空襲で敵機の攻撃により損傷、阿賀野の救援に従事。帰還後、呉で修理 | 1944 | 2.11 | リンガ泊地へ進出、船団護衛に従事 | 3.20 | 雪風が17駆へ編入 | 5.19 | タウイタウイへ進出 | 6.9 | 谷風が米潜ハーダーの襲撃により戦没 | 6.19 | マリアナ沖海戦へ翔鶴の護衛で参加 | 7.〜 | リンガへ再進出 | 9.〜 | 扶桑山城の護衛のため呉を往復 | 10.25 | 捷一号作戦参加。栗田艦隊所属、サマール沖海戦参加 | 11.16 | 金剛の護衛でブルネイ出港 | 11.21 | 米潜シーライオンの襲撃により戦没。17駆司令・谷井保大佐、艦長・横田保輝少佐含む228名全滅 | 1945 | 1.10 | 除籍 |
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- 初の広島弁艦娘。呉鎮守府に所属していたためと思われる。ただし出身(造船所)は黒潮・谷風・舞風などと同じ大阪(藤永田)である。
- かぶっているのは水兵帽(セーラーハット)。
エラー娘と間違えてはいけない。左右のリボンひもはペンネントをイメージしたものだろうか。
- 真珠湾やミッドウェーからマリアナ沖海戦・サマール沖海戦まで様々な作戦に東奔西走した。
武勲艦として有名な雪風・初霜・磯風ほどではないが、主要な作戦のほとんどに参加している。
- ラバウル大空襲の際に被雷大破した阿賀野の救援に従事している。
この時阿賀野は舵が効かなくなってしまっていたため、浦風は彼女のお尻からロープを張ってぶら下がり、右へ左へ引っ張って舵代わりに動き、トラック島へ護送したというエピソードが残る。
- サマール沖海戦では、矢矧の直率する第十戦隊の第十七駆逐隊司令艦として、雪風、磯風、野分とともに突撃に参加、
敵空母群へ雷撃を行い、敵空母一隻轟沈、一隻大破を報告した。しかし戦後判明したことによると、これは戦果誤認であった。
大ベテランの雪風はじめ各艦が戦闘詳報へ図入りの報告までしたのに誤認であった理由には、魚雷の信管が過敏で、命中前に波の影響で自爆してしまったことがあげられる。
この早発の大水柱を命中と誤認してしまったのであった。
- 髪型が
フレンチクルーラー某戦艦に似ているが、これは最期の任務がその護衛任務であり、一緒に沈んだためであろう。
どちらも米潜水艦「シーライオン」に撃沈されている。またアシカの被害者か!
- ちなみに浦風を撃沈した魚雷は長門へ向けて放ったものが命中せずに流れ弾として被雷したとされている。これがビッグセブンの実力
- 沈没時、僚艦浜風・磯風は金剛の手当て、雪風は内地へ急行する長門以下を護衛するため、浦風の手当てと救助は後回し……と言うより浦風は轟沈したため手の施しようがなかったらしい。
ホントかウソか、とある磯風乗組員は「沈んだのに気が付かなかった」とか?
一段落したあと救助に僚艦たちが戻ってきたときには生存者すら見当たらず、艦橋のグレーチングが一枚漂っているだけだったという。
「もうどうにもならん」や轟沈時のセリフ、この事実を踏まえて聞いてほしい。
- 一部書籍では、上記の「長門を狙った流れ弾が命中し轟沈」とは別に、「同じく護衛中であった大和を狙う魚雷を発見し、身代わりとなって飛び込んで轟沈した」との記述もある。
しかし乗員全員が艦と運命を共にしたため、真相は闇の中である。
- 護衛経験のある艦は飛龍、五航戦姉妹、瑞鳳、扶桑姉妹、熊野、金剛など。
- 浦風の名前は2代目で、先代は浦風型駆逐艦のネームシップ。1915年竣工。機関をタービンとディーゼル併用にした試作艦として建造されたのだが、
肝心のドイツ製ディーゼル機関が第一次大戦の影響で手に入らず、仕方なく重油タンクに変更したため、30ノットがせいぜいという鈍足に。
しかも妹の江風(かわかぜ)はイタリア海軍の要請により譲渡、駆逐艦アウダーチェ(Audace:大胆な)として海の向こうに行ってしまった*4。
試作艦、それも計画は実現せず、おまけに姉妹艦もいない単艦となっては艦隊編成に入れることもできず、ほとんど揚子江での警備任務に従事していた。
1936年に除籍され、以後記念艦三笠のそばに係留されて、1945年7月の空襲まで横須賀海兵団の練習船として活躍。
空母、戦艦、軽巡と同じく二代目に先立たれることとなった。
- ちなみに先代の艦長はあの第二艦隊司令長官の栗田健男、ワレアオバの五藤存知、西村艦隊司令官でレイテ沖海戦で山城と共に散った西村祥治、伊勢最後の艦長牟田口格郎と錚々たる面々が務めている
- 初代・二代目ともに運が悪いせいか(海自はゲン担ぎ目的でそういう艦の艦名を避ける傾向がある)、また「〜かぜ」という艦名が少数高価なミサイル護衛艦の艦名とされたためか、「浦風」の名前はその後の艦で利用されてない。
しかし、島根県警の警備艇に「うらかぜ」がおり、また映画「亡国のイージス」にて架空の「たちかぜ型護衛艦」として「うらかぜ」が登場している。
設定上ミサイル護衛艦であるが、映画では汎用護衛艦である4代目の「いかづち」が「うらかぜ」役を演じた。もーっと私に頼っていいのよ!
もっとも、「うらかぜ」は反乱を起こした「いそかぜ」(キャスト:二代目みょうこう)に撃沈されるやられ役だったのだが。
- なお、こちらの浦風も戦前を代表する冒険小説「新戦艦高千穂」に登場している。
ただしこの小説が書かれた時期(1935〜1936年)には陽炎型がまだ起工すらされていなかったことから、初代浦風か架空の新鋭艦の可能性もある。
- 磯風改の時報では、磯風が呼んだのか、あるいは彼女の料理が危険な事を察知し自発的に手伝った
来たのかは不明だが夕食作りの助っ人として登場。
後に続く時報からして、夕食に出た大半の料理は浦風が用意したと思われる。こうして提督の胃袋は守られたのだ…
- 広島弁を話すが、「はだしのゲン」「仁義なき戦い」などで見られるコッテコテの広島弁を話すのは今ではご年配の方ぐらい。
単に「広島弁」と言うと呉や広島といった県西部の安芸弁が一般的であり、尾道・三原など東部は備後弁、三次など北部は石見弁が多い。
この艦娘についてのコメント
ドロップ報告に関しては出撃ドロップ内にあるコメント欄にて行なっていただけると幸いです。