14cm単装砲 - 艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*

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14cm単装砲

Last-modified: 2015-07-11 (土) 19:18:53

No.004
	14cm単装砲		中口径主砲
	装備ステータス
	火力	+2	雷装
	爆装		対空
	対潜		索敵
	命中	+1	回避
	射程	中
	装備可能艦種
	駆逐艦	軽巡洋艦	重巡洋艦	戦艦
	軽空母	正規空母	水上機母艦	航空戦艦
	備考
	高速戦艦は装備不可
改修更新
14cm単装砲 → 14cm連装砲
巡洋艦の主砲や戦艦の副砲として独自開発された中距離砲です。やや旧式化していますが、列強の15cm砲とほぼ同等の射程と威力を持っています。対艦対地専門で、対空射撃はできません。

ゲームにおいて

軽巡洋艦の初期装備であるが、射程「中」以外は駆逐艦の標準主砲レベルの装備。
中口径主砲の搭載可能艦で射程が「短」なのは五十鈴改二だけなので、射程にはほとんど意味がない。

史実通りに対空性能が皆無な主砲である。敵空母がいなければ命中+1の分、多少は有利に働くかといった程度。
これの小口径主砲版と言えるものに12.7cm単装砲がある。こちらは同じコモンのくせに結構なレア物。

このような性能故に、開発で大和砲を狙ったのに本砲を開発してしまい涙する提督が多い模様。

戦艦に装備可能となっているが、高速戦艦には装備できない。尤も、装備できたとしても意味がないのだが。

極稀に演習でネタ装備として装備する人もいる。大和型にコレを4つ装備と完全にネタにしている提督もいる模様(もっとも素の火力が高いため十分脅威だが)

かつてはステータスが「火力+1のみ」と射程以外は駆逐艦の最弱砲にすら劣る性能であったが、2014/10/24アップデートで火力と命中が+1された。

同日、連装版も実装された。

2015年5月18日のアップデートで軽巡洋艦のフィット補正が実装され、検証結果次第でこれの装備も選択肢に入る可能性が出てきた。
重巡砲で火力を取るか、軽巡砲で火力を犠牲に命中率を取るのか提督の大きな悩みどころとなるかもしれない。

小ネタ

元ネタは「50口径三年式14cm砲

」で、天龍型や5500 t型軽巡などの軽巡洋艦と給糧艦間宮の主砲、さらには長門型、伊勢型戦艦の副砲として採用されている。つまり「大正世代艦の武装」である。

ちなみに戦艦の副砲用(砲郭用)の方が一応古い型式(C型)となっている。軽巡の波除盾付き円錐台砲架版はD型。ただし構造や性能はほとんど変わっていない。

戦艦の副砲としては海外規格の15.2cm単装砲が存在したが、砲弾が1発45kgと小柄な日本人には取り回しが難しかった。*1そこで、弾丸を軽量化し発射速度を長持ちさせるために開発したのがこの14cm砲である。

14cm砲にしたことにより砲弾重量は38kgまで低下した。おかげで射撃速度が6発/分から最大10発/分と向上、そして最大射程も従来の15.2cm砲と変わらない20.5kmという優秀な砲である。
- 勿論砲弾重量が8割になった分一発当たりの威力は低下した。
- 一応緊急時には人力で操作する事は可能だが普段は電動油圧で旋回と仰俯角調整を行う様になっている。

列強の15cm砲とほぼ同等の射程と威力を持っています。との事だが前者はともかく後者（単発威力だが）は確実に負けている……。

だがアメリカはこの砲を警戒してたらしく、「うちんとこのオマハ級の主砲(15.2cm砲)より優秀だ(特に速射力が)」とも評している。
当の日本海軍は「群がってくる駆逐艦や水雷艇を追っ払えればいいんだから、戦艦の副砲や軽巡の主砲としてはこれで十分」とご満悦であった。
- ただし時が経ち重巡モドキ（例.最上型等）の軽巡が各国に現れる頃には軽巡の主砲としては威力不足と言う事になり阿賀野型では15.2cm連装砲に、大淀では15.5cm三連装砲を主砲として採用している。

史実では連装砲バージョンもあるが、それを搭載した艦これの艦艇は夕張と香取のみである。

軽巡に採用された砲塔は後部に覆いが無い開放式円錐台砲架で周りを覆っているのは波除用途の防盾であり、砲自体の防御力はきわめて脆弱である。

ただ砲塔と違って砲身と機関部さえ生きていれば応急人力駆動が可能な為、周囲がどんな状況でも射撃可能であるのが利点。艦体が切断された後も神通の前部砲が敵艦を撃っていたのがまさにこれ。

前述の通り対空射撃は不可能だが、撃沈直前の那珂がこの砲で対空戦闘を行っている映像が残っている。

レイテ沖海戦に参加した長門も14cm副砲を用いて対空射撃を行っているが、戦訓にて”高速運動する小型機に対して効果は極めて微々たるもので、接近する雷撃機くらいにしか使い道が無い”と書かれている*2。
伊勢型ではもはや使い道がないものとされて、航空戦艦改装時に全て撤去され、代わりに12.7cm高角砲を増設して両用砲としていた。

現在は陸奥から引き上げた副砲が靖國神社遊就館、陸奥記念館など各地に点在する。

この装備についてのコメント

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