15.2cm連装砲 - 艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*

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15.2cm連装砲

Last-modified: 2015-06-29 (月) 13:40:02

No.065
	15.2cm連装砲		中口径主砲
	装備ステータス
	火力	+4	雷装
	爆装		対空	+3
	対潜		索敵
	命中	+3	回避
	射程	中
	装備可能艦種
	駆逐艦	軽巡洋艦	重巡洋艦	戦艦
	軽空母	正規空母	水上機母艦	航空戦艦
	備考
	高速戦艦は装備不可阿賀野型、大淀改の初期装備
改修更新
15.2cm単装砲 → 15.2cm連装砲 → 15.2cm連装砲改
新型軽巡のために開発された新型の両用砲です。対巡洋艦戦闘に重きをおいた新設計の軽巡主砲で、限定的ですが対空戦闘も可能です。阿賀野型軽巡シリーズに装備されました。

ゲームにおいて

阿賀野型（阿賀野・能代・矢矧・酒匂）と大淀改の初期装備。阿賀野型は改造すると酒匂改以外はまた持ってくる。

2014/10/24のアップデートで性能が上方修正された（火力+3、対空+3、命中+2→火力+4、対空+3、命中+3）。
2015/06/12のアップデートで開発可能になった。

2015/05/18のアップデート以降、改修工廠で15.2cm単装砲を改修することでも入手可能になっている。

開発できるようになった現在、5-4など戦果稼ぎのついでの阿賀野型掘りはともかく、装備更新で入手する意味はほぼ無い。

2015/05/19のランキング報酬で改修型が実装され、05/29のアップデートでこの装備から更新できるようになった。

★+6以降の改修では15.2cm連装砲を1個消費する。15.2cm連装砲改の改修にも必要になるため、そこまで見据えるとかなりの数が必要になる。
ちなみに更新時には22号対水上電探を1個消費する。

火力値を見た場合15.5cm三連装砲と比較すると火力-3、20.3cm連装砲と比較した場合火力-4の差があるので、単純火力では他装備に劣る。
その代わりに命中+3を得ており、命中補正を重視する際に有用な装備となっている。

例を挙げるとレべリング時の火力調整や、キラ付け時の出撃など命中弾を得ることが重要な局面に加え、観測射撃実施時に必要な2基目の主砲として命中補正に期待する場合等がある。

廃棄画面では20.3cm連装砲を間に挟んで15.5cm三連装砲とこれが並ぶ為、アイコンカラーや文字数で大雑把な判断をすると間違って廃棄し易い。

装備選択画面におけるレア度こそホロだが、イラストの背景や星の数はコモンやレアの装備と同じである。

小ネタ

阿賀野型に搭載された連装主砲「五〇口径四十一式十五糎砲」である。
実は金剛型や扶桑型の副砲と同じ15.2cm単装砲を新たに設計した連装砲架に収めたもの。砲架を新設計して砲塔に収めてはいるが、砲自体は明治時代に制式化された15.2cm単装砲と全く同じである。

仰角こそ55度まで上げることができ対空戦闘に対応していたものの、装填、操砲共に人力が必要な有様で実用的ではなかったという評価がある。
ほぼ同時期に開発された15.5cm砲が、大和型や軽巡大淀にて対空戦闘でも一定の成果と評価を得ており、また15.2cm砲は本来施す事が可能な設備が省かれている*1事も有り相対的に本砲の評価が下がる要因の一つになっている。
また、後方開放型(砲楯式)の14cm単装砲と違い全面装甲を施した砲室を有していたが、弾片（破片）防御程度であり、巡洋艦クラスの砲弾に耐える装甲は無かった。あと一応砲は一門毎に独立可動して俯仰を付ける事が可能ではある。
ただし砲塔装甲の薄さは重量軽減のため。最上型の15.5cm砲でも同じような措置が取られていることをはじめ、
日本軍の巡洋艦に共通したもので、重巡洋艦でも砲塔装甲は弾片防御程度であり、装甲厚（上部）はおよそ25mmだった。その分、船体に装甲を施していたのである。
余りにも旧式化していた14cm砲の代替砲として、威力や装甲は十分に使える代物（そもそも軽巡の武装である）なのだが、
その砲身長は50口径と6インチ(15.2cm)砲としては標準的であり、60口径という長砲身であった15.5cm砲には及ばない。
- なおこの砲は、砲塔式ではあるが砲塔ではない。外からの見た目は砲塔であるが、構造的に砲塔ではないものを、海軍では砲塔式と呼んでいた*2。
  この砲が15.5cm砲に比べて軽いのは主にこれが原因。15.5cm砲は砲塔の下に砲を動かすための動力装置や揚弾揚薬設備等一式を整えており、それをも含めた重量なので、それらの設備が無いこの砲が軽くなるのは当然である。
- 自分の砲発射の衝撃で電灯が消える（二番砲の衝撃で一番砲内電灯が消えた）などの問題も報告され、対策として天蓋装甲を強化するべきという要請が上がっている。

過去、15.2cm砲は砲弾が重く人力揚弾･装填では負担が掛かり過ぎるとして、より軽い14cm砲に取って変わられた経緯がある。

それにも関わらず、最新型軽巡洋艦であった阿賀野型に採用されたのは、偏に海外の軽巡に対抗するため。
また14cm砲をやめ大口径化したのは砲弾重量のネックの一つだった揚弾を機力化によって解消した*3事と、14cm砲の威力不足が問題化したため。
- 阿賀野型開発当時の米英の軽巡は既に最上型が開拓した「超軽巡」*4が主流で、機械揚弾が可能な砲塔式では砲郭式ほど砲弾重量は問題とならなかったので、対「超軽巡」用にこの砲を採用した。
また、最上型が搭載していた15.5cm砲を採用しなかったのは重量軽減*5のためである。
さらに重巡の主砲である20.3cm砲と砲塔リングの径がほぼ同じなため、阿賀野型の船体ではサイズが足りない可能性もあった。
同じ軽巡なはずの大淀が15.5cm砲を採用できたのは、大淀が軽巡とは名ばかりで重巡並の巨体だったからである。阿賀野型のサイズでは分不相応な装備であった。

イラストでは妖精さんが寝ているが、なんとペンギンを枕にしている。
もはや生物なのかどうかすら怪しくなってきた。

この装備についてのコメント

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