艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*
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> 61cm三連装魚雷
61cm三連装魚雷
Last-modified: 2015-06-17 (水) 22:07:03
No.013
61cm三連装魚雷
魚雷
装備ステータス
火力
雷装
+5
爆装
対空
対潜
索敵
命中
回避
射程
短
装備可能艦種
駆逐艦
軽巡洋艦
重巡洋艦
戦艦
軽空母
正規空母
水上機母艦
航空戦艦
備考
重雷装巡洋艦・潜水艦にも装備可能
改修更新
61cm三連装魚雷
→
61cm三連装(酸素)魚雷
→
61cm四連装(酸素)魚雷
★+5
→
61cm五連装(酸素)魚雷
61cm四連装魚雷
→
61cm四連装(酸素)魚雷
★+3
→
陳腐化した53cm魚雷の後継として開発された大型の61cm魚雷。
その三連装発射管は、駆逐艦の主力兵装として「睦月」型や「吹雪」型などに搭載されました。
魚雷戦や夜戦の主力兵装として活躍します。
ゲームにおいて
資源最低値で開発しても出てくる、最も基本的な魚雷発射管。序盤の海域ではこの魚雷でも十分な威力がある。
吹雪
、
綾波
、
初春
、
暁
といった最低値建造や1-1でドロップする駆逐艦ネームシップの初期装備。
ある程度ゲームが進むと
61cm四連装魚雷
が入手できるので、そっちの数がそろったら三連装は廃棄しても構わない。
いずれ
改修工廠
で必要になる時が来るかもしれないが、使用条件の
明石
入手は当分先の話になる。
魚雷を装備すると雷装値が上がり、雷撃戦・夜戦で敵に大ダメージを与えることができる。
火力と雷装の合計値が攻撃力になる夜戦では、
12.7cm連装砲
などの主砲より大きく攻撃力が上がり、カットイン攻撃という高威力の攻撃を発動することができる。
ただしカットイン攻撃の発動率は艦娘の「運」に大きく依存し、主砲*2で可能な連撃に比べ発動率が低い。
運の低い駆逐艦は夜戦を考慮するなら主砲*2、昼の雷撃戦で終わらせたければ魚雷*2、という具合に分けた方が良いかも。
主砲*1+魚雷*1だと弱いカットイン攻撃になり、どっちつかずの装備と言えるのであまりオススメはしない。
2015/01/09より改修可能になった。改修には
改二未到達
の
吹雪
もしくは
叢雲
が必要。
更新すると
61cm三連装(酸素)魚雷
になる。低コストなので毎日のデイリー消化にはオススメ。
Lv1から装備しているのは上記四隻だけであり、改修目的で集めようとすると意外と集まらない。
吹雪型、綾波型、暁型はネームシップ以外も改になれば持ってくる、初春型だけは改装後装備が四連装魚雷となっているので注意。
睦月型も10隻中7隻が改で持ってくる。持ってこないのは
文月
、
長月
、
卯月
の3隻。
▲
▼
小ネタ
元ネタは、日本海軍の「一二年式61cm3連装水上発射管」である。
同じ61cm三連装魚雷としては「九〇式61cm3連装水上発射管」が存在するが、説明文では
睦月
型・
吹雪
型に搭載と書いてあるので一二年式の方だと思われる。
(九〇式は次発装填装置に対応し、後に改造され酸素魚雷が装備可能になったモデルで、
最上
型や
利根
型に内装用の物が、初春型に露天装備の物が搭載されていた)
「発射」管といっても、どちらかというと「投下」に近くあまり迫力のあるものではない。
といっても原始的というわけではなく、現代の魚雷発射管と基本は同じである。
これより以前の駆逐艦や巡洋艦では、53cm魚雷を載せるのが普通だった。しかし各国の魚雷に対する防御力が向上したため、水雷戦に
無駄に
魂を燃やす帝国海軍の人たちは「53cmじゃ火力不足!61cmにしよう!」と言い出したのである。
まず、
夕張
や
球
磨
型
姉
妹
以降の
5500t型
軽巡
のみなさんに61cm連装魚雷を搭載させ、その後駆逐艦として初めて61cm、しかも三連装の魚雷発射管を睦月型に2基搭載したのである。
その後、吹雪型にも三連装発射管を3基9門搭載させた。これは当時の日本海軍で最大の門数である。
使用された魚雷は主に八年式魚雷および九〇式魚雷で、酸素魚雷(九三式魚雷)はのせなかった。
一応酸素魚雷搭載可能なように改造する計画はあったものの、その時にはもう
四連装発射管
が主力だったため、計画は中止となった。
ただし
戦中改造された物
もあり、特型駆逐艦の
一部
の艦
は昭和18年後半から工事の際に取り付けられた。
だが、九〇式魚雷は酸素魚雷の基礎であり優秀な性能を持つ魚雷であったため、酸素魚雷でなくとも十分強かった。
この三連装魚雷は「酸素魚雷」が開発されるまでの駆逐艦を支えた優秀な兵器であったと言える。
魚雷発射管が箱から突き出している様な独特の外見を持っているが、これは日本特有(厳密には露天搭載が多かった駆逐艦や一部の巡洋艦の傾向だが)の物。
戦闘時ともなれば物凄い速さで海上を疾走
*1
し、戦闘時における兵員の能力発揮に悪影響を及ぼす(分かり易いのだと波を被って操作員が波に攫われてしまうなど)ということで、
睦月
型では防楯のみだった砲に、
吹雪
型では覆いをつけて砲塔形式にした。
しかし、
吹雪
型は諸々詰め込んで重心が高めであったため、魚雷については従来通り、発射管に椅子などを備えただけの丸裸状態であった。
だが、「うちも主砲でやったみたいにしてくれ! 波にかっ攫われてドボンなんて嫌だ!」と水雷兵から強い要望があったため、
敷波
で試験的にベニヤ板製の魚雷覆いが装着され、良好な結果を得られた。
ここで晴れて配備……とはならなかった。「重い装備を追加したら重心が上昇して困る」と艦政本部四部(船体担当)から苦情が出たのだ。
結局、現場からの強い要望があると艦政本部二部(兵器担当)が四部を押し切って、配備を進めることになったのだが……実は二部、深く考えずに押し切ったらしい。なにしろ、試作は四部の反対を押し切ってから始められたからである。
「なるべく軽くしよう」と作成されたジュラルミン製魚雷覆いは、すぐに腐食して使い物にならなかった。次に作ったのは鋼鉄製魚雷覆い。「せっかくだから防弾も考慮するか」と厚さ3ミリの特殊鋼材で作成された。今度は強度面での問題は無かったのだが、素材の硬度が高過ぎたため、製造は困難だったという。
ちなみに戦後も国鉄が似たようなことをやらかしているのは内緒だ。
*2
前述の通りあくまで露天搭載の魚雷発射管向けの対策であり、重巡向け等内部に搭載するタイプの魚雷発射管にはこれらの防盾は付いていない。
余談だが、艦これの魚雷装備左上の青いアイコンは現代の(海上自衛隊の護衛艦を含めて)西側の艦艇が対潜水艦攻撃用に搭載している短魚雷三連装発射管がモデルである。
▲
▼
この装備についてのコメント
最新の15件を表示しています。
コメントページを参照
>魚雷管ではなく酸素魚雷の方を改造して搭載した響のような例もある
ここのソースplz 何処を探しても『発射管を改造した』としか書いてないし、そもそも酸素発生装置載せないと酸素魚雷撃てないから、結局発射管改造することになると思うのだけど…… --
2014-05-04 (日) 00:06:28
学研の『特型駆逐艦―吹雪型3タイプ23隻全軌跡』に、「横須賀で93式酸素魚雷を搭載したが、発射管はそのままで、弾頭部を小型化した特別製のもの」を演習で発射した記述がある。(正しく航走せず、反転して自艦に命中したようだが)ただ、それ以降実戦において使用したかについての記載はないため、一種の運用実験だった可能性が高い。同書では後に響も発射管を改装したとの記載がある。あと、酸素発生装置(第二空気圧縮機)は九三式魚雷の発射に必須のものでは無い。学研の『帝国海軍艦載兵装の変遷』には、魚雷への酸素充填を魚雷調整所や巡洋艦で行った後、駆逐艦に積んだとしている(潜水艦はこの方法で)また、同書には不知火等の一部の艦は修理時に酸素発生装置を撤去した旨が記載されていた。 --
2015-01-11 (日) 11:39:01
なんか違和感有ると思ったら魚雷のアイコンって現代の3連装短魚雷発射管だよね。 --
2014-05-12 (月) 17:25:42
本当だ すっきりしたわw --
2014-05-21 (水) 18:38:25
「んなバカな」と確認したら本当だった。どうしてだろ? --
2014-09-02 (火) 22:23:45
1.日本の魚雷発射管の形だとアイコンにしても分かり辛かった 2.まさかの自衛艦これ実現フラグ 3.サービス開始当時はアイコンの形の事など特に何も考えていなかった さあどれだ --
2014-09-11 (木) 23:37:18
>これより以前の駆逐艦では、53cm三連装魚雷を載せるのが普通だった --
2014-07-10 (木) 21:06:18
↑ミスした。53cm「連装」魚雷じゃないのか?峯風・神風型共に53cm連装魚雷×3だし --
2014-07-10 (木) 21:08:13
本文の「ゲームにおいて」の主砲*2と魚雷*2って逆じゃ? --
2014-08-26 (火) 20:49:04
遅い回答だけど、逆ではないと思う。『夜戦でカットインを狙う場合は主砲*2より魚雷*2の方が高威力』は普通。『「運の低い一般的な駆逐艦で、夜戦まで考慮する」という場合は主砲*2』も、普通。運が低いとカットインが出ずに終わりやすいから、夜戦になったのに仕留め切れないことになっちゃうでしょ。 --
2014-09-20 (土) 11:05:44
先の書いた者です。駆逐艦に限ればそういうことになりますね。理解しました。 --
2014-09-20 (土) 18:55:47
産廃装備で良いから試製61cm三連装(酸素)魚雷的な装備が出ないかな? 潮改二位で --
2014-10-11 (土) 19:20:07
きましたよ! --
2015-01-09 (金) 16:45:00
潮改二「・・・」 --
2015-01-11 (日) 17:14:53
三連装魚雷が手に入って歓喜してた初期のころが懐かしいな --
2014-11-13 (木) 01:30:11
明治時代の話だけど、35.6cm魚雷(単装)水上発射管が日本の水上艦(甲鉄艦扶桑、コルベット艦金剛・比叡)で初めて装備された魚雷発射管らしい。 --
2014-12-26 (金) 16:13:11
「ところで、日本軍艦で最初に魚雷を積んだものは、意外や水雷艇ではない。明治十一年、日本に到着したイギリス製の「扶桑」「金剛」「比叡」の三隻に対し、後部に二門ずつの水上発射管を装備したのが始まりだ。」(木俣滋郎『艦艇発達史 -幕末から昭和まで 日本建艦物語』(光人社NF文庫, 2002年), p.69) --
木主
?
2014-12-26 (金) 16:13:40
61cm三連装(酸素)魚雷が新改修装備で来たみたいだけどこれを改修していって作るんかね?14cm連装砲みたいに --
2015-01-09 (金) 16:48:51
ネジ消費してまで三連装酸素を作る提督はどれくらい居るだろうか --
2015-01-09 (金) 16:53:32
連装数が下がってるからスペは4連酸素よりも下だしあらかた装備がそろってやること無くなった提督が図鑑埋めの為にやるぐらいかねえ特殊能力あるとかで無いと --
2015-01-09 (金) 17:00:03
コレクターズアイテムっぽいよね。戦力強化目的にはならなさそう --
2015-01-09 (金) 17:34:36
少し訂正 下だし→下だろうし --
2015-01-09 (金) 17:01:07
もうこれ廃棄できないな --
2015-01-09 (金) 18:29:35
でもまあ1-1ドロップ艦(該当艦は上を参照)の初期装備で手に入るレベルなら必要時に適時手に入れればいいんじゃね枠だって限りある訳だし --
2015-01-09 (金) 20:50:24
持参艦が4隻だけだから意外と手に入り難いよ。趣味で睦月型〜初春型にコレ持たせようとここ一ヶ月収集してたけどまだ半分も貯まらん・・・その内半分は電探開発時の副産物だし --
2015-01-09 (金) 22:44:46
ALL10で開発してればそこそこ出るから気長にやれば良いのではないでしょうか? --
2015-01-10 (土) 10:23:04
睦月型の改が大抵持ってくるのでそれでいいかな? --
2015-01-10 (土) 21:16:11
廃棄クエで50本くらい捨てちゃったお……まさか必要になるときが来るなんて(´;ω;`) --
2015-01-20 (火) 21:21:10
たくさん解体しても、1-1 でキラ付けしていたらこの装備持ってくる艦をたくさん拾うから大丈夫だよ。 --
2015-01-23 (金) 04:02:42
ん?なんでこれが必要なんだ?三連酸素魚雷が欲しいなら吹雪のレベル上げればいい話だし、それを待つのが惜しいほど良い装備ってわけでもないし --
2015-01-23 (金) 04:25:28
61cm三連装(酸素)魚雷を改修するには61cm三連装魚雷が必要だから、だろうな。 --
2015-01-25 (日) 14:27:29
提案意見掲示板で賛同を頂いたので、改修更新前後の表示を編集で追加しました。 --
2015-03-20 (金) 13:45:57
改修9→10、5回連続失敗。^^^ --
2015-04-13 (月) 15:33:17
艦これ始めて以来、信号機がこれに見えるんだよな。特に背中合わせに2つセットになったやつ --
2015-05-13 (水) 23:39:59
あ〜、確かに見えるわ。 --
2015-07-11 (土) 12:58:59
お名前:
*1
参考:30ノット=約55km/h
*2
戦時設計のモハ63系電車の一部を、敗戦で不要になった航空用ジュラルミンで車体をつくったのだが、鉄道車両ゆえの電気による腐食作用で数年でボロボロになり車体を新製するハメになった。一方、戦前期に設計されたオロ40形客車でも同じことをしたが、先述のモハ63系ジュラルミン車と同時期に鋼製車体に乗せ換えたが、こちらはそれほど傷んでいなかったという。しかしこの教訓は生かされず時代も大きく下って営団東西線直通用の301系を、一部私鉄で流行していた耐食アルミ合金製にし、塗装代をケチろうとしたのだが、車体をろくに整備しない為これまたあっという間にボロボロに。要は私鉄の検車体制が優れていたから可能だったのであって、当時のモラル崩壊の国鉄の検車体制では維持できず、結局塗装することに。車体整備コストの大幅な引き下げを可能とする本命は、日車アルミ合金車体のライバル技術である東急オールステンレス車体であった。