艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*
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> プリエーゼ式水中防御隔壁
プリエーゼ式水中防御隔壁
Last-modified: 2015-07-11 (土) 20:58:12
No.136
プリエーゼ式水中防御隔壁
増設バルジ(大型艦)
装備ステータス
火力
雷装
爆装
対空
対潜
索敵
命中
回避
-1
射程
装甲
+7
装備可能艦種
駆逐艦
軽巡洋艦
重巡洋艦
戦艦
軽空母
正規空母
水上機母艦
航空戦艦
備考
開発不可能
Littorio
、
Roma
の初期装備
2015年春イベントE-3報酬(全難度共通)
シリンダータイプの隔壁による、艦幅も重量も増やさずに水中防御を向上させる大型艦艇の防御隔壁です。
タラントでの戦訓から評価が分かれますが、一定の防御効果は期待できるといわれています。
(戦艦・巡洋戦艦・航空戦艦・正規空母(含む装甲空母)用)
ゲームにおいて
大型艦専用の追加装甲、簡単に言えば大型バルジの調整版というべきか
既存の
増設バルジ(大型艦)
に比べて装甲-2、回避+2と相対的にバランスをとっている。
ただし装甲乱数が2/3~4/3と3の倍数変動している関係で、その点を考えると不利か?
また
増設バルジ(中型艦)
と同じ装甲値でありながら回避値が1勝るとパフォーマンスは微妙に良い。
入手方法はイタリア艦が所持しているか、イベント突破報酬とそれなりに入手しやすい。
大型バルジが不足していた提督にとっては嬉しいかもしれない。
▲
▼
小ネタ
プリエーゼ式(プリエーゼ・システム)とは、魚雷や水中弾の被害を抑える水中防御の方法の一種である。
その名は、
ヴィットリオ
・ヴェネト
級の設計・建造をまとめ、本システムの開発を手掛けたイサッコ・ウンベルト・プリエーゼ中将
*1
に由来する。
彼は、1914年頃から本システムの開発を手掛けている。
本システムは、ざっくり言えば「艦内構造物を破損させることで、艦内舷側で水中爆発の衝撃を吸収する方法」である。
システムの構造は以下の通りである。まず、水線下の艦内舷側沿いに、中身が空洞の円形構造物を横に寝かして配置し、これが丸ごと収まるポケットを舷側に造って重油または海水で満たす。
また、ポケットの艦内側に大乾室を設け、外舷側にはポケットの外壁に沿って内部が空洞でセル状の小乾室を設けられている。
この円形構造物は、浮力の増大を兼ねている。
妖精さんが設計図を開いているため少しわかりづらいが、上記画像はプリエーゼ式の断面図である。
一番外側(舷側)の小部屋がたくさん連なっている部分が小乾室、その内側の円筒形の空間がポケット、一番内側の中心部が円形構造物である。
また、小乾室の端と端をつなぐようなL字型の空間が大乾室となる。
これで魚雷が命中しても、爆発の圧力波は小乾室が押しつぶされることで緩衝され、更に圧力波の余力によって円形構造物が破損しポケット内の液体が流れ込むことで、艦深部にダメージを及ぼさない程にまで軽減されるというものだった。
また、小乾室が破損したことで生じた浸水は、三重底の艦底を伝って反対舷の大乾室へと流入し、左右の傾斜を自動で調節するというダメージ・コントロールも担っている。
本システムはコンテ・ディ・カブール級の大改装時に初めて戦艦に取り入れられた。
その後もヴィットリオ・ヴェネト級の設計、カイオ・ドゥイリオ級の大改装でも採用され、イタリア軍の全戦艦に導入されている。
実は、戦艦以外であれば、1919〜1921年にかけて建造された補給艦ブレネッロとタルヴィシオに試験的に導入されている。
そして、ソ連のソビエツキー・ソユーズ級も本システムを採用する予定であった。船体形状等もヴィットリオ・ヴェネト級に似通っているところがそこかしこに見受けられる
*2
。
+
何や完璧やん!やっぱりバルジなんかいらんかったんや!
残念ながら、実戦では理論通りの効果を発揮できなかった。
むしろ、魚雷炸裂時の衝撃波が円形構造物を通して艦の前後各所に太鼓のように伝えてしまい、従来の水中防御方式より被害を大きくしてしまった可能性がある。
1940年11月のタラント空襲において、コンテ・ディ・カブールに1本、カイオ・ドゥイリオに1本、リットリオに3本の魚雷が命中。結果、3隻は大破着底。
リットリオは1941年3月、カイオ・ドゥイリオは1941年5月まで行動不能となり、コンテ・ディ・カブールに至っては、1941年7月にようやく浮揚が成功するも、終戦までに修理を完了できなかった。
コンテ・ディ・カブールの引き上げが難航したのは、円形構造物が大きくずれて艦体を突き破り、浸水の程度がひどいためであった。
カブールの復帰が遅れたのはプリエーゼ防御の範囲外で
船舶の急所である艦底にまともに魚雷を受けたためで
一概にプリエーゼ式防御のみに原因があるわけではない。
港湾部などの浅海では魚雷の威力が増加するのも関係しているとされる。特にタラントの湾内は水深がわずか12mしかなく、リットリオに至っては喫水線下が10.4mもあるため、実質1.6mの沈降で着底する。しかし港湾内は復旧の設備投入が早いため、3発も被弾下にもかかわらずリットリオは被害を受けた中では最短の5ヶ月で修理を完了した。
あえて擁護するなら、イタリアの工業力がプリエーゼ式防御に必要な素材と技術の条件を満たさなかったというのも大きかった。
当時のイタリアで生産された鋼材はプリエーゼ式防御に使用するには質が低すぎたとの戦後の調査レポートが存在する。
またプリエーゼ式はその効果から耐圧に優れた電気溶接で作られるべき構造だったのだが、イタリアでは熟練工の不足などから一部に鋲打ち構造を採用してしまったことも原因の一つであった
*3
。
一方、コンテ・ディ・カブールは近代化改装したとはいえ、第一次世界大戦中に建造された旧式艦であることや、ヴィットリオ・ヴェネトがマタパン岬沖海戦や第1次シルテ湾海戦で魚雷の直撃を受けながら自力航行で帰還していることを鑑みれば、それ程ひどい欠点ではなかったとも考えられている。
但し、タラント空襲後のリットリオやマタパン岬沖海戦後のヴィットリオ・ヴェネトが修復までに長い期間を要したことから、苦労した割には旧来の防御方式よりそれ程優れているわけではなく、修理が大変なためにコストパフォーマンスが悪いといえる。
やっぱりバルジは大正義なんやな・・・
当時主流だった水中防御・浮力増加の方法はバルジを両舷に張ることだったが、バルジを張れば艦幅が増大して速力低下に繋がる。
これは、シー・レーン確保を重視し、来るべきフランスの新型高速戦艦
*4
に備えなければならないイタリア海軍としては、何としても避けなければならないことだった。
イタリア男がスピード狂だったからというわけではない…はず。
プリエーゼ式は高速性を維持しつつ、水中防御を高めようとした苦肉の策なのである。
“両方”やらなくっちゃあならないってのが“戦艦”の辛いところだな。
ただ日本海軍
きってのBBA
の
金剛
四
姉
妹
や、
長門
型
などは近代化改装でバルジを増設しているが、速力はむしろ向上している。これにはいくつかの理由がある。
想定される戦場の違い。イタリア海軍は当面は遠浅で狭い地中海が想定戦場であったため、速力と言うか、艦全体の運動性が低下することを嫌った。それに対して日本海軍のこの頃の想定戦場は広大な太平洋だったので、むしろ海水量を増大させて艦の安定に寄与すればそれでよかった。
バルジは艦幅を増大させる反面、適当な構造であれば艦の安定性も増すためむしろ速力は上げやすくなる。とは言え、当時このことに気づいていたのは日本海軍ぐらいのものであった。
詰まるところが建造と運用を積み重ねた海軍技術力の圧倒的な差が背景にあった。イタリアは枢軸国の中では比較的海軍先進国であるとは言え、三大海軍国の日本と比べれば天と地の差である。
イタリアが経験よりも閃きに頼ったのに対し、日本はボイラーやタービン、また船体構造そのものなど試行錯誤の上確実な技術を身に着けていたわけである。
下記の動画において分かり易く解説がなされている。(ニコ動注意)
迷軍艦に乗ろう第三回〜弄りすぎは逆効果!?〜 (8:51)
▲
▼
この装備についてのコメント
最新の15件を表示しています。
コメントページを参照
軽空母や水上機母艦に装備できればなあ...。とくに水母は、ルート固定要因の時に一人大破して足を引っ張ることがなくなっていいと思うのだが... --
2015-05-19 (火) 21:43:59
禿同。うちのオリョ水母は甲標的・中バル×2。バルジ二枚重ねなら小破以下ダメージとか修理の気が進む損傷の仕方をしてくれたりする、事もある(素だと中破とかばかりですよね)…。最初は缶も良いかなって思ったが焼け石に水だった。中型プリエーゼまじで欲しいあればいいのに。 --
2015-05-22 (金) 22:21:20
「どうしてそうなるのかは解るが、そうするしかないものなのだろうか」
--
2015-05-20 (水) 04:27:04
高速こそ至上。故にバルジは受け容れられず、「そうするしかなかった」のです… --
2015-06-19 (金) 23:02:13
衝撃を外部に解放するための解放用の排水弁か何かを用意すれば・・・と思ったが戦艦の場合、そこが装甲防御において致命部位になりかねないから結局密閉するしかないのか。 --
2015-05-22 (金) 07:52:09
液体入れずに使う…つまり船体外殻のほうを内側にへこませたところにバルジを埋め込んだ状態のものとして扱えば少なくとも被害の拡大効果はなかったんじゃなかろうか などと素人が妄想 --
2015-05-25 (月) 01:29:49
4つ集めてはみたが、大バルジより有効な使い道がないな --
2015-05-22 (金) 23:12:02
演習で大和型に46☆MAを2とこれ2個付けたら強いかな? --
2015-05-25 (月) 09:56:58
いや、普通は主砲x2、徹甲弾、水偵OR水観だろ。 殺られる前に殺れ的なこのゲームで弾着観測と徹甲弾効果捨ててまで使おうとは思えないんだが。 --
2015-05-27 (水) 20:03:02
「演習で」って言ってるから相手が空母マシマシで制空取ろうとするとボーキが死ぬ場合じゃないかな --
2015-05-28 (木) 08:46:32
空母は勝手にレベル上がるから演習だと元々制空捨てて主,主,徹,バルジにしてるな これで勝率98%維持してる --
2015-05-28 (木) 09:11:15
大型バルジと比較して回避+2は回避60いかないあたりだと捗る希ガス。育成中とか --
2015-06-05 (金) 20:34:58
大バルジなんか持ってないよ… レベリング中の葛城がお腹を冷やさないように2枚重ねだ。でも説明を見てると巻いてたほうが冷えるかしら… --
2015-06-05 (金) 20:39:04
今まで箪笥の肥やしでしたが、5−3攻略に大活躍してくれました!とにかく道中大破を回避しなければならない夜戦極悪マップにおいて、大破率が下がるのは大助かり!今更ながら、春イベを無理して攻略しておいて良かったと心底思っております! --
2015-06-06 (土) 10:54:46
これの失敗のせいでプリエーゼという名前が独り歩きしてるけど、設計したヴェネト級自体はイタリアの情勢と仮想敵に対応したかなりの良作であるあたりプリエーゼ中将はやっぱり優秀な造船官といえるんだろうな(このことについさっき思い至った マジすみませんでした) --
2015-06-07 (日) 02:44:51
技術者として第一人者たりえたら、後世でも低くない評価を与えられるものです。ただ、この頃は発想の確立に他がついていけなかった。米英蘇日独、どこの国でも。こんな時代は、空前にしておそらく絶後でありましょう。 --
2015-06-19 (金) 23:11:59
実際当時の技術力や理論じゃ、アメリカでも完全に実用化出来ないだろうからなあ。 --
2015-07-14 (火) 17:56:29
試験的な採用ってのはどこの国でもやるものだしな。効果があれば継続採用、悪ければ見直しってのは扶桑→伊勢とかの日本艦でもあるんよね。まぁこれに関してはトラディショナルすぎる面もあるけど新型機構ですって銘打ったほうが上層部納得させる理由になって資金が降りやすかったとかって理由もあるんでないかな。 --
2015-07-24 (金) 08:50:56
New
bis・大和・武蔵に積んで5-5潜水√やってるけど、かなり安定度が上がったな。大型バルジ1個しかないから助かる。 --
2015-06-12 (金) 00:19:37
まあ鋼材100000とか溶かしてバルジ大3,4個作るよりこれで間に合わせるのは手だな --
2015-06-24 (水) 23:22:45
つまりバルジは外付け防御でプリエーゼは内蔵型防御ってことでええのん? --
2015-06-24 (水) 23:18:19
バルジは装甲面だけでなくて積載量の増加や艦幅増加による安定感の増加目的もあるから違うも目的で使われたりもする、燃費や速度が犠牲になるが。内部防御は水密壁とかどの艦もやるけどその一種って感じ。 --
2015-07-24 (金) 08:56:17
New
図鑑での分類が増設バルジ(大型艦)になっていたため変更しました。 --
2015-07-03 (金) 20:57:32
バルジ大がまったく作れなくなったんだが、このせいなのか。。。 --
2015-07-11 (土) 06:18:17
意味が分からない・・・ --
2015-07-12 (日) 17:01:48
名前がややこしいから、「イタリアバジル」って呼んでる --
2015-07-13 (月) 12:06:58
何かいい匂いがしそう --
2015-07-16 (木) 23:03:58
この装備、名前が物凄くかっこいいよね --
2015-07-20 (月) 22:44:16
お名前:
*1
イタリア海軍の重鎮造船官で、欧州版平賀譲的な人。高雄型の艦橋を「漫然と現場からの要求をまとめただけで、確固とした信念がないようだ」と酷評したことでも有名。
*2
艦船建造能力の復活以降、ソ連海軍は度々イタリアに軍艦を発注しており、それを参考にしていた。
*3
鋲打ちは溶接に比べて圧力に弱く、大和でも水圧で鋼板接合部の鋲がはじけ飛んで、多量の浸水を許した事例が見受けられる
*4
ダンケルク級戦艦