漣

No.069
	漣(さざなみ)		綾波型 9番艦 駆逐艦
	艦船ステータス(初期値/最大値)
	耐久	15	火力	10 / 29
	装甲	5 / 19	雷装	27 / 69
	回避	41 / 79	対空	12 / 39
	搭載	0	対潜	20 / 49
	速力	高速	索敵	5 / 19
	射程	短	運	10 / --
	最大消費量
	燃料	15	弾薬	20
	装備
	12.7cm連装砲
	未装備
	装備不可
	装備不可
改造チャート
漣 → 漣改（Lv20）
図鑑説明
特型駆逐艦の19番目、綾波型でいうと、9番艦の漣だよ。 読みにくいって？貴方が字を知らないだけヨ。 南雲機動部隊が真珠湾でボコボコやってる時、 ミッドウェー島砲撃を敢行したよ。何気に凄くない？
開始時選択画面の説明
漣（さざなみ）は、ちょっと変わり者の艦娘。 根は真面目で実力もあるが、 風変りな言動と行動で人を惑わす。 本当はちゃんとお話ししたいと思っている。

※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。

ゲームにおいて

• 開始時に選べる初期艦娘（吹雪、叢雲、漣、電、五月雨）の内の一人。
• ごく普通の駆逐艦のはずだがドロップ率が異常に低いのが特徴。初風並にレアだと証言する提督もいる。
  • コモン駆逐艦であるにも関わらず、ネームシップ並みにドロップしないらしい。レアリティ、サバ読んでませんか？
    • 一応理由としては「後半海域で殆どドロップしない」という第7駆逐隊共通の事情に加え、その中でも漣ドロップポイントが一番少なくなっているという事情がある。
      漣ドロップは1-1ボス、1-2全域、1-3ボス、1-5全域、5-3一部道中のみ。複数マス出現海域が3つしかないのである。

• 提督を「ご主人さま」と呼んでくれるのは全艦娘の中で彼女だけ。この意味でもレアである（まあメイドはメイドでも喫茶の方を意識っぽいけど）。
  
  
• 2014年クリスマス(12/12〜12/26)限定で、XmasスペシャルボイスとXmasバージョンのグラフィックが公開された。（公式ツイッターアイコン）
  名札をつけたメイド喫茶っぽい衣装に、カニマーク入りの髪飾りと腰飾り、大量のうさぎ、と漣の関連ネタてんこ盛りである。
  • 期間の終了した現在は普通に漣を入手・中破させた時に一緒に図鑑に登録される。
  • 実はクリスマス、12月24日は史実的には漣の第十駆逐隊時代の同僚だった狭霧(未実装)が開戦後間もない1941年のその日に、オランダ海軍の潜水艦に撃沈されてしまった日でもある。
• 2014/12/26のアップデートにおいて、補給・放置ボイス等が追加更新された。なお上記のXmasボイスと違い改造後に聞けるようになる。
• 2015/06/26のアップデートにおいて、初夏の季節限定グラフィック、及び限定母港ボイスが姉妹艦と共に実装された。クリスマスから丁度半年後である
  • 07/17のアップデートでも限定グラフィックは続投、初夏ボイスの一部が盛夏ボイスに置き換えられた。

小ネタ

• その台詞は2ちゃんねるを中心したインターネットスラングやサブカルチャー、ネット等で流行した有名人の語録のパロディ等が多い。…が、一部使い方が微妙に間違っている。
  • 補給やマップでの物資獲得の「ktkr！」「メシウマ！」は2ちゃんねるのニュース速報方面から。
  • 修理時の「あー、今回もやられてしまいましたがー……あ、それは違うの？」はアントニオ猪木さん…のモノマネ芸人故・春一番氏から。
  • 中破時の「ぐぅ……！　なんもいえね〜……」は水泳の北島康介選手の北京オリンピックでのインタビューから。
  • 出撃時の「駆逐艦漣、出る！」は恐らくロボット物アニメの発進台詞からか。
• 子日などと並び、艦これ屈指の難読艦名。細かに立つ波という意味で、琵琶湖南西地域の枕詞でもある。
• いちごのようなにんじんのような。何がかは訊くな。
  • イラストレーターさんのTwitter発言よりいちごであることが判明。
    さり気なく他の七駆メンバーのも暴露。妄想が捗ります。ありがとうございます。ご主人様、調子に乗ると、ぶっとばしますよ♪
• 秘書官にして連クリックすると？ふぅ…お帰り下さい、ご主人様♪
• 舞鶴海軍工廠で1931年6月6日に進水、1932年5月19日に就役。
  竣工から間もない頃は暁や狭霧(未実装)と第10駆逐隊を編成していた。
  1939年に第十駆逐隊が解隊された後、同じ特II型の朧、曙、潮と第七駆逐隊を編成。
• 開戦直前の1941年4月に七駆は一航戦所属となったが、真珠湾攻撃には参加せず、潮とともにミッドウェー島砲撃を行った。
  他に同行していたのは給油艦の尻矢のみ。ヘタしたらそのまま玉砕である。
  もっとも「ちょっとちょっかい出してきました」程度であり、米軍側の被害もあまり大きくはない。
  別働隊として長時間航行した割に、攻撃の所要時間も30分ちょいで、発射砲弾数も潮と合わせて僅か300発くらい。
  • 尤も12.7cm砲弾といえば、陸の感覚で言えば立派な野戦重砲クラス。当時の大抵の戦車は軽くふっ飛ばされるほどの破壊力を秘めていたりする。*1
    陸上部隊からすれば、駆逐艦の小口径砲弾でも恐ろしいことこの上ない。
  • 「第七駆逐隊海戦記」には、まさにこの時潮に乗っていた著者により、ミッドウェー島砲撃の緊迫の様子が語られている。
    興味のある方は是非読んでみよう…と言いたいところだが、潮に同行したのは給油艦尻矢と駆逐艦響になっている。*2
    素直に脳内変換して読もう。
• その後多くの帝国海軍艦艇と同じく、南方海域での作戦に従事。
  キャラクターとしては中々に濃いのであるが、実際の戦歴は正直パッとしない。
  まあステキなパーティやら異能生存体やらがおかしいだけで、駆逐艦としてはこれが普通なのであるが。
  • 活躍が無いって？ご主人様が知らないだけヨ(ふんす)
    • 皇紀2600年記念行事の特別観艦式で、第7駆逐隊からは私だけが参加してるのよ。何気に凄くない？
      …ホントはみんなで参加するはずだったけど、急にお仕事*3が入っちゃったのよね。
    • 第一次ベララベラ夜戦では、三水戦司令座乗の旗艦として駆逐隊*4を率いたのよ！
      得意の夜戦で巡洋艦も撃沈！私の時代キタコレ！
      …え？損害無し？誤認だったっぽいの？…ゆ、輸送はちゃんと成功させてるし！そっちが本命だし！
    • もちろん、ミッドウェー島砲撃も凄い危険な任務だったのよ？
      駆逐艦2隻じゃうっかり大型艦にあったらひとたまりも無くて、生き死には殆ど運頼みだったんだから。
      実際のとこ、ヲ級レキシントンがすぐそばにいたらしいから、ホント間一髪ね。
      いやーやっべーわアタシ超強運だわー　一度も敵艦に遭わずに切り抜けｔ
      
      　　　　　　え、潜水艦？すぐそこにいたの？　　……ずっと私達を見てた？　ﾋｯ
• 珊瑚海海戦では祥鳳の護衛および救助活動を行っている。
  救助活動中に夕張を敵艦と誤認し戦闘態勢に入るも、識別信号によりすぐに味方だと認識。
  救助艇の乗員曰く、夕張の乗員の訛りがひどく最初は日本語なのか英語なのかの判断に困ったとのこと。*5
• 最期は、曙と共に2隻でタンカー船団を中途より護衛するという任務の最中だった。
  漣と曙は任務の直前までラバウルで連日敵機の空襲に見舞われており、空にばかり注意が行っていた……とは曙乗員の証言である。
  予定時刻、船団との会合地点に着いたが味方船団は見えず、仕方なく遊弋して待つこと一時間。
  漣が曙へ「コレヨリ◯◯二向カウ。針路◯◯」と通信を発しかけた次の瞬間、3本の魚雷が深々と命中したのだった。
  1本は不運にも弾火薬庫を直撃したらしく、凄まじい大爆発とともに漣は殆ど一瞬にして姿を消したという。*6
  天龍と大潮、大鳳を葬った悪夢の米潜「アルバコア」に襲われたのだった。
  そしてまた護衛対象の船団も別の潜水艦に襲われて3隻中2隻を失い、任務は事実上の失敗。こうして曙の不幸エピソードがまた一つ刻まれてしまった。
  ただ、文字通りの轟沈だった割には生存者は比較的多く、89名が曙によって救助されている。
  • 当時の漣艦長は次の天津風艦長が内定していたのだが、漣戦没の際に戦死したため、天津風へ着任することはなかった。
• 生存者の手記に沈没前の漣には、筏もしくは木材を積んであったという記述がある。
  被雷し即轟沈、さらに曙は敵潜水艦への対応に追われ直ちに救助が行えない状況であったが、乗員はこれにつかまり救助を待ったという。*7
• 正確には改特II型、もしくは改綾波型とも言うべき型。
  朧以降は煙突の長さが短くなったのに加え、漣は後に特III型に採用されることとなる缶を試験的に搭載する改装を受けている。
  服につけている缶バッチはこれが由来か？
  • 彼女の腰についている缶バッチは漣柄という小さな波(Google画像検索)を模した柄をしている、もっともこの画像検索も最近汚染気味だが…これが、漣の本気なのです！
• 中破すると分かるが、主砲の上のうさぎはどうやらぬいぐるみではないらしい…。
• 特II型駆逐艦の漣は二代目。先代の漣は雷型駆逐艦の四番艦、因みにフミカネ氏によって艦娘化されている。
  • 初代漣は日本海海戦の折、重症を負った敵将ロジェストヴェンスキー提督を座乗させていた駆逐艦ベドーヴィを拿捕し、ロジェストヴェンスキー提督を捕虜としたことも有名。ちなみに一緒にいたのは初代陽炎。やっと会えた!ロジェストヴェンスキー提督♪
    • ちなみにその時は別に残党捜索とかをやっていた訳でもなく、夜戦中に僚艦とはぐれて陽炎ともども迷子になっていたという締まらない状況だった。しかも当時の艦の据付望遠鏡を超える倍率の双眼鏡を乗組員がたまたま私品で持っていたために通常では視認不能な距離から一方的に発見したという幸運っぷりであった。まさに「メシウマ」である。
  • このことは名著｢坂の上の雲｣に詳しい。詳しいことは当wikiおすすめ映画・書籍に。
• また三代目として、たかなみ型護衛艦の四番艦「さざなみ(DD-113)」が就役中。
  • たかなみ型の艦名は全て「○○なみ」で統一されているが、実はさざなみのみ、先代が雷型→吹雪型であり、他艦は全て夕雲型から受け継いでいる。違和感なく混ざっているが一人だけ仲間外れである。
  • 三代目の「さざなみ」は海賊対処行動水上部隊の記念すべき第1次部隊として「さみだれ」とともにソマリア沖に派遣されている。
    • この時の事を分かりやすく紹介する動画が存在する。さざなみの活躍ｋｔｋｒ！！
  • 2013年11月より「さざなみ」「さみだれ」は海賊対処行動水上部隊の第17次部隊として再び派遣されていたが、18次隊の「うみぎり」「いなづま」に任務を引き継ぎ、2014年5月、無事呉基地に帰国した。
    つまり初期艦娘の後継者3隻が遥かアフリカのジブチ基地で一同に揃い、海上護衛任務の遠征で資源を稼いで守っていた事になる。
    「さざなみ」ちゃんも頑張って。超頑張って。
    • ちなみに艦これサービス開始時にはあけぼのが任務に着いていた。
  • その他、「漣太郎」という、まさかりの代わりにミサイルを担いだ、金太郎のようなマスコットキャラが存在し、Tシャツなどのグッズも確認されている…。

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