艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*
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**『蒼き鋼のアルペジオ』 [#r152f635]
2009-(既刊9巻)、日本
著者:Ark Performance
出版:少年画報社
連載:ヤングキングアワーズ
温暖化によって陸地が減った近未来の世界に、「霧の艦隊」と...
制海権を奪われた人類の逆襲と、霧の艦隊の謎をめぐるSF海洋...
艦娘と深海棲艦の設定を足して2で割ったような女性型インター...
2013年10月7日からはアニメ「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・...
尺の都合上原作漫画からだいぶ設定が変わってるが、設定改変...
運営側にもこの作品のファンがおり、二つ返事で艦これとのコ...
アルペジオ側のコラボは、奇数話のエンドカードに艦これとの...
艦これ側のコラボは2013年12月24日よりコラボイベント「[[迎...
|話数|エンドカード|絵師||話数|エンドカード|絵師|
|1|伊401&イオナ|しばふ||7|高雄&タカオ|みことあけみ|
|3|榛名&ハルナ|コニシ||9|摩耶&マヤ|パセリ|
|5|金剛&コンゴウ|~||11|アイテム屋娘、任務娘&br; ...
**『Battleship Girl 鋼鉄少女』 [#j88369f8]
2011年-(既刊4巻)、台湾、日本
著者:皇宇(ZECO)&惟丞
出版:ワニブックス(日本)
連載:コミックGUM(日本)
「艦これ」に先立つ事三年以上前に、台湾の漫画家による艦艇...
元々は2010年に台湾の中央研究院の機関誌「Creative Comic Co...
擬人化イラストがきっかけで、それが評判を呼び、漫画化され...
主人公は大東日(日本)海軍の駆逐艦「雪風」で、
スターズ(アメリカ)を始めとする連合軍の艦隊達と壮絶な戦...
ただ、史実に必ずしも忠実という訳ではなく、
枢軸国側のゲストとしてゲルマン(ドイツ)軍の巡洋戦艦シャ...
「野分」が「赤城」ではなく「飛龍」の雷撃処分を担当してい...
作者独自の創作部分もあったりもするので、「艦これ」と比較...
お姉さんを通り越してお母さんポジションの「高雄」、親分肌...
鬼教官の「飛龍」、お嬢様気質の「隼鷹」、お姉ちゃまっ子の...
(ただし、「大和」の不幸ぶりと「雪風」の強運は健在)。
現在はミッドウェー海戦終了後に一時休載、ヨーロッパ編を構...
先述のシャルンホルストが主人公を務める北海編『BSG 北海の...
**『女王陛下のユリシーズ号』(H.M.S. Ulysses) [#w6db759f]
1955年、イギリス
著者:アリステア・マクリーン
出版:早川書房(1972年)
海洋冒険小説のベストと言われれば真っ先に名前が挙がる一作。
ハヤカワの冒険・スパイ小説人気投票で、海洋冒険小説部門、...
描かれているのは、第二次大戦下、英海軍輸送船団のドイツ海...
主役は英国軽巡洋艦ユリシーズ号とその男達。 護衛空母・駆...
ドイツ軍の誇る超弩級戦艦ティルピッツの影に怯えながらUボー...
戦艦〜駆逐艦の全ての艦種に戦闘機まで登場し、当時の海戦に...
何より作者自身が大戦中の巡洋艦乗りで、描写が真に迫っており
実際の軍艦の戦闘がいかに凄絶なものだったかを嫌という程思...
訳者に「アメリカ人はこんな小説書けもしないし、書きもしない...
本当に容赦の無い展開なのでハリウッド的なスカっとするエン...
安易な感傷を許さぬ男達の熱く壮絶な戦いに目を真っ赤にしな...
しかし、それ一つで映画のクライマックスに相応しい悲劇に幾...
その最中にユーモアを忘れないのはさすが彼の国の紳士達なら...
“もう勘弁してやってくれ!”と泣き腫らしている読者にはこれ...
不朽の名作と名高く物語の面白さは徹夜保証だが、中破進撃と...
史実の連合国の命運を握るソ連への輸送船団とそれを阻止せん...
その北極海を支配していた“北海の孤独な女王”ことビスマルク...
ビスマルク級がいかに英軍に恐れられていたかが、北極海の輸...
ちなみに、原題の「H.M.S.」とはイギリス海軍の艦船であるこ...
His Majesty's Ship あるいはHer Majesty's Ship の略であり...
なお、作者のマクリーン氏にとっては本作が小説家デビュー作...
**『大逆転! ミッドウェー海戦』 [#s8da939f]
1988年、日本
著者:檜山良昭
出版:光文社カッパ・ノベルス
架空戦記ブームの初期の作品の中でもあまりのヘビーさにファ...
1987年、リムパック演習に向かう海上自衛隊の護衛艦隊はアメ...
ただ単に海上自衛隊の介入だけではなく、[[利根]]のカタパル...
**『超空の連合艦隊』 [#s5a11d12]
2004年、日本
著者:田中光二
出版:学研
ミッドウェー出撃直前の連合艦隊が現代日本へタイムスリップ。
装備を最新鋭のものに換装し、戦艦が、空母が、重巡が中国や...
ご都合主義な部分は多々あるが、山本提督指揮下で大和が活躍...
**『虎口の海 ソロモン1942』 [#e8234e6d]
日本
著者:横山信義
出版社:中央公論新社
第三次ソロモン海海戦おけるifを書いた作品。
[[霧島]]が損傷したことによってその代わりに[[大和]]が夜間...
待ち構えていたアメリカ海軍艦隊を鎧袖一触・・・・・のはず...
あろうことか[[比叡]]を襲うはずだった魚雷が大和の舵を損傷...
国の威信をかけて作り上げた最新鋭戦艦をなんとしても脱出さ...
ヘンダーソン飛行場と最新鋭戦艦ワシントン、サウス・ダコタ...
多分これ程絶体絶命の危機に陥った大和が登場する作品はめっ...
作者の特徴である「焦がれるほどに命中しない砲撃」、「苦戦...
「無慈悲に撃沈される」など「日本海軍圧勝」、「最強大和」...
(特にお気に入りの艦が沈むところは心をえぐられるほど、あ...
但し、「艦長や司令官などを軸にした前線の将兵による力戦奮...
「敵艦に肉薄する雷撃戦の手汗握る臨場感、そして命中の瞬間...
「不屈の闘志」と「日本海軍の底力」による勝利を楽しめる提...
なお大和を軸にしているが、ちゃんと「[[ソロモンの悪夢>夕立...
**『紺碧の艦隊』『旭日の艦隊』『新紺碧の艦隊』『新旭日の...
日本
著者:荒巻義雄
出版社:紺碧の艦隊・新紺碧の艦隊零…徳間書店、旭日の艦隊・...
90年代架空戦記ブームを牽引した作品の一つ(他代表作品は八...
#br
あらすじ
-ブーゲンビル島上空で撃墜された山本五十六長官が「後世」と...
悲劇的な敗戦を繰り返さないため、多くの転生者とともにクー...
#br
航空戦力の威力を隠した上で大艦巨砲主義・潜水艦決戦主義の...
真珠湾に続くハワイ占領、潜水艦によるパナマ運河爆破作戦、...
また旭日艦隊シリーズはナチスドイツと戦う英国派遣艦隊の活...
なお、紺碧・旭日を発行順に読まないと上手く時系列が合わな...
最終的には両作品合わせて、強大化したナチスドイツとの全面...
登場人物がやたら哲学的な会話をするのも大きな特徴と言えよ...
ノベルス版は上記出版社から、また文庫版が徳間・中公文庫か...
特に漫画版新旭日の艦隊は作者(『軍艦越後の生涯』のコミカラ...
**『永遠の0』 [#mb10a711]
日本
著者:百田尚樹
出版:講談社
作者のデビュー作。史実の太平洋戦争に準拠して書かれたフィ...
舞台は現代。零戦を用いた特攻で戦死した祖父・宮部久蔵の生...
綿密な時代考証、そしてそれによる人物設定は見事の一言。「...
そして本作最高の見所は、宮部の人物像にある。彼(や、彼に...
あの戦争の後に生まれた、全ての人に読んでほしい作品である。
#br
双葉社から漫画版がアクションコミックスから全5巻出版されて...
なお2014年正月映画として上映された実写版は、見事な映像と...
** 『雷撃深度一九・五』 [#rc360f14]
日本(1996年)
著者:池上 司
出版:文藝春秋
1945年、日本が敗戦する直前の7月30日にアメリカ海軍の重巡洋...
なぜ、重巡洋艦が潜水艦に撃沈されるという、戦時中の海軍で...
物語は主に三人、[[伊58]]潜艦長の倉本少佐(史実では橋本少...
日本人作家の書く戦争物だが、暗い雰囲気、戦争への偏った評...
** 『駆逐艦キーリング』 [#q1763005]
イギリス(1980年)
著者:セシル・スコット・フォレスター
出版:早川書房
本作品はフィクションながら、第二次世界大戦における大西洋...
内容は至って地味。この物語は、大作戦でも秘密作戦でも何で...
おまけに、主人公たるクラウス中佐は、バツイチで出世街道か...
300ページあまりもあるのに、作品内で進む時間はたったの三日...
更に、護衛している船団は37隻の大所帯。大きさも建造年も不...
こんな状況で、荒波の中、Uボートを見付けたり見失ったり、攻...
ある意味、艦娘達が遠征の時にどうしているのか、想像する材...
読む際は、ぜひ、なみなみと熱いコーヒーを注いだでかいマグ...
** 『巡洋艦アルテミス』 [#e76b8a91]
イギリス(1979年)
著者:セシル・スコット・フォレスター
出版:西武タイム
隠れた名作。無名の名作。そういった紹介をするのに、これほ...
それほど日本での知名度は低いのだが、『アフリカの女王』、...
主役となるのは、イギリス海軍の軽巡洋艦アルテミス号である。
ユリシーズ号は過酷な北洋でのドイツ軍と戦ったが、アルテミ...
イタリア軍が相手、と聞いて鎧袖一触の存在と、鼻で笑う方も...
だが、本作でイタリア海軍が繰り出して来たのは、戦艦二隻、...
それにも関わらず、アルテミス号が属する艦隊は、軽巡五隻と...
物語は、アルテミス号の各乗組員の視点から、それぞれの持ち...
登場人物は、皆が皆、等身大の人間として書かれている。フィ...
艦長のマイルズ・アーネスト・トラートン=ハリントン=ヨー...
なお、本作品は「英国海軍軍艦<ペネローペ号>乗組みの全将...
**『ラバウル烈風空戦禄』 [#we1dcab5]
日本
著者:川又千秋
出版社:ラバウル烈風空戦禄本編(1〜15巻)及び外伝ほか...
上記の八八艦隊物語や艦隊シリーズに並ぶ90年代架空戦記ブー...
主人公がパイロットであるため艦船の出番はそこまで多くはな...
ストーリーは序盤のうちは史実とそこまで大きく変わらないの...
なおこの作品、物語も終盤となった15巻でのあとがき曰く「...
ちなみに現在中古本くらいでしか入手できないものの、第二次...
&color(Gray){……ストーリーの都合上艦これに登場する潜水艦娘...
**『最強戦艦決戦シリーズ』 [#w127c332]
著者:内田弘樹
艦これノベライズ『鶴翼の絆』の作者の過去作。
史実に少々手を加えて、ありえたかもしれない様々な『最強戦...
題名は『○○の巨竜』で通されているが、それぞれが独立してい...
史実兵器のみの場合から架空兵器が主役のものまで、切り口を...
なお、架空兵器は荒唐無稽なものは現れず、あくまで実際に可...
以下、既巻とあらすじ
『蒼海の巨竜 最強戦艦決戦 大和vsモンタナ』
ソロモン海戦に大和を投入して米戦艦2隻を撃沈した結果、米国...
『灼熱の巨竜 最強戦艦決戦 ラバウル強襲1943』
米軍ラバウル強襲。連合艦隊は大損害を受け、さらに米主力戦...
『迫撃の巨竜 最強戦艦決闘 マリアナ1944』
大和の第三砲塔が突如爆発。航空戦艦として再生された大和は...
『砲煙の巨竜 最強戦艦決戦 ソロモン1942』
超重巡洋艦『剣』型が完成。戦術ドクトリンの変化に翻弄され...
『逆撃の巨竜 最強戦艦決戦 ブーゲンビル1944』
ガダルカナルで大破し放棄された米戦艦『サウスダコタ』を日...
『双撃の巨竜 最強戦艦決戦 フィジー1943』
マレー沖海戦で出撃するも米新鋭戦艦を相手に大破した長門と...
**『陸軍空母戦記 ミッドウェー陥落せり!!』 [#a6f0fe61]
日本(2004年)
著者:子龍螢
出版:学習研究社
昭和17年、ドゥーリットル隊の奇襲により本土空襲を許してし...
しかし、計画段階から数々の不備が発覚し、作戦の前途にはす...
一方そのころ、帝国陸軍は対米戦を睨んで建造していた特設船...
近藤信竹中将の攻略部隊に組み込まれ、『あきつ丸』は遼船『...
だが、『あきつ丸』の船長に選ばれたのは陸海軍の士官ではな...
陸海軍の総力をあげての大作戦であるミッドウェー攻略。しか...
そんな中、戦場に急行する二隻の『陸軍空母』ははたして戦況...
架空戦記ブームも山を超えて、数々のヒット作も完結していっ...
この作品の見所は、なんといっても艦これでも異色の艦娘(船...
ifとしては、『あきつ丸』に航空離着艦能力が付加されたのは1...
そのため、『あきつ丸改』が参戦すると思えば提督方にはわか...
人間模様では、主人公であり作中唯一の民間人である『あきつ...
また、山本長官から現場指揮官のひとりひとりまで考え方の違...
慢心、油断、様々に批判されるミッドウェー作戦であるが、連...
全体的に派手さは控えめであるが、登場人物たちの一生懸命さ...
**『不沈戦艦 紀伊』 [#n99d5311]
日本(1996〜2001)
著者:子龍螢
「''資源のない我が国には、絶対に沈まない戦艦が必要なので...
第二回歴史群像大賞「奨励賞」受賞作品にして作者氏のデビュ...
架空戦記ブーム華やかなりし頃誕生し、それまでのいかに航空...
作風を一言で言えば「大艦巨砲主義者の大艦巨砲主義者による...
「戦艦は決して航空機に劣るものではない」をテーマに、海の...
史実で超大和型戦艦のネックになった港湾施設の問題を旅順に...
そのかいあって、予算と資材に縛られず、本作の主人公である...
第一巻のキャッチコピーに、『炸裂する51センチ砲!! 昭和19...
とあるとおり、超大和型戦艦の最大級の構想を実現したものと...
特にすごいのが「不沈戦艦」の名にふさわしい絶大無比な防御力...
荒唐無稽と馬鹿にされかねないが、史実で『武蔵』が見せたし...
さらに大和型の倍以上の対空火器と、エンガノ沖海戦で伊勢と...
しかし米海軍も負けてはおらず、あの手この手を持って「モン...
また、敵味方ともに造船官が頻繁に登場し、技術面においての...
これについては特に0巻を「不沈戦艦建造秘話」として外伝化さ...
”戦艦は航空機にかなわない” 本当にそうだろうか? いや、...
「沖縄には30隻の米空母がいる。もしも30隻の大和型戦艦が突...
当時かけねなしで世界最高水準であった日本の造船技術がフル...
現実に、大和を作った造船官のひとりは大和型はもっと強靭に...
すでに敗色濃厚な中、『紀伊』と姉妹艦『尾張』は死力をあげ...
最初から最後まで、息つく暇もない大戦末期の緊張感の中を舞...
現在は文庫版が発売中、既巻は6巻<空撃>まで(コスミック文庫...
**『最強戦艦魔龍の弾道』 [#r3a0fa51]
日本(2001〜2002)(全6巻)
著者:林譲治
異色の架空戦記である。
なぜなら、このシリーズに登場する戦艦大和は、なんと架空戦...
このような艦型に落ち着いた理由は何か。そして、なぜ46セン...
それについては、作品の最も重要な肝となる部分なので、是非...
この作品は、海軍という官僚機構がどのようなドクトリンをも...
1巻ではこの“最小の大和”、ほとんど書類上の存在であり、“最...
「ご都合主義すぎるんじゃないの?」という展開もあれども、...
なにより、“戦艦は大きいほど強い”という常識を打ち破る“最小...
惜しむらくは、6巻まで続いたのに、最後は打ち切り臭い終わり...
**『流浪の戦艦「大和」』 [#r9389ef5]
日本(2013年)
著者:子竜 螢
「滞在時間は72時間!時空転移し国難を救い続ける『大和』...
いわゆる時空転移物小説
菊水作戦で沖縄に向かう大和艦隊が突如謎の空間に入り込む。...
大和と矢矧はロシア・バルチック艦隊を撃滅するべく出撃する。
実際小説を読んでもらうとわかるが、意外とドンパチしない。...
歴史の謎を利用したとんでもないお話の小説だが、そういうの...
**『宇宙戦争1941』 [#hcd46955]
日本
宇宙戦争1941(2011年)・宇宙戦争1943(2012年)・宇宙戦争1...
著者:横山 信義
「奇襲ハ先ヲ越サレタリ―真珠湾を攻撃した異形軍団の正体とは...
宇宙戦争という映画・小説を見たことある人ならご存知だろう...
日本軍の真珠湾攻撃部隊が真珠湾に到着した時にはすでに米艦...
日本軍はこれらに攻撃をするがなんと250kg爆弾の直撃でもびく...
航空戦だけではなく海戦もある。マラッカ海峡の戦いでプリン...
%%みんな大好き%%三式弾も第2巻で登場。3巻では日米英独伊...
他にも大小問わず多数の艦艇が出るため提督は是非とも見ても...
世界観的にも異形の兵器に軍艦が立ち向かうという艦これにも...
もし艦これ世界にトライポット軍団が現れたら、艦娘たちはど...
**『第七の艦隊−奇襲!!重雷装艦隊出撃す!』 [#o0191d7c]
日本(2012年)
著者:東剛道
出版:学研(歴史群像新書)
空母機動部隊が主役の戦場で、重雷装艦や甲標的母艦はどのよ...
艦これに実装されている「[[北上]]」、「[[大井]]」、「[[千...
IF作品らしく、これらの艦が太平洋を縦横無尽に活躍!・・・...
ストーリー前半は彼女達はみ出し者の艦を集めた特殊部隊創設...
史実通り真珠湾攻撃が開始されると、機動部隊の撤退を援護す...
ハイライトは珊瑚海海戦で、撤退中の空母「ヨークタウン」を...
**『帝国大海戦』 [#h0ca36bf]
日本(1994年)
著者:伊吹秀明
出版:学研(歴史群像新書)全8巻+外伝1巻
ナチスもソビエトも台頭しなかった架空の1940年代、日英同盟...
著者がライトノベル畑にも軸足を置いているだけあり、軽妙な...
登場する兵器は基本的に史実で建造または計画されたものばか...
また、フランスやイタリアといった中々知られていない海軍の...
ちなみに作者の著名作には同時期に『ガルパン』に先駆けるこ...
**『バトル・オブ・ジャパン』 [#vf2d5829]
日本 (1997年)
著者:青山智樹
出版社:KKベストセラーズ(ワニ・ノベルス)
1941年12月、真珠湾に迫る日本機動部隊から攻撃隊が発進する...
それから数年。''日本は見事に平和ボケ''し、海軍主力の零式...
主役の1人、飛島翔は空母『蒼龍』整備兵だったが、航空機搭乗...
一方、件の大統領補佐官は1944年のF・D・ルーズベルト大統領...
そして1945年、米海軍空母機動部隊による日本本土奇襲により...
タイトルにある通り開戦いきなりからの日本本土防空戦から始...
著者によると当初の構想ではタイトル通り日本本土防空戦を中...
ハードなウォーシミュレーションの一方、アクションノベルの...
飛島翔は日本本土奇襲作戦の一環として行われた東京中枢攻撃...
艦これ登場艦では、大和は描写は少ないながらも神がかり的な...
航空機では烈風が中盤以降の主人公機として大活躍するのでフ...
萌え要素はないが、飛島翔とその師匠筋である饗庭鱗との掛け...
日米とも苦しいはずなのだが、悲惨な描写はどちらかと言うと...
ちなみにパトリックの名前は別の作者・作品からの借用のよう...
**『大和咆哮ス! -連合艦隊vs米太平洋艦隊-』 [#v22744ca]
日本 (2000年)
著者:小林たけし・他
出版社:学習研究社
架空戦記漫画6編(『戦艦大和 ガダルカナルに吼ゆ』『これが...
松本零士へのインタビューは大和や戦争への思いが語られてい...
なお、『日米沖縄決戦 紀伊降臨!』のみ短編ではなく、コミ...
* ノンフィクション・書籍 [#d906b3fb]
**『機動部隊』 [#y535df43]
1951年、日本
著者:淵田美津雄、奥宮正武
出版:日本出版共同/朝日ソノラマ/学習研究社(学研M文庫)
まだ占領下に出版された戦記の古典中の古典、ミッドウェー海...
共著になっているが、実質は奥宮さんがほとんどを書いている...
度々の陸上転用で低下する搭乗員の技量の差をもって日本は敗...
著者は朝日ソノラマの文庫版で所有しているが、現在も版を変...
**『マリアナ沖海戦』 [#w5b1f615]
2007年、日本
著者:川崎まなぶ
出版:大日本絵画
マリアナ沖海戦で日本が敗れたのは、搭乗員の技量不足だけな...
南太平洋沖海戦からの空母艦載機の動きを生存者から取材をし...
ガダルカナル島撤退の段階で航空戦力がすでに破綻しているこ...
真珠湾攻撃でさえ、半年も訓練していない初実戦のパイロット...
敗北の原因は、ひとえに数の差と電子機器の能力、信頼性であ...
もっとも、数字のマジックがあって、ソロモン戦までで激しく...
日本海軍が多少の戦術を弄したところでいかんともしがたい状...
**『超精密「3D CG」シリーズ 44 日本海軍 艦艇集』 [#pe90d...
2009年、日本
出版:双葉社
太平洋戦争期の日本海軍の艦艇のCG集。
戦艦・空母・巡洋艦・駆逐艦・潜水艦といった戦闘艦はもちろ...
当時の艦艇の写真は殆どが白黒であったため(時代的に当然だ...
さらに艦艇や装備の詳しい解説、艦艇のデータ目録、艦艇名簿...
海軍オタなら持ってて損はない一冊。というかこの本があれば...
なお同シリーズからは他にも『奇跡の幸運艦 雪風』、『CGシ...
**『WW2イラストレイテッド 艦船名鑑 1939〜1945 改訂版』 [#...
日本
出版:光栄
日本、米国、英国などのメジャーな国からトルコやポーランド...
字数の問題から等級ごとの説明に終始しているため個艦の活躍...
値段もその情報量に比べればかなり安価な部類なので、手元に...
艦娘達だけでなく、彼女らと戦った相手の事を詳しく知りたい...
** 『第二次大戦海戦辞典1939~45』 [#u0c0daa7]
日本
出版:光栄
『艦船名鑑』と同じく光栄の制作する、第二次世界大戦で発生...
真珠湾攻撃やミッドウエイ海戦、南太平洋海戦などのメジャー...
更に太平洋に留まらず英独が死闘を繰り広げた大西洋での諸海...
海戦内容の説明も事細かで第3次ソロモン海戦での夕立や綾波の...
手頃な大きさで読みやすく、艦娘たちの活躍を知るには有益な...
**『歴史群像 太平洋戦史シリーズ』 [#c1ec0010]
日本
出版:学研パブリッシング
太平洋戦争時の海戦や兵器を特集を組んで扱っている。現在で...
艦艇の特集は退役自衛官らがライターとなり、既成艦船工事記...
初期に刊行され手に入りづらいものについては【完全版】とし...
**『戦史叢書』 [#paac1875]
1966-1980年(全102巻)、日本
出版:防衛研修所戦史室・編、朝雲新聞社・刊
所謂「公刊戦史」。戦史研究のバイブルとまで言われるが、出...
一般販売はされておらず、閲覧は大きな図書館から借りるか、...
現在、新たに発掘された資料による増補改訂を含んだデジタル...
**『聯合艦隊軍艦銘銘伝―全860余隻の栄光と悲劇』 [#c294d328]
1993年 日本
著者:片桐大自
出版:光人社
日本海軍の艦艇を全て網羅した辞典的な1冊。
著者は、海軍の造船の道を志した後、文科に転身して日本語研...
その取り扱い範囲は、幕末の幕府軍艦から昭和末期頃までの海...
艦艇の命名経緯やその意味の解説からはじまり、1隻ずつ丁寧か...
海軍ファン・マニア必携と言っても過言ではない名著である。
著作時期の関係で、現在の最新の考証とは食い違う部分もある...
辞典ではあるものの文体が読みやすく、読み物としても十分楽...
2014年に新装版が出されたので、値段こそ張るものの手に入れ...
※ただし、駆潜艇や輸送艦など番号表記の艦や潜水艦は、基本的...
//''なお著者による海軍関係の書籍はこれ1冊のみ、略歴にもあ...
//お疲れ様です、上記について、何を言おうとなさっているの...
//片桐氏は海軍書籍についてはこの1冊のみですが、長年「丸」...
//信憑性の事を仰りたいのであれば、すでに「現在の考証とは...
//その本に対するネガティブな評価はしちゃいけないってこと...
**『あゝ伊号潜水艦』シリーズ [#x3742cdb]
『あゝ伊号潜水艦―海に生きた強者の青春記録』『続・あゝ伊号...
1979年、1980年 日本
著者:板倉光馬
出版:潮書房光人社
最上で上官を殴って青葉に転勤させられ、真珠湾攻撃に参加し...
//アレから回天とはっきりと表現することにしました、本の紹...
やや古い本だが、新装版が出ているため入手は容易。
元潜水艦長だけあって戦いの緊張感がよく表現されている一方...
真珠湾攻撃、モグラ輸送、キスカ島撤退などについて潜水艦視...
続編はサブタイトルからもわかるとおり、ほぼ全編にわたって...
どのような訓練を行っていたか、何を思ってアレを作ったのか...
**『戦艦大和のしくみ』(カラー版徹底図解シリーズ) [#q839...
2012年 日本
著者:著 矢吹明紀 他
出版:新星出版社
そのタイトルの通り、戦艦大和のメカニックから当時の艦内生...
また、その姉妹艦である武蔵や信濃のエピソードも、大和に劣...
また驚くことに、5章あるうち1章丸々使って、''古代ギリシャ...
日清戦争から坊ノ岬沖海戦まで戦艦が関わる主要な海戦(太平...
なお、肝心の解説内容に関しては若干怪しいところもあるので...
他にも、当時日本海軍に所属した各種軍艦や、アイオワなどの...
戦艦を知らない着任したての新米提督にも非常にオススメの本...
**『福井静夫著作集 軍艦七十五年回想記』 [#x417f726]
1992年〜2003年 日本
著者:福井静夫
出版:光人社
日本の軍艦研究の第一人者とも呼ばれる福井静夫の著作集。著...
全12巻(新装版は現在9巻まで刊行)。各巻ごとに扱っている艦...
内容は各艦級の大まかな解説と、かつて軍事雑誌に掲載された...
艦によって解説の密度に大きな差がある事や、刊行された時期...
ただし、全巻購入して読破するにはそれなりの金と労力が必要...
**『艦長たちの太平洋戦争』 [#g26c8f6f]
日本
著者:佐藤和正
出版社:光人社
著者が太平洋戦争中に実際に艦長として指揮をとった人々に行...
その範囲は戦艦「大和」から戦時中に急増された艦名のない海...
そのため面白さだけではなく、情報量も非常に多い本である。
インタビューされた人の中には、艦これに参加している艦で艦...
具体的には第三次ソロモン海戦での「綾波」の大奮戦、「伊168...
エンガノ沖で見せた「伊勢」「日向」の防空術、艦長が親友だ...
自前の空襲回避法によって爆撃機に挑んだ「那珂」、文字通り...
どれもその場に居た人間だからこそ証言できる臨場感に溢れ、...
自分の好きな艦娘の奮闘を知るにも持ってこいの本だろう。
** 『第七駆逐隊海戦記』 [#g8b13484]
2010年 日本
著者:大高勇治
出版:光人社
御著者は雷と潮の通信担当だった方。華々しい大型艦の裏で縁...
潮の爆雷誤投下、開戦時のミッドウェー砲撃や鼠輸送の話が等...
それら以外にも南洋原住民との交流や休息地での娯楽話など様...
潮ちゃんがびくびくした性格なのは海の男達の姿を見てきたか...
(ただ「小西司令が大鷹艦長に」となっているが実際には雲龍...
上記の爆雷誤投下と陸奥沈没の件等、間違っていたり怪しい記...
**F-Files No.24 『図解 軍艦』 [#b6b68e82]
日本
著者:高平鳴海/坂本雅之
出版:新紀元社
戦艦をはじめとして、そもそも『軍艦』とは何か? 寿命や値...
大戦前〜現代までの軍艦全般がテーマなので艦娘たちの話題は...
基本的にひとつの話題に図解入り見開き2ページで説明というか...
軍艦全般に対する入門書として手にとってみてはいかがだろう...
**『海上護衛戦』 [#bb4c3c4a]
1953年 日本
著者:大井篤
出版:朝日ソノラマ文庫/学研M文庫(絶版)、角川文庫(2014...
43年から45年まで海上護衛総司令部の参謀を務めた著者が、物...
「沈黙の作戦」とも呼ばれる海上護衛の性質上、華々しい戦果...
商船保護に対する海軍上層部の無配慮により、配備される艦船...
もちろん、実際に保護対象の商船や輸送船に被害が出れば、容...
それにも負けずにコツコツ育てた対潜哨戒飛行隊を電話一本で...
手段であるはずの海上決戦や「殴りこみ」を目的と履き違えた...
海上護衛総隊の最低限の燃料の割り当てさえも、大和水上特攻...
著者自身も認める「血湧き肉踊らざる戦記」であるが、執筆か...
2014年5月24日に角川文庫での再販が決まり、今までよりずっと...
この機会に海上護衛に興味のある提督や、いつも資材がカツカ...
**『空母瑞鶴 日米機動部隊最後の戦い』 [#u93e3c02]
日本
著者:神野正美
出版:光人社NF文庫
真珠港攻撃に参加した空母のうち最後まで生き残った瑞鶴。
その最後の戦いとなったエンガノ岬沖海戦(レイテ沖海戦)へ...
生存者への丁寧な取材とアメリカの公文書まで調査した著者の...
缶担当の機関員や機銃員、整備士などがあの日どのように行動...
総員退艦の命令が下されたシーンは読んでいて感無量。
また、瑞鶴の生存者を救助してそのまま夜戦に突入、単艦で18...
読み物としてだけではなく、記録集としても秀逸。瑞鶴ファン...
**『軍艦長門の生涯』 [#w11fb090]
日本
著者:阿川弘之
出版:新潮社
巻数:上下巻(単行本)全3巻(文庫版)
戦艦長門の建造からビキニ環礁に沈むまでの彼女の歴史のみな...
戦時のみならず、平時でも関東大震災、二・二六事件の連合艦...
書かれたのが70年代半ばと古いが、その分、存命だった将官ク...
サボ島沖海戦の「[[ワレアオバ>雑学]]」の初出はここかもしれ...
図書館では全集に収録されているのを探すほうがいいかもしれ...
**『戦艦武蔵』 [#n5b26497]
日本
著者:吉村昭
出版:新潮文庫
大和型戦艦二番艦として建造された武蔵に焦点を当てた作品。
この作品は40年以上前に出版されたものであるため、当時存命...
内容は「武蔵」の建造から沈没までの経緯を追ったもので、特...
「武蔵」は民間の三菱長崎造船所で建造されたが、民間で建造...
レイテ沖海戦の記述は本の全体量からすると少ないが、「武蔵...
また、艦これでもお馴染みの艦が登場し、「武蔵」と意外な関...
「武蔵」に興味を持ったなら是非一度は読んでほしい作品だ。
ちなみに「戦艦武蔵ノート」という取材日記が出版されており...
**『深海の使者』 [#u5b28ffa]
日本
著者:吉村昭
出版:文春文庫
遠く離れた日本とドイツ。戦争中両国は潜水艦と航空機を使っ...
遣独潜水艦作戦と呼ばれるこの作戦はアメリカ・イギリスの対...
本書ではそれら潜水艦の運命を綴った作品であり、乗組員達の...
ちなみに、序盤に少しではあるが甲標的が登場する。
派手な戦闘シーンはほとんど無いが、読み応えは十分にある。
潜水艦好きには一度目を通してほしい作品である。
**『空白の戦記』 [#o26cdeb1]
日本
著者:吉村昭
出版社:新潮文庫
太平洋戦争や日本海軍に関するドキュメンタリー短編小説(吉...
海軍関連では、第四艦隊事件における「初雪」「夕霧」を始め...
海軍中将・宇垣纏の最期を題材にした『最後の特攻機』、上述...
艦隊戦シーンは全くと言っていいほど無いが、日本の艦艇史を...
**『雪風ハ沈マズ - 強運駆逐艦栄光の生涯』 [#i58df357]
日本
著者:豊田 穣
出版:光人社(新装版・文庫 単行本は入手困難)
人艦一如の真髄を最高度に発揮して、初戦から終戦まで常に太...
著者の豊田穣は流行作家として大いに活躍したが、海軍兵学校...
** 『駆逐艦雪風 誇り高き不沈艦の生涯』 [#r3489498]
日本(1972年)
著者:永富映次郎
出版社:出版共同社
前出の豊田穣『雪風ハ沈マズ』と同じく、[[雪風]]の誕生から...
海戦の背景や軍部の動向などの説明は手短にまとめ、太平洋戦...
『雪風ハ沈マズ』ではほとんど触れられていない、戦後の返還...
絶版なので古書店か図書館を当たる必要があるが、古書でも比...
読みやすいので、『雪風ハ沈マズ』が読みにくいと思った人に...
** 『暁の珊瑚海』 [#tc4540ae]
日本
著者:森史朗
出版:文春文庫
1942年5月7-8日に行われた珊瑚海海戦の記録です。日本側から...
比叡の愛する井上成美提督がこのときの第四艦隊司令長官です...
** 『まるわかり 図解 太平洋戦争海戦史』 [#qed9fc54]
日本
著者:ゼロプラス
出版:ワニ文庫
真珠湾攻撃から呉軍港空襲まで、太平洋各地で繰り広げられた...
それぞれの海戦における両軍の兵力や戦闘の推移がわかる。
ただし個別の艦名が明記されているのは戦艦と空母のみで、そ...
艦これで再現された海戦を探してみるのもまた一興。
** 『キスカ島 奇跡の撤退 木村昌福中将の生涯』 [#k9c3614c]
日本
著者:将口泰浩
出版:新潮文庫
北太平洋方面の日本軍最大進出地点、キスカ島。
アメリカ本土上陸の橋頭堡を夢見て占領したこの島に、アメリ...
既に隣のアッツ島は敵上陸部隊との壮絶な戦闘の末、玉砕した。
絶望に沈むキスカ島守備隊を救出すべく、「阿武隈」以下「木...
後にアメリカ軍をして「奇跡の作戦」「パーフェクトゲーム」...
守備隊5200名を1人も欠けることなく生還させた本作戦を中心に...
確実に全員を連れ帰るために、司令部と対立してまで突入の機...
「帰ろう。帰れば、また来ることができるからな」
この言葉の意味を是非とも胸に刻んでほしい。
** 『海軍砲戦史談』 [#r15ceeeb]
日本
著者:黛 治夫
出版:原書房(オンデマント版)
著者は[[我輩>利根]]の6代目艦長なのだな。砲術学校教頭も勤...
作者の黛治夫は利根艦長在任中のビハール号事件の責任者とし...
** 『彗星夜襲隊』 [#s0a6f821]
日本
著者:渡辺洋二
出版:光人社NF文庫他
昭和20年春。日本軍が攻撃力の主体を特攻に依存しつつあった...
美濃部正少佐率いる独立夜襲部隊・芙蓉部隊である。
優れた性能を秘めながらもその扱いの難しさから落第機の烙印...
陸海軍全体が一億火の玉と叫ぶ最中「特攻は兵法の外道」と言...
彼らの成果は神がかりの奇跡ではなく強固な信念とたゆまぬ努...
安易な精神論に走ることなく、勝つために為すべきことは何か...
艦これゲーム中の装備カード「彗星一二型甲」の解説文中でも...
蛇足だが、著者の渡辺洋二氏は航空機研究家として知られてお...
** 『勇者の海 空母瑞鶴の生涯』 [#jce2d009]
日本
著者:森史朗
出版:光人社
建造中の1940年頃から珊瑚海海戦から帰投した1942年6月までの
空母瑞鶴乗員と造艦技術者の苦悩と苦闘が書いてあります。
海や空の平穏さとは対称的で、けして華々しい話ではありませ...
「空母瑞鶴 日米機動部隊最後の戦い」とあわせて瑞鶴ファンの...
ミッドウェー海戦により妾の子から虎の子となった翔鶴・瑞鶴...
第二章、瑞鶴が神戸の川崎造船所から呉に回航するシーンで第...
睦月ちゃんについて1ページを割いています。読んで誉めてのば...
** 『撃沈戦記』 [#f47b174f]
日本
著者:木俣 滋郎
出版:光人社
シリーズとして、『撃沈戦記』の無印、『PART2』から『PART...
特徴としては、状況の流れの解説に重点を置いて書かれている...
無印から4までは、古今東西の海戦について触れており、太平...
また、西洋に関して言えば、「装甲艦への攻撃法は体当たり...
但し、無印から4までに関して言えば、記載誤り(艦名の取り...
なお、欧州海戦のみ抜粋収録した「欧州海戦記」が全2巻発刊...
**『我が青春の追憶 一水兵がとらえた太平洋戦争』 [#j78986...
日本
著者:柴田芳三
出版:個人 ([[webページ 我が青春の追憶:http://aimy.or.tv...
Web公開されている、個人出版物の自叙伝である。執筆した柴田...
柴田氏は、太平洋戦争において、駆逐艦『[[敷波]]』、『磯風...
描かれているのは軍隊生活という日常と、戦闘という非日常だ...
気取らず、思ったこと、体験したことを素直に書いてある。全...
** 『赤道南下』 [#n8b56d77]
日本
著者:海野十三
出版:中央公論新社
日本のSFの父、海野十三が巡洋艦青葉での生活をのんびりと綴...
最初に言ってしまうが、本作品では青葉の活躍はみられない。...
しかし、この作品の見どころは科学者であり作家でもある海野...
戦時中のため伏字は多いが、ソロモン海戦での戦況も少し読み...
居住性は悪いが、艦船での生活がどの様なものなのかが知れる...
乗組員の生活なども知って欲しいので、是非とも読んで貰いた...
** 『戦艦大和ノ最期』 [#p955c139]
日本
著者:吉田満
出版:講談社文芸文庫
題名のとおり、天一号作戦(坊ノ岬沖海戦)における[[大和]...
[[初霜]]が生存者を救助する際に取ったとされる行動(詳細...
本書は様々な出版社から出版されている。その中で講談社文...
大型艦建造が実装され、大和を手にする提督が増えることだ...
** 『陸軍船舶戦争』 [#v7587622]
日本
著者:松原茂昭/遠藤明
出版:星雲社
日本陸軍が有した船舶部隊、いわゆる「暁部隊」の興亡を、戦...
陸軍に徴用された輸送船や病院船、[[まるゆ]]や[[大発>大発動...
あきつ丸やまるゆの実装で陸軍船舶に興味を持った方は、是非...
**『陸軍潜水艦―潜航輸送艇マルゆの記録』 [#p96c8bfb]
日本(2010年)
著者:土井全二郎
出版:光人社
開発秘話や乗員の体験談、艇の構造なども細かく描かれており...
まるゆのページで紹介されていた小ネタの大半が記載されてい...
**『美保関のかなたへ―日本海軍特秘遭難事件』 [#u8e7f8aa]
日本(2005年)
著者:五十嵐邁
出版:角川学芸出版
1927年に発生した『美保関事件』(島根県美保関町沖での夜間...
著者は乗組員ほぼ全員が死亡した駆逐艦『蕨』の艦長の長男で...
夜戦に関しての記述なども細かく描かれており、読んでおいて...
なお著者の父で駆逐艦『蕨』艦長の五十嵐恵少佐は原忠一、山...
特に五航戦司令であった原忠一少将がミッドウェー作戦後に見...
**『魚雷は大人になってから』各編 [#p1db59f4]
日本
著者:SUDO
([[webページ 真実一路:http://www.warbirds.jp/truth/index...
当時(西暦2000年)としては珍しい、というか当時、軍事解説...
某美少女ゲームのキャラクター2人と、執筆者SUDO氏が全国の...
魚雷という兵器の、機械的な進化、それに伴う戦術の変化、そ...
『番外編』は、魚雷から離れて砲撃の話、つまり必然的に戦艦...
『番外編2』は、第二次世界大戦中の主要な戦艦について、『...
総じて、基本的に、日本海軍の漸減邀撃作戦がどういったもの...
なお、当時はWeb上の容量が限られていた関係か、はたまた版権...
**『巡洋艦「大淀」16歳の海戦〜少年水兵の太平洋戦争〜』 [#...
日本
著者:小渕守男
出版社:光人社NF文庫
従来の軽巡と全く異なる性格を持ち、就役直後は輸送任務に、...
北号作戦といった戦争末期の作戦に参加、いずれも生還した事...
幻の兵隊と言われた海軍特年兵(海軍特別年少兵)として乗務...
現在でも、特年兵について扱った自伝は本書以外ほとんど存在...
主砲発令所が著者の担当だった事から、主砲の15.5cm三連装砲...
特にまともに動かす燃料も無い中応戦せざるを得なかった45年7...
ついに実装された大淀。軽巡大淀をよく知らない方は彼女をよ...
不遇な最期を遂げたものの、いかにさまざまな幸運に恵まれ、...
※ちなみに、大淀の逸話の一つに「戦闘中に45ノット出した」と...
筆者の配置は主砲発令所であり、射撃に必要な艦の速力計を見...
** 『高速戦艦脱出せよ! 』 [#m2ccdab3]
イギリス(1980年)
著者:ジョン・ディーン・ポター
出版:早川書房
その日、英兵達は分厚い雲と霧の間から突如として姿を現した...
ツェルベルス(ケルベロス)作戦、大二次大戦屈指の奇跡の作戦...
先の通商破壊作戦で大西洋を暴れまわり11万t以上の商船を拿捕...
そしてビスマルクと共にフッドを屠りPoWを撃破した重巡プリン...
ドイツ支配下であり大西洋における独軍の通商破壊作戦の前線...
だが連日の空襲に悩まされていた事もあり、英軍のノルウェー...
デンマーク沖を通る北周り航路ではなく、英国との間に横たわ...
しかし、そこは英国の目と鼻の先であり、レーダーと哨戒機に...
最挟部のドーバー海峡に至っては僅か31km、人が泳いで渡れる...
勿論、各地の航空基地では無数の荒鷲達が爪を磨いでおり、背...
そして自国の名を冠するこの海峡においてスペイン無敵艦隊以...
許してこなかった事が英海軍の誇りであり、ひいては英国民の...
この絶望的な航路を、荒鷲の大軍を従えた三隻の地獄の番犬を...
作戦立案段階の駆け引きから作戦の最期までを描いた作品であ...
欧州ならではの太平洋戦線とは全く異なる戦線事情や駆け引き...
奇跡の作戦がいかにして成し遂げられたかがスピード感を持っ...
艦隊作戦における熾烈な制空権争いや、軍艦の航行速度の重要...
艦これで語られる事の多い太平洋戦線の事情や軍部に対して、...
似ている部分・異なる部分が見えるのもまた楽しめるポイント...
** 『飛龍 天に在り−航空母艦「飛龍」の生涯』 [#y1aa5aa3]
日本(1994年/NF文庫として2013年発行)
著者:碇 義朗
出版:潮書房光人社/光人社NF文庫
作家であり、航空・自動車研究家でもある筆者が航空母艦[[飛...
また[[蒼龍]]戦友会である「蒼龍会」も原稿チェックや資料提...
蒼龍や飛龍の建造時における軍令部の技術度外視の要求に対す...
猛将と後に呼ばれる山口多聞や最後の飛龍艦長加来止男の意外...
そこから南太平洋転戦時に立ち寄った各地で乗組員が見聞し、...
一瞬の隙を突かれて燃え落ちる他の空母達のため復仇を果たす...
そして下される退艦命令と[[巻雲]]による雷撃処分で静かに沈...
また当時の情勢やアメリカ軍によるドーリットル空襲、日米海...
利根のカタパルト不調は本当に敗因であったのかなどの様々な...
元は雑誌「丸」に執筆されていた連載作品であったが、後に書...
あとがきで、飛龍命名の元である「易経」の「乾為天」にある...
** 『連合艦隊かく戦えり―太平洋海戦秘史』 [#xc18e60e]
日本(1975年)
著者:佐藤和正
出版:カッパブックス
太平洋戦争のいくつかの戦いをピックアップしてノンフィクシ...
残念ながら絶版な上に再版の見込みも薄く、多くの図書館も収...
** 『Uボート・コマンダー』 [#oe38ae99]
ドイツ(1984年)
著者:ペーター・クレーマー
出版:早川書房
「女王陛下のユリシーズ号」が護衛船団の死闘を描いた作品な...
彼が指揮を執る「U-333」は、大戦後期の困難な状況に何度も撃...
また、Uボートの損失が激増した原因としてよく指摘されるのが...
本書では連合軍の宣伝工作や諜報戦、「ハフ=ダフ」と呼ばれ...
連合軍がUボートを狩り出す為にあらゆる技術を惜しげもなく投...
** 『はつ恋連合艦隊』 [#o8934e3e]
日本(2007年)
文:本吉隆 イラスト:まもウィリアムズ
出版社:イカロス出版
海軍士官を目指す3人の女の子の授業を通しながら帝国海軍創設...
タイトルから分かるように「萌え×ミリタリー」なのだが漫画部...
ちなみに助教として男性もいることにはいる。%%定期的にゲス...
「萌え×ミリタリー」ということで非常に提督諸兄にはわかりや...
** 『特型駆逐艦「雷」海戦記』 [#def12e6b]
日本 (1999年)
文 :橋本 衛
出版社 :光人社
開戦前からアッツ島沖海戦まで、雷の砲術員であった橋本衛氏...
駆逐艦特有の過酷な生活環境や、工藤俊作艦長の元、アットホ...
、極寒のアッツ島での海戦、ヘンダーソン飛行場への駆逐艦の...
暴れまわった駆逐艦雷の素晴らしさをたっぷりと知ることが出...
文章も、思想がかっていない淡々とした情景描写に、橋本氏の...
雷ファンはぜひ買って読んで欲しい。雷の事がもっと好きにな...
** 『戦艦ビスマルクの最期』 [#t9ef7b2a]
イギリス(1982年)
著者:ルードヴィック・ケネディ
出版社:早川書房
その処女航海で、歴史ある誇り高きロイヤルネイビーの象徴と...
その最新鋭戦艦も撃破、そして復讐に燃える海軍大国の投入可...
WW2で最も派手な戦歴を持つ戦艦ビスマルク。
その栄光と壮絶な最期を、追撃戦に自身で参加したが故の情熱...
その特異な戦歴故に毀誉褒貶が激しく現在に至るまで論争の対...
どちらにも肩入れせず公平に描くべく努めて書かれている。そ...
フィクション以上に派手なその戦歴は読み応えがあり、忠誠を...
ドイツ・欧州を代表する戦艦であるビスマルクに興味を持った...
海洋冒険小説の金字塔「女王陛下のユリシーズ号」で絶大なる存...
何故あそこまで英軍に恐れられたかがよく分かるだろう。
** 『駆逐艦「神風」電探戦記』 [#u3174f41]
日本(単行本:1990年「憤怒をこめて絶望の海を渡れ」、文庫...
著者:「丸」編集部
出版社:光人社NF文庫
[[響]]、[[雪風]]、[[夕雲]]、早潮(未実装)、神風(未実装...
響機関員・宮川正氏の「憤怒をこめて絶望の海を渡れ」では194...
キスカ島撤退作戦や[[電]]の戦没、菊水作戦や終戦後の復員船...
雪風砲術長・田口康生氏の「愛しの「雪風」わが忘れざる駆逐...
名鑑長として名高い寺内正道艦長のエピソードも豊富で、前出...
夕雲汽罐長・及川幸介氏の「地獄の海に記された「夕雲」奇蹟...
生存者が救助されるまでの漂流生活を綴っており、艦の話は少...
また神風型駆逐艦「神風」を扱った表題作では、電探戦記とい...
各編は60〜80ページ程度なので、戦記を読み慣れない人にもと...
** 『本当の特殊潜航艇の戦い〜その特性を封じた無謀な用兵』...
日本(2007年)
著者:中村 秀樹
出版社:光人社NF文庫
[[甲標的>http://wiki.crystalacg.com/?%B9%C3%C9%B8%C5%AA%...
上述リンク先の文献に加筆して書籍としての体裁を整えたよう...
著者はその職歴において培った思考を以って甲標的の性能を多...
資料としての公平性を考えるならば所々に著者の所見が入って...
甲標的に興味を持った人の入門書としてお勧めできる。
** 『駆逐艦「五月雨」出撃す』 [#u97aba9e]
日本(初刊:1956年)
著者:須藤幸助
出版社:光人社NF文庫
太平洋戦争の海戦から座礁まで[[五月雨]]に乗艦していた兵曹...
当時、艦内で著者が記していた日記をベースにしており、五月...
終戦からさほど間も無い1956年に『進撃水雷戦隊』のタイトル...
** 『連合艦隊の最後』『大海軍を想う』『連合艦隊の栄光』 [...
日本(1955年・1956年・1962年)
著者:伊藤正徳
出版:文藝春秋新社
総称して「伊藤海軍戦史三部作」と呼ばれる作者晩年を代表す...
『連合艦隊の最後』は大東亜戦争突入から滅亡までを、『大海...
著者の伊藤正徳には、海軍大学校の教科書にも採用された『潜...
**『帝國海軍の最後』 [#o6a82d82]
日本(1955年)
著者:原 為一
出版:河出書房
巡洋艦『矢矧』艦長として『大和』の最後を看取った著者の目...
**『戦藻録』 [#oc5ff9db]
日本(1952年)
著者:宇垣 纏
出版:日本出版共同
『戦藻録』は開戦当時聯合艦隊参謀長の職にあった宇垣纏の書...
山本五十六とノリが合わなかったと良く言われる宇垣であるが...
自分の乗った艦、戦場に向かう艦、傷つき沈む艦。要所要所に...
『阿賀野』を「現下の要求に満足を興ふるや否や」と批判的に...
宇垣纏は1945年8月15日。終戦の玉音放送を聞いた後に日誌の最...
出撃の経緯から「戦死」扱いになっていない為、靖国神社には...
**『悲劇の軍艦-海軍魂を発揮した八隻の戦い』 [#h60936b7]
日本(2002年)
著者:吉田俊雄
出版:潮書房光人社
著者は明治42年生まれの元海軍軍令部員・大本営海軍参謀。終...
紹介はいずれも簡潔ながら丁寧にまとめられており読みやすい...
また、唯一の艦これ未実装艦である防空駆逐艦『秋月』と同型...
本書は昭和34(1959)年からミリタリー雑誌『丸』に連載され...
またエピソード数を原版からほぼ倍に増やした『軍艦旗一旒に...
一方で『悲劇の軍艦』は2008年(著者の死後)に文庫化されて...
**『歴史と視点』 [#f49a73e4]
日本 (1980年)
著者:司馬遼太郎
出版:新潮文庫
日本文学会の巨匠・司馬遼太郎が実体験をもとに出版したエッ...
この中に氏が戦時中陸軍に徴兵され戦車兵として配属されてい...
戦車……つまり大日本帝国''陸軍''のやらかし具合が、当時の実...
[[零戦>零式艦戦21型]]と一式戦『隼』の比較など、近年過去の...
基本的に身内である陸軍のことを下げ気味に書いてあるが、そ...
**『鉄の棺―最後の日本潜水艦』 [#e0e38104]
日本(2012年)(新装版)
著者: 齋藤 寛
出版:光人社NF文庫
艦これ未登場の伊56(乗員間の通称「いそろく」潜水艦)のお...
初めて潜水艦に乗る軍医が著者なので、乗船していきなり頭を...
なお、文頭の本書紹介記事には「素人の文書」と記載してある...
**『潜水艦気質よもやま物語―知られざるドン亀生活』 [#de2c2...
2004年 日本
著者: 槇 幸
出版:光人社NF文庫
どんな強い戦艦も空母も成し遂げていないアメリカ本土への攻...
潜水艦は攻撃されてしまったら、もう水中に「急速潜航」して...
出航から帰港まで1か月以上狭い艦内から出られずお風呂どこ...
聴音を主任務とする著者がつづる軽快な文体と悲喜こもごもの...
*おすすめに入れて欲しいと誰かが提案したものなど [#u2656133]
#region(自分が書いてもいいよという提督がいたら参考にして...
CGA 激闘!!南太平洋海戦 [栃林秀]
太平洋の試練 [イアン・トール]
//紺碧の艦隊、旭日の艦隊 [荒巻義雄]
海戦から見た太平洋戦争 [戸高 一成]
敵兵を救助せよ!―英国兵422名を救助した駆逐艦「雷」工藤艦...
大空のサムライ [坂井 三郎]
本当の特殊潜航艇の戦い [中村 秀樹]
潜水艦戦争 [レオンス ペイヤール]
秋山真之戦術論集 [編集:戸高 一成]
伊58潜帰投せり [橋本 以行]
巡洋艦インディアナポリス撃沈 [ヴィレッジブックス]
ジュニア版 太平洋戦史 [秋永 芳郎・棟田 博]
天下無双 江田島平八伝 [宮下あきら]
彩雲のかなたへ―海軍偵察隊戦記 [田中 三也]
わが誇りの零戦 [原田 要]
陸奥爆沈 [吉村 昭]
ルンガ沖夜戦 [半藤 一利]
写真集 日本海軍艦艇ハンドブック [多賀 一史]
傭兵空母天城 [佐原 晃]
回天の群像 [宮本雅史]
//本項目に追加していただいた場合、ここのは削除していただ...
#endregion
*掲載されていたけど削除されたもの [#q835e5e9]
#region(かつては「いいんじゃない?」と掲載されていたが、...
『硫黄島の星条旗』&br;『宇宙一の無責任男シリーズ』(吉岡平...
#endregion
*削除・編集が検討されている作品 [#j456defa]
「これは削除すべきじゃないか」と検討されている作品
-『流浪の戦艦「大和」』
--タイムスリップSFなので、艦これwikiには合っていないので...
-『超空の連合艦隊』
-『宇宙戦争1941』
--SF要素が強い作品であり、艦これwikiに載せるほどではない...
-『女王陛下のユリシーズ号』
-『駆逐艦キーリング』
-『巡洋艦アルテミス』
-『高速戦艦脱出せよ! 』
--艦娘の元となった艦船が出てこないため、掲載する要件に該...
~
「これは編集すべきじゃないか」と検討されている作品
-『ローレライ』
--原作の『終戦のローレライ』の方が好ましいのではないのか
*映像・書籍掲示板 [#d9876e55]
北上「軍艦ものの映像作品・書籍などについて適当に語るコー...
大井「人の趣味や嗜好に対してケチ付けるような提督には・・...
#pcomment(,reply,30)
終了行:
#contents
**『蒼き鋼のアルペジオ』 [#r152f635]
2009-(既刊9巻)、日本
著者:Ark Performance
出版:少年画報社
連載:ヤングキングアワーズ
温暖化によって陸地が減った近未来の世界に、「霧の艦隊」と...
制海権を奪われた人類の逆襲と、霧の艦隊の謎をめぐるSF海洋...
艦娘と深海棲艦の設定を足して2で割ったような女性型インター...
2013年10月7日からはアニメ「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・...
尺の都合上原作漫画からだいぶ設定が変わってるが、設定改変...
運営側にもこの作品のファンがおり、二つ返事で艦これとのコ...
アルペジオ側のコラボは、奇数話のエンドカードに艦これとの...
艦これ側のコラボは2013年12月24日よりコラボイベント「[[迎...
|話数|エンドカード|絵師||話数|エンドカード|絵師|
|1|伊401&イオナ|しばふ||7|高雄&タカオ|みことあけみ|
|3|榛名&ハルナ|コニシ||9|摩耶&マヤ|パセリ|
|5|金剛&コンゴウ|~||11|アイテム屋娘、任務娘&br; ...
**『Battleship Girl 鋼鉄少女』 [#j88369f8]
2011年-(既刊4巻)、台湾、日本
著者:皇宇(ZECO)&惟丞
出版:ワニブックス(日本)
連載:コミックGUM(日本)
「艦これ」に先立つ事三年以上前に、台湾の漫画家による艦艇...
元々は2010年に台湾の中央研究院の機関誌「Creative Comic Co...
擬人化イラストがきっかけで、それが評判を呼び、漫画化され...
主人公は大東日(日本)海軍の駆逐艦「雪風」で、
スターズ(アメリカ)を始めとする連合軍の艦隊達と壮絶な戦...
ただ、史実に必ずしも忠実という訳ではなく、
枢軸国側のゲストとしてゲルマン(ドイツ)軍の巡洋戦艦シャ...
「野分」が「赤城」ではなく「飛龍」の雷撃処分を担当してい...
作者独自の創作部分もあったりもするので、「艦これ」と比較...
お姉さんを通り越してお母さんポジションの「高雄」、親分肌...
鬼教官の「飛龍」、お嬢様気質の「隼鷹」、お姉ちゃまっ子の...
(ただし、「大和」の不幸ぶりと「雪風」の強運は健在)。
現在はミッドウェー海戦終了後に一時休載、ヨーロッパ編を構...
先述のシャルンホルストが主人公を務める北海編『BSG 北海の...
**『女王陛下のユリシーズ号』(H.M.S. Ulysses) [#w6db759f]
1955年、イギリス
著者:アリステア・マクリーン
出版:早川書房(1972年)
海洋冒険小説のベストと言われれば真っ先に名前が挙がる一作。
ハヤカワの冒険・スパイ小説人気投票で、海洋冒険小説部門、...
描かれているのは、第二次大戦下、英海軍輸送船団のドイツ海...
主役は英国軽巡洋艦ユリシーズ号とその男達。 護衛空母・駆...
ドイツ軍の誇る超弩級戦艦ティルピッツの影に怯えながらUボー...
戦艦〜駆逐艦の全ての艦種に戦闘機まで登場し、当時の海戦に...
何より作者自身が大戦中の巡洋艦乗りで、描写が真に迫っており
実際の軍艦の戦闘がいかに凄絶なものだったかを嫌という程思...
訳者に「アメリカ人はこんな小説書けもしないし、書きもしない...
本当に容赦の無い展開なのでハリウッド的なスカっとするエン...
安易な感傷を許さぬ男達の熱く壮絶な戦いに目を真っ赤にしな...
しかし、それ一つで映画のクライマックスに相応しい悲劇に幾...
その最中にユーモアを忘れないのはさすが彼の国の紳士達なら...
“もう勘弁してやってくれ!”と泣き腫らしている読者にはこれ...
不朽の名作と名高く物語の面白さは徹夜保証だが、中破進撃と...
史実の連合国の命運を握るソ連への輸送船団とそれを阻止せん...
その北極海を支配していた“北海の孤独な女王”ことビスマルク...
ビスマルク級がいかに英軍に恐れられていたかが、北極海の輸...
ちなみに、原題の「H.M.S.」とはイギリス海軍の艦船であるこ...
His Majesty's Ship あるいはHer Majesty's Ship の略であり...
なお、作者のマクリーン氏にとっては本作が小説家デビュー作...
**『大逆転! ミッドウェー海戦』 [#s8da939f]
1988年、日本
著者:檜山良昭
出版:光文社カッパ・ノベルス
架空戦記ブームの初期の作品の中でもあまりのヘビーさにファ...
1987年、リムパック演習に向かう海上自衛隊の護衛艦隊はアメ...
ただ単に海上自衛隊の介入だけではなく、[[利根]]のカタパル...
**『超空の連合艦隊』 [#s5a11d12]
2004年、日本
著者:田中光二
出版:学研
ミッドウェー出撃直前の連合艦隊が現代日本へタイムスリップ。
装備を最新鋭のものに換装し、戦艦が、空母が、重巡が中国や...
ご都合主義な部分は多々あるが、山本提督指揮下で大和が活躍...
**『虎口の海 ソロモン1942』 [#e8234e6d]
日本
著者:横山信義
出版社:中央公論新社
第三次ソロモン海海戦おけるifを書いた作品。
[[霧島]]が損傷したことによってその代わりに[[大和]]が夜間...
待ち構えていたアメリカ海軍艦隊を鎧袖一触・・・・・のはず...
あろうことか[[比叡]]を襲うはずだった魚雷が大和の舵を損傷...
国の威信をかけて作り上げた最新鋭戦艦をなんとしても脱出さ...
ヘンダーソン飛行場と最新鋭戦艦ワシントン、サウス・ダコタ...
多分これ程絶体絶命の危機に陥った大和が登場する作品はめっ...
作者の特徴である「焦がれるほどに命中しない砲撃」、「苦戦...
「無慈悲に撃沈される」など「日本海軍圧勝」、「最強大和」...
(特にお気に入りの艦が沈むところは心をえぐられるほど、あ...
但し、「艦長や司令官などを軸にした前線の将兵による力戦奮...
「敵艦に肉薄する雷撃戦の手汗握る臨場感、そして命中の瞬間...
「不屈の闘志」と「日本海軍の底力」による勝利を楽しめる提...
なお大和を軸にしているが、ちゃんと「[[ソロモンの悪夢>夕立...
**『紺碧の艦隊』『旭日の艦隊』『新紺碧の艦隊』『新旭日の...
日本
著者:荒巻義雄
出版社:紺碧の艦隊・新紺碧の艦隊零…徳間書店、旭日の艦隊・...
90年代架空戦記ブームを牽引した作品の一つ(他代表作品は八...
#br
あらすじ
-ブーゲンビル島上空で撃墜された山本五十六長官が「後世」と...
悲劇的な敗戦を繰り返さないため、多くの転生者とともにクー...
#br
航空戦力の威力を隠した上で大艦巨砲主義・潜水艦決戦主義の...
真珠湾に続くハワイ占領、潜水艦によるパナマ運河爆破作戦、...
また旭日艦隊シリーズはナチスドイツと戦う英国派遣艦隊の活...
なお、紺碧・旭日を発行順に読まないと上手く時系列が合わな...
最終的には両作品合わせて、強大化したナチスドイツとの全面...
登場人物がやたら哲学的な会話をするのも大きな特徴と言えよ...
ノベルス版は上記出版社から、また文庫版が徳間・中公文庫か...
特に漫画版新旭日の艦隊は作者(『軍艦越後の生涯』のコミカラ...
**『永遠の0』 [#mb10a711]
日本
著者:百田尚樹
出版:講談社
作者のデビュー作。史実の太平洋戦争に準拠して書かれたフィ...
舞台は現代。零戦を用いた特攻で戦死した祖父・宮部久蔵の生...
綿密な時代考証、そしてそれによる人物設定は見事の一言。「...
そして本作最高の見所は、宮部の人物像にある。彼(や、彼に...
あの戦争の後に生まれた、全ての人に読んでほしい作品である。
#br
双葉社から漫画版がアクションコミックスから全5巻出版されて...
なお2014年正月映画として上映された実写版は、見事な映像と...
** 『雷撃深度一九・五』 [#rc360f14]
日本(1996年)
著者:池上 司
出版:文藝春秋
1945年、日本が敗戦する直前の7月30日にアメリカ海軍の重巡洋...
なぜ、重巡洋艦が潜水艦に撃沈されるという、戦時中の海軍で...
物語は主に三人、[[伊58]]潜艦長の倉本少佐(史実では橋本少...
日本人作家の書く戦争物だが、暗い雰囲気、戦争への偏った評...
** 『駆逐艦キーリング』 [#q1763005]
イギリス(1980年)
著者:セシル・スコット・フォレスター
出版:早川書房
本作品はフィクションながら、第二次世界大戦における大西洋...
内容は至って地味。この物語は、大作戦でも秘密作戦でも何で...
おまけに、主人公たるクラウス中佐は、バツイチで出世街道か...
300ページあまりもあるのに、作品内で進む時間はたったの三日...
更に、護衛している船団は37隻の大所帯。大きさも建造年も不...
こんな状況で、荒波の中、Uボートを見付けたり見失ったり、攻...
ある意味、艦娘達が遠征の時にどうしているのか、想像する材...
読む際は、ぜひ、なみなみと熱いコーヒーを注いだでかいマグ...
** 『巡洋艦アルテミス』 [#e76b8a91]
イギリス(1979年)
著者:セシル・スコット・フォレスター
出版:西武タイム
隠れた名作。無名の名作。そういった紹介をするのに、これほ...
それほど日本での知名度は低いのだが、『アフリカの女王』、...
主役となるのは、イギリス海軍の軽巡洋艦アルテミス号である。
ユリシーズ号は過酷な北洋でのドイツ軍と戦ったが、アルテミ...
イタリア軍が相手、と聞いて鎧袖一触の存在と、鼻で笑う方も...
だが、本作でイタリア海軍が繰り出して来たのは、戦艦二隻、...
それにも関わらず、アルテミス号が属する艦隊は、軽巡五隻と...
物語は、アルテミス号の各乗組員の視点から、それぞれの持ち...
登場人物は、皆が皆、等身大の人間として書かれている。フィ...
艦長のマイルズ・アーネスト・トラートン=ハリントン=ヨー...
なお、本作品は「英国海軍軍艦<ペネローペ号>乗組みの全将...
**『ラバウル烈風空戦禄』 [#we1dcab5]
日本
著者:川又千秋
出版社:ラバウル烈風空戦禄本編(1〜15巻)及び外伝ほか...
上記の八八艦隊物語や艦隊シリーズに並ぶ90年代架空戦記ブー...
主人公がパイロットであるため艦船の出番はそこまで多くはな...
ストーリーは序盤のうちは史実とそこまで大きく変わらないの...
なおこの作品、物語も終盤となった15巻でのあとがき曰く「...
ちなみに現在中古本くらいでしか入手できないものの、第二次...
&color(Gray){……ストーリーの都合上艦これに登場する潜水艦娘...
**『最強戦艦決戦シリーズ』 [#w127c332]
著者:内田弘樹
艦これノベライズ『鶴翼の絆』の作者の過去作。
史実に少々手を加えて、ありえたかもしれない様々な『最強戦...
題名は『○○の巨竜』で通されているが、それぞれが独立してい...
史実兵器のみの場合から架空兵器が主役のものまで、切り口を...
なお、架空兵器は荒唐無稽なものは現れず、あくまで実際に可...
以下、既巻とあらすじ
『蒼海の巨竜 最強戦艦決戦 大和vsモンタナ』
ソロモン海戦に大和を投入して米戦艦2隻を撃沈した結果、米国...
『灼熱の巨竜 最強戦艦決戦 ラバウル強襲1943』
米軍ラバウル強襲。連合艦隊は大損害を受け、さらに米主力戦...
『迫撃の巨竜 最強戦艦決闘 マリアナ1944』
大和の第三砲塔が突如爆発。航空戦艦として再生された大和は...
『砲煙の巨竜 最強戦艦決戦 ソロモン1942』
超重巡洋艦『剣』型が完成。戦術ドクトリンの変化に翻弄され...
『逆撃の巨竜 最強戦艦決戦 ブーゲンビル1944』
ガダルカナルで大破し放棄された米戦艦『サウスダコタ』を日...
『双撃の巨竜 最強戦艦決戦 フィジー1943』
マレー沖海戦で出撃するも米新鋭戦艦を相手に大破した長門と...
**『陸軍空母戦記 ミッドウェー陥落せり!!』 [#a6f0fe61]
日本(2004年)
著者:子龍螢
出版:学習研究社
昭和17年、ドゥーリットル隊の奇襲により本土空襲を許してし...
しかし、計画段階から数々の不備が発覚し、作戦の前途にはす...
一方そのころ、帝国陸軍は対米戦を睨んで建造していた特設船...
近藤信竹中将の攻略部隊に組み込まれ、『あきつ丸』は遼船『...
だが、『あきつ丸』の船長に選ばれたのは陸海軍の士官ではな...
陸海軍の総力をあげての大作戦であるミッドウェー攻略。しか...
そんな中、戦場に急行する二隻の『陸軍空母』ははたして戦況...
架空戦記ブームも山を超えて、数々のヒット作も完結していっ...
この作品の見所は、なんといっても艦これでも異色の艦娘(船...
ifとしては、『あきつ丸』に航空離着艦能力が付加されたのは1...
そのため、『あきつ丸改』が参戦すると思えば提督方にはわか...
人間模様では、主人公であり作中唯一の民間人である『あきつ...
また、山本長官から現場指揮官のひとりひとりまで考え方の違...
慢心、油断、様々に批判されるミッドウェー作戦であるが、連...
全体的に派手さは控えめであるが、登場人物たちの一生懸命さ...
**『不沈戦艦 紀伊』 [#n99d5311]
日本(1996〜2001)
著者:子龍螢
「''資源のない我が国には、絶対に沈まない戦艦が必要なので...
第二回歴史群像大賞「奨励賞」受賞作品にして作者氏のデビュ...
架空戦記ブーム華やかなりし頃誕生し、それまでのいかに航空...
作風を一言で言えば「大艦巨砲主義者の大艦巨砲主義者による...
「戦艦は決して航空機に劣るものではない」をテーマに、海の...
史実で超大和型戦艦のネックになった港湾施設の問題を旅順に...
そのかいあって、予算と資材に縛られず、本作の主人公である...
第一巻のキャッチコピーに、『炸裂する51センチ砲!! 昭和19...
とあるとおり、超大和型戦艦の最大級の構想を実現したものと...
特にすごいのが「不沈戦艦」の名にふさわしい絶大無比な防御力...
荒唐無稽と馬鹿にされかねないが、史実で『武蔵』が見せたし...
さらに大和型の倍以上の対空火器と、エンガノ沖海戦で伊勢と...
しかし米海軍も負けてはおらず、あの手この手を持って「モン...
また、敵味方ともに造船官が頻繁に登場し、技術面においての...
これについては特に0巻を「不沈戦艦建造秘話」として外伝化さ...
”戦艦は航空機にかなわない” 本当にそうだろうか? いや、...
「沖縄には30隻の米空母がいる。もしも30隻の大和型戦艦が突...
当時かけねなしで世界最高水準であった日本の造船技術がフル...
現実に、大和を作った造船官のひとりは大和型はもっと強靭に...
すでに敗色濃厚な中、『紀伊』と姉妹艦『尾張』は死力をあげ...
最初から最後まで、息つく暇もない大戦末期の緊張感の中を舞...
現在は文庫版が発売中、既巻は6巻<空撃>まで(コスミック文庫...
**『最強戦艦魔龍の弾道』 [#r3a0fa51]
日本(2001〜2002)(全6巻)
著者:林譲治
異色の架空戦記である。
なぜなら、このシリーズに登場する戦艦大和は、なんと架空戦...
このような艦型に落ち着いた理由は何か。そして、なぜ46セン...
それについては、作品の最も重要な肝となる部分なので、是非...
この作品は、海軍という官僚機構がどのようなドクトリンをも...
1巻ではこの“最小の大和”、ほとんど書類上の存在であり、“最...
「ご都合主義すぎるんじゃないの?」という展開もあれども、...
なにより、“戦艦は大きいほど強い”という常識を打ち破る“最小...
惜しむらくは、6巻まで続いたのに、最後は打ち切り臭い終わり...
**『流浪の戦艦「大和」』 [#r9389ef5]
日本(2013年)
著者:子竜 螢
「滞在時間は72時間!時空転移し国難を救い続ける『大和』...
いわゆる時空転移物小説
菊水作戦で沖縄に向かう大和艦隊が突如謎の空間に入り込む。...
大和と矢矧はロシア・バルチック艦隊を撃滅するべく出撃する。
実際小説を読んでもらうとわかるが、意外とドンパチしない。...
歴史の謎を利用したとんでもないお話の小説だが、そういうの...
**『宇宙戦争1941』 [#hcd46955]
日本
宇宙戦争1941(2011年)・宇宙戦争1943(2012年)・宇宙戦争1...
著者:横山 信義
「奇襲ハ先ヲ越サレタリ―真珠湾を攻撃した異形軍団の正体とは...
宇宙戦争という映画・小説を見たことある人ならご存知だろう...
日本軍の真珠湾攻撃部隊が真珠湾に到着した時にはすでに米艦...
日本軍はこれらに攻撃をするがなんと250kg爆弾の直撃でもびく...
航空戦だけではなく海戦もある。マラッカ海峡の戦いでプリン...
%%みんな大好き%%三式弾も第2巻で登場。3巻では日米英独伊...
他にも大小問わず多数の艦艇が出るため提督は是非とも見ても...
世界観的にも異形の兵器に軍艦が立ち向かうという艦これにも...
もし艦これ世界にトライポット軍団が現れたら、艦娘たちはど...
**『第七の艦隊−奇襲!!重雷装艦隊出撃す!』 [#o0191d7c]
日本(2012年)
著者:東剛道
出版:学研(歴史群像新書)
空母機動部隊が主役の戦場で、重雷装艦や甲標的母艦はどのよ...
艦これに実装されている「[[北上]]」、「[[大井]]」、「[[千...
IF作品らしく、これらの艦が太平洋を縦横無尽に活躍!・・・...
ストーリー前半は彼女達はみ出し者の艦を集めた特殊部隊創設...
史実通り真珠湾攻撃が開始されると、機動部隊の撤退を援護す...
ハイライトは珊瑚海海戦で、撤退中の空母「ヨークタウン」を...
**『帝国大海戦』 [#h0ca36bf]
日本(1994年)
著者:伊吹秀明
出版:学研(歴史群像新書)全8巻+外伝1巻
ナチスもソビエトも台頭しなかった架空の1940年代、日英同盟...
著者がライトノベル畑にも軸足を置いているだけあり、軽妙な...
登場する兵器は基本的に史実で建造または計画されたものばか...
また、フランスやイタリアといった中々知られていない海軍の...
ちなみに作者の著名作には同時期に『ガルパン』に先駆けるこ...
**『バトル・オブ・ジャパン』 [#vf2d5829]
日本 (1997年)
著者:青山智樹
出版社:KKベストセラーズ(ワニ・ノベルス)
1941年12月、真珠湾に迫る日本機動部隊から攻撃隊が発進する...
それから数年。''日本は見事に平和ボケ''し、海軍主力の零式...
主役の1人、飛島翔は空母『蒼龍』整備兵だったが、航空機搭乗...
一方、件の大統領補佐官は1944年のF・D・ルーズベルト大統領...
そして1945年、米海軍空母機動部隊による日本本土奇襲により...
タイトルにある通り開戦いきなりからの日本本土防空戦から始...
著者によると当初の構想ではタイトル通り日本本土防空戦を中...
ハードなウォーシミュレーションの一方、アクションノベルの...
飛島翔は日本本土奇襲作戦の一環として行われた東京中枢攻撃...
艦これ登場艦では、大和は描写は少ないながらも神がかり的な...
航空機では烈風が中盤以降の主人公機として大活躍するのでフ...
萌え要素はないが、飛島翔とその師匠筋である饗庭鱗との掛け...
日米とも苦しいはずなのだが、悲惨な描写はどちらかと言うと...
ちなみにパトリックの名前は別の作者・作品からの借用のよう...
**『大和咆哮ス! -連合艦隊vs米太平洋艦隊-』 [#v22744ca]
日本 (2000年)
著者:小林たけし・他
出版社:学習研究社
架空戦記漫画6編(『戦艦大和 ガダルカナルに吼ゆ』『これが...
松本零士へのインタビューは大和や戦争への思いが語られてい...
なお、『日米沖縄決戦 紀伊降臨!』のみ短編ではなく、コミ...
* ノンフィクション・書籍 [#d906b3fb]
**『機動部隊』 [#y535df43]
1951年、日本
著者:淵田美津雄、奥宮正武
出版:日本出版共同/朝日ソノラマ/学習研究社(学研M文庫)
まだ占領下に出版された戦記の古典中の古典、ミッドウェー海...
共著になっているが、実質は奥宮さんがほとんどを書いている...
度々の陸上転用で低下する搭乗員の技量の差をもって日本は敗...
著者は朝日ソノラマの文庫版で所有しているが、現在も版を変...
**『マリアナ沖海戦』 [#w5b1f615]
2007年、日本
著者:川崎まなぶ
出版:大日本絵画
マリアナ沖海戦で日本が敗れたのは、搭乗員の技量不足だけな...
南太平洋沖海戦からの空母艦載機の動きを生存者から取材をし...
ガダルカナル島撤退の段階で航空戦力がすでに破綻しているこ...
真珠湾攻撃でさえ、半年も訓練していない初実戦のパイロット...
敗北の原因は、ひとえに数の差と電子機器の能力、信頼性であ...
もっとも、数字のマジックがあって、ソロモン戦までで激しく...
日本海軍が多少の戦術を弄したところでいかんともしがたい状...
**『超精密「3D CG」シリーズ 44 日本海軍 艦艇集』 [#pe90d...
2009年、日本
出版:双葉社
太平洋戦争期の日本海軍の艦艇のCG集。
戦艦・空母・巡洋艦・駆逐艦・潜水艦といった戦闘艦はもちろ...
当時の艦艇の写真は殆どが白黒であったため(時代的に当然だ...
さらに艦艇や装備の詳しい解説、艦艇のデータ目録、艦艇名簿...
海軍オタなら持ってて損はない一冊。というかこの本があれば...
なお同シリーズからは他にも『奇跡の幸運艦 雪風』、『CGシ...
**『WW2イラストレイテッド 艦船名鑑 1939〜1945 改訂版』 [#...
日本
出版:光栄
日本、米国、英国などのメジャーな国からトルコやポーランド...
字数の問題から等級ごとの説明に終始しているため個艦の活躍...
値段もその情報量に比べればかなり安価な部類なので、手元に...
艦娘達だけでなく、彼女らと戦った相手の事を詳しく知りたい...
** 『第二次大戦海戦辞典1939~45』 [#u0c0daa7]
日本
出版:光栄
『艦船名鑑』と同じく光栄の制作する、第二次世界大戦で発生...
真珠湾攻撃やミッドウエイ海戦、南太平洋海戦などのメジャー...
更に太平洋に留まらず英独が死闘を繰り広げた大西洋での諸海...
海戦内容の説明も事細かで第3次ソロモン海戦での夕立や綾波の...
手頃な大きさで読みやすく、艦娘たちの活躍を知るには有益な...
**『歴史群像 太平洋戦史シリーズ』 [#c1ec0010]
日本
出版:学研パブリッシング
太平洋戦争時の海戦や兵器を特集を組んで扱っている。現在で...
艦艇の特集は退役自衛官らがライターとなり、既成艦船工事記...
初期に刊行され手に入りづらいものについては【完全版】とし...
**『戦史叢書』 [#paac1875]
1966-1980年(全102巻)、日本
出版:防衛研修所戦史室・編、朝雲新聞社・刊
所謂「公刊戦史」。戦史研究のバイブルとまで言われるが、出...
一般販売はされておらず、閲覧は大きな図書館から借りるか、...
現在、新たに発掘された資料による増補改訂を含んだデジタル...
**『聯合艦隊軍艦銘銘伝―全860余隻の栄光と悲劇』 [#c294d328]
1993年 日本
著者:片桐大自
出版:光人社
日本海軍の艦艇を全て網羅した辞典的な1冊。
著者は、海軍の造船の道を志した後、文科に転身して日本語研...
その取り扱い範囲は、幕末の幕府軍艦から昭和末期頃までの海...
艦艇の命名経緯やその意味の解説からはじまり、1隻ずつ丁寧か...
海軍ファン・マニア必携と言っても過言ではない名著である。
著作時期の関係で、現在の最新の考証とは食い違う部分もある...
辞典ではあるものの文体が読みやすく、読み物としても十分楽...
2014年に新装版が出されたので、値段こそ張るものの手に入れ...
※ただし、駆潜艇や輸送艦など番号表記の艦や潜水艦は、基本的...
//''なお著者による海軍関係の書籍はこれ1冊のみ、略歴にもあ...
//お疲れ様です、上記について、何を言おうとなさっているの...
//片桐氏は海軍書籍についてはこの1冊のみですが、長年「丸」...
//信憑性の事を仰りたいのであれば、すでに「現在の考証とは...
//その本に対するネガティブな評価はしちゃいけないってこと...
**『あゝ伊号潜水艦』シリーズ [#x3742cdb]
『あゝ伊号潜水艦―海に生きた強者の青春記録』『続・あゝ伊号...
1979年、1980年 日本
著者:板倉光馬
出版:潮書房光人社
最上で上官を殴って青葉に転勤させられ、真珠湾攻撃に参加し...
//アレから回天とはっきりと表現することにしました、本の紹...
やや古い本だが、新装版が出ているため入手は容易。
元潜水艦長だけあって戦いの緊張感がよく表現されている一方...
真珠湾攻撃、モグラ輸送、キスカ島撤退などについて潜水艦視...
続編はサブタイトルからもわかるとおり、ほぼ全編にわたって...
どのような訓練を行っていたか、何を思ってアレを作ったのか...
**『戦艦大和のしくみ』(カラー版徹底図解シリーズ) [#q839...
2012年 日本
著者:著 矢吹明紀 他
出版:新星出版社
そのタイトルの通り、戦艦大和のメカニックから当時の艦内生...
また、その姉妹艦である武蔵や信濃のエピソードも、大和に劣...
また驚くことに、5章あるうち1章丸々使って、''古代ギリシャ...
日清戦争から坊ノ岬沖海戦まで戦艦が関わる主要な海戦(太平...
なお、肝心の解説内容に関しては若干怪しいところもあるので...
他にも、当時日本海軍に所属した各種軍艦や、アイオワなどの...
戦艦を知らない着任したての新米提督にも非常にオススメの本...
**『福井静夫著作集 軍艦七十五年回想記』 [#x417f726]
1992年〜2003年 日本
著者:福井静夫
出版:光人社
日本の軍艦研究の第一人者とも呼ばれる福井静夫の著作集。著...
全12巻(新装版は現在9巻まで刊行)。各巻ごとに扱っている艦...
内容は各艦級の大まかな解説と、かつて軍事雑誌に掲載された...
艦によって解説の密度に大きな差がある事や、刊行された時期...
ただし、全巻購入して読破するにはそれなりの金と労力が必要...
**『艦長たちの太平洋戦争』 [#g26c8f6f]
日本
著者:佐藤和正
出版社:光人社
著者が太平洋戦争中に実際に艦長として指揮をとった人々に行...
その範囲は戦艦「大和」から戦時中に急増された艦名のない海...
そのため面白さだけではなく、情報量も非常に多い本である。
インタビューされた人の中には、艦これに参加している艦で艦...
具体的には第三次ソロモン海戦での「綾波」の大奮戦、「伊168...
エンガノ沖で見せた「伊勢」「日向」の防空術、艦長が親友だ...
自前の空襲回避法によって爆撃機に挑んだ「那珂」、文字通り...
どれもその場に居た人間だからこそ証言できる臨場感に溢れ、...
自分の好きな艦娘の奮闘を知るにも持ってこいの本だろう。
** 『第七駆逐隊海戦記』 [#g8b13484]
2010年 日本
著者:大高勇治
出版:光人社
御著者は雷と潮の通信担当だった方。華々しい大型艦の裏で縁...
潮の爆雷誤投下、開戦時のミッドウェー砲撃や鼠輸送の話が等...
それら以外にも南洋原住民との交流や休息地での娯楽話など様...
潮ちゃんがびくびくした性格なのは海の男達の姿を見てきたか...
(ただ「小西司令が大鷹艦長に」となっているが実際には雲龍...
上記の爆雷誤投下と陸奥沈没の件等、間違っていたり怪しい記...
**F-Files No.24 『図解 軍艦』 [#b6b68e82]
日本
著者:高平鳴海/坂本雅之
出版:新紀元社
戦艦をはじめとして、そもそも『軍艦』とは何か? 寿命や値...
大戦前〜現代までの軍艦全般がテーマなので艦娘たちの話題は...
基本的にひとつの話題に図解入り見開き2ページで説明というか...
軍艦全般に対する入門書として手にとってみてはいかがだろう...
**『海上護衛戦』 [#bb4c3c4a]
1953年 日本
著者:大井篤
出版:朝日ソノラマ文庫/学研M文庫(絶版)、角川文庫(2014...
43年から45年まで海上護衛総司令部の参謀を務めた著者が、物...
「沈黙の作戦」とも呼ばれる海上護衛の性質上、華々しい戦果...
商船保護に対する海軍上層部の無配慮により、配備される艦船...
もちろん、実際に保護対象の商船や輸送船に被害が出れば、容...
それにも負けずにコツコツ育てた対潜哨戒飛行隊を電話一本で...
手段であるはずの海上決戦や「殴りこみ」を目的と履き違えた...
海上護衛総隊の最低限の燃料の割り当てさえも、大和水上特攻...
著者自身も認める「血湧き肉踊らざる戦記」であるが、執筆か...
2014年5月24日に角川文庫での再販が決まり、今までよりずっと...
この機会に海上護衛に興味のある提督や、いつも資材がカツカ...
**『空母瑞鶴 日米機動部隊最後の戦い』 [#u93e3c02]
日本
著者:神野正美
出版:光人社NF文庫
真珠港攻撃に参加した空母のうち最後まで生き残った瑞鶴。
その最後の戦いとなったエンガノ岬沖海戦(レイテ沖海戦)へ...
生存者への丁寧な取材とアメリカの公文書まで調査した著者の...
缶担当の機関員や機銃員、整備士などがあの日どのように行動...
総員退艦の命令が下されたシーンは読んでいて感無量。
また、瑞鶴の生存者を救助してそのまま夜戦に突入、単艦で18...
読み物としてだけではなく、記録集としても秀逸。瑞鶴ファン...
**『軍艦長門の生涯』 [#w11fb090]
日本
著者:阿川弘之
出版:新潮社
巻数:上下巻(単行本)全3巻(文庫版)
戦艦長門の建造からビキニ環礁に沈むまでの彼女の歴史のみな...
戦時のみならず、平時でも関東大震災、二・二六事件の連合艦...
書かれたのが70年代半ばと古いが、その分、存命だった将官ク...
サボ島沖海戦の「[[ワレアオバ>雑学]]」の初出はここかもしれ...
図書館では全集に収録されているのを探すほうがいいかもしれ...
**『戦艦武蔵』 [#n5b26497]
日本
著者:吉村昭
出版:新潮文庫
大和型戦艦二番艦として建造された武蔵に焦点を当てた作品。
この作品は40年以上前に出版されたものであるため、当時存命...
内容は「武蔵」の建造から沈没までの経緯を追ったもので、特...
「武蔵」は民間の三菱長崎造船所で建造されたが、民間で建造...
レイテ沖海戦の記述は本の全体量からすると少ないが、「武蔵...
また、艦これでもお馴染みの艦が登場し、「武蔵」と意外な関...
「武蔵」に興味を持ったなら是非一度は読んでほしい作品だ。
ちなみに「戦艦武蔵ノート」という取材日記が出版されており...
**『深海の使者』 [#u5b28ffa]
日本
著者:吉村昭
出版:文春文庫
遠く離れた日本とドイツ。戦争中両国は潜水艦と航空機を使っ...
遣独潜水艦作戦と呼ばれるこの作戦はアメリカ・イギリスの対...
本書ではそれら潜水艦の運命を綴った作品であり、乗組員達の...
ちなみに、序盤に少しではあるが甲標的が登場する。
派手な戦闘シーンはほとんど無いが、読み応えは十分にある。
潜水艦好きには一度目を通してほしい作品である。
**『空白の戦記』 [#o26cdeb1]
日本
著者:吉村昭
出版社:新潮文庫
太平洋戦争や日本海軍に関するドキュメンタリー短編小説(吉...
海軍関連では、第四艦隊事件における「初雪」「夕霧」を始め...
海軍中将・宇垣纏の最期を題材にした『最後の特攻機』、上述...
艦隊戦シーンは全くと言っていいほど無いが、日本の艦艇史を...
**『雪風ハ沈マズ - 強運駆逐艦栄光の生涯』 [#i58df357]
日本
著者:豊田 穣
出版:光人社(新装版・文庫 単行本は入手困難)
人艦一如の真髄を最高度に発揮して、初戦から終戦まで常に太...
著者の豊田穣は流行作家として大いに活躍したが、海軍兵学校...
** 『駆逐艦雪風 誇り高き不沈艦の生涯』 [#r3489498]
日本(1972年)
著者:永富映次郎
出版社:出版共同社
前出の豊田穣『雪風ハ沈マズ』と同じく、[[雪風]]の誕生から...
海戦の背景や軍部の動向などの説明は手短にまとめ、太平洋戦...
『雪風ハ沈マズ』ではほとんど触れられていない、戦後の返還...
絶版なので古書店か図書館を当たる必要があるが、古書でも比...
読みやすいので、『雪風ハ沈マズ』が読みにくいと思った人に...
** 『暁の珊瑚海』 [#tc4540ae]
日本
著者:森史朗
出版:文春文庫
1942年5月7-8日に行われた珊瑚海海戦の記録です。日本側から...
比叡の愛する井上成美提督がこのときの第四艦隊司令長官です...
** 『まるわかり 図解 太平洋戦争海戦史』 [#qed9fc54]
日本
著者:ゼロプラス
出版:ワニ文庫
真珠湾攻撃から呉軍港空襲まで、太平洋各地で繰り広げられた...
それぞれの海戦における両軍の兵力や戦闘の推移がわかる。
ただし個別の艦名が明記されているのは戦艦と空母のみで、そ...
艦これで再現された海戦を探してみるのもまた一興。
** 『キスカ島 奇跡の撤退 木村昌福中将の生涯』 [#k9c3614c]
日本
著者:将口泰浩
出版:新潮文庫
北太平洋方面の日本軍最大進出地点、キスカ島。
アメリカ本土上陸の橋頭堡を夢見て占領したこの島に、アメリ...
既に隣のアッツ島は敵上陸部隊との壮絶な戦闘の末、玉砕した。
絶望に沈むキスカ島守備隊を救出すべく、「阿武隈」以下「木...
後にアメリカ軍をして「奇跡の作戦」「パーフェクトゲーム」...
守備隊5200名を1人も欠けることなく生還させた本作戦を中心に...
確実に全員を連れ帰るために、司令部と対立してまで突入の機...
「帰ろう。帰れば、また来ることができるからな」
この言葉の意味を是非とも胸に刻んでほしい。
** 『海軍砲戦史談』 [#r15ceeeb]
日本
著者:黛 治夫
出版:原書房(オンデマント版)
著者は[[我輩>利根]]の6代目艦長なのだな。砲術学校教頭も勤...
作者の黛治夫は利根艦長在任中のビハール号事件の責任者とし...
** 『彗星夜襲隊』 [#s0a6f821]
日本
著者:渡辺洋二
出版:光人社NF文庫他
昭和20年春。日本軍が攻撃力の主体を特攻に依存しつつあった...
美濃部正少佐率いる独立夜襲部隊・芙蓉部隊である。
優れた性能を秘めながらもその扱いの難しさから落第機の烙印...
陸海軍全体が一億火の玉と叫ぶ最中「特攻は兵法の外道」と言...
彼らの成果は神がかりの奇跡ではなく強固な信念とたゆまぬ努...
安易な精神論に走ることなく、勝つために為すべきことは何か...
艦これゲーム中の装備カード「彗星一二型甲」の解説文中でも...
蛇足だが、著者の渡辺洋二氏は航空機研究家として知られてお...
** 『勇者の海 空母瑞鶴の生涯』 [#jce2d009]
日本
著者:森史朗
出版:光人社
建造中の1940年頃から珊瑚海海戦から帰投した1942年6月までの
空母瑞鶴乗員と造艦技術者の苦悩と苦闘が書いてあります。
海や空の平穏さとは対称的で、けして華々しい話ではありませ...
「空母瑞鶴 日米機動部隊最後の戦い」とあわせて瑞鶴ファンの...
ミッドウェー海戦により妾の子から虎の子となった翔鶴・瑞鶴...
第二章、瑞鶴が神戸の川崎造船所から呉に回航するシーンで第...
睦月ちゃんについて1ページを割いています。読んで誉めてのば...
** 『撃沈戦記』 [#f47b174f]
日本
著者:木俣 滋郎
出版:光人社
シリーズとして、『撃沈戦記』の無印、『PART2』から『PART...
特徴としては、状況の流れの解説に重点を置いて書かれている...
無印から4までは、古今東西の海戦について触れており、太平...
また、西洋に関して言えば、「装甲艦への攻撃法は体当たり...
但し、無印から4までに関して言えば、記載誤り(艦名の取り...
なお、欧州海戦のみ抜粋収録した「欧州海戦記」が全2巻発刊...
**『我が青春の追憶 一水兵がとらえた太平洋戦争』 [#j78986...
日本
著者:柴田芳三
出版:個人 ([[webページ 我が青春の追憶:http://aimy.or.tv...
Web公開されている、個人出版物の自叙伝である。執筆した柴田...
柴田氏は、太平洋戦争において、駆逐艦『[[敷波]]』、『磯風...
描かれているのは軍隊生活という日常と、戦闘という非日常だ...
気取らず、思ったこと、体験したことを素直に書いてある。全...
** 『赤道南下』 [#n8b56d77]
日本
著者:海野十三
出版:中央公論新社
日本のSFの父、海野十三が巡洋艦青葉での生活をのんびりと綴...
最初に言ってしまうが、本作品では青葉の活躍はみられない。...
しかし、この作品の見どころは科学者であり作家でもある海野...
戦時中のため伏字は多いが、ソロモン海戦での戦況も少し読み...
居住性は悪いが、艦船での生活がどの様なものなのかが知れる...
乗組員の生活なども知って欲しいので、是非とも読んで貰いた...
** 『戦艦大和ノ最期』 [#p955c139]
日本
著者:吉田満
出版:講談社文芸文庫
題名のとおり、天一号作戦(坊ノ岬沖海戦)における[[大和]...
[[初霜]]が生存者を救助する際に取ったとされる行動(詳細...
本書は様々な出版社から出版されている。その中で講談社文...
大型艦建造が実装され、大和を手にする提督が増えることだ...
** 『陸軍船舶戦争』 [#v7587622]
日本
著者:松原茂昭/遠藤明
出版:星雲社
日本陸軍が有した船舶部隊、いわゆる「暁部隊」の興亡を、戦...
陸軍に徴用された輸送船や病院船、[[まるゆ]]や[[大発>大発動...
あきつ丸やまるゆの実装で陸軍船舶に興味を持った方は、是非...
**『陸軍潜水艦―潜航輸送艇マルゆの記録』 [#p96c8bfb]
日本(2010年)
著者:土井全二郎
出版:光人社
開発秘話や乗員の体験談、艇の構造なども細かく描かれており...
まるゆのページで紹介されていた小ネタの大半が記載されてい...
**『美保関のかなたへ―日本海軍特秘遭難事件』 [#u8e7f8aa]
日本(2005年)
著者:五十嵐邁
出版:角川学芸出版
1927年に発生した『美保関事件』(島根県美保関町沖での夜間...
著者は乗組員ほぼ全員が死亡した駆逐艦『蕨』の艦長の長男で...
夜戦に関しての記述なども細かく描かれており、読んでおいて...
なお著者の父で駆逐艦『蕨』艦長の五十嵐恵少佐は原忠一、山...
特に五航戦司令であった原忠一少将がミッドウェー作戦後に見...
**『魚雷は大人になってから』各編 [#p1db59f4]
日本
著者:SUDO
([[webページ 真実一路:http://www.warbirds.jp/truth/index...
当時(西暦2000年)としては珍しい、というか当時、軍事解説...
某美少女ゲームのキャラクター2人と、執筆者SUDO氏が全国の...
魚雷という兵器の、機械的な進化、それに伴う戦術の変化、そ...
『番外編』は、魚雷から離れて砲撃の話、つまり必然的に戦艦...
『番外編2』は、第二次世界大戦中の主要な戦艦について、『...
総じて、基本的に、日本海軍の漸減邀撃作戦がどういったもの...
なお、当時はWeb上の容量が限られていた関係か、はたまた版権...
**『巡洋艦「大淀」16歳の海戦〜少年水兵の太平洋戦争〜』 [#...
日本
著者:小渕守男
出版社:光人社NF文庫
従来の軽巡と全く異なる性格を持ち、就役直後は輸送任務に、...
北号作戦といった戦争末期の作戦に参加、いずれも生還した事...
幻の兵隊と言われた海軍特年兵(海軍特別年少兵)として乗務...
現在でも、特年兵について扱った自伝は本書以外ほとんど存在...
主砲発令所が著者の担当だった事から、主砲の15.5cm三連装砲...
特にまともに動かす燃料も無い中応戦せざるを得なかった45年7...
ついに実装された大淀。軽巡大淀をよく知らない方は彼女をよ...
不遇な最期を遂げたものの、いかにさまざまな幸運に恵まれ、...
※ちなみに、大淀の逸話の一つに「戦闘中に45ノット出した」と...
筆者の配置は主砲発令所であり、射撃に必要な艦の速力計を見...
** 『高速戦艦脱出せよ! 』 [#m2ccdab3]
イギリス(1980年)
著者:ジョン・ディーン・ポター
出版:早川書房
その日、英兵達は分厚い雲と霧の間から突如として姿を現した...
ツェルベルス(ケルベロス)作戦、大二次大戦屈指の奇跡の作戦...
先の通商破壊作戦で大西洋を暴れまわり11万t以上の商船を拿捕...
そしてビスマルクと共にフッドを屠りPoWを撃破した重巡プリン...
ドイツ支配下であり大西洋における独軍の通商破壊作戦の前線...
だが連日の空襲に悩まされていた事もあり、英軍のノルウェー...
デンマーク沖を通る北周り航路ではなく、英国との間に横たわ...
しかし、そこは英国の目と鼻の先であり、レーダーと哨戒機に...
最挟部のドーバー海峡に至っては僅か31km、人が泳いで渡れる...
勿論、各地の航空基地では無数の荒鷲達が爪を磨いでおり、背...
そして自国の名を冠するこの海峡においてスペイン無敵艦隊以...
許してこなかった事が英海軍の誇りであり、ひいては英国民の...
この絶望的な航路を、荒鷲の大軍を従えた三隻の地獄の番犬を...
作戦立案段階の駆け引きから作戦の最期までを描いた作品であ...
欧州ならではの太平洋戦線とは全く異なる戦線事情や駆け引き...
奇跡の作戦がいかにして成し遂げられたかがスピード感を持っ...
艦隊作戦における熾烈な制空権争いや、軍艦の航行速度の重要...
艦これで語られる事の多い太平洋戦線の事情や軍部に対して、...
似ている部分・異なる部分が見えるのもまた楽しめるポイント...
** 『飛龍 天に在り−航空母艦「飛龍」の生涯』 [#y1aa5aa3]
日本(1994年/NF文庫として2013年発行)
著者:碇 義朗
出版:潮書房光人社/光人社NF文庫
作家であり、航空・自動車研究家でもある筆者が航空母艦[[飛...
また[[蒼龍]]戦友会である「蒼龍会」も原稿チェックや資料提...
蒼龍や飛龍の建造時における軍令部の技術度外視の要求に対す...
猛将と後に呼ばれる山口多聞や最後の飛龍艦長加来止男の意外...
そこから南太平洋転戦時に立ち寄った各地で乗組員が見聞し、...
一瞬の隙を突かれて燃え落ちる他の空母達のため復仇を果たす...
そして下される退艦命令と[[巻雲]]による雷撃処分で静かに沈...
また当時の情勢やアメリカ軍によるドーリットル空襲、日米海...
利根のカタパルト不調は本当に敗因であったのかなどの様々な...
元は雑誌「丸」に執筆されていた連載作品であったが、後に書...
あとがきで、飛龍命名の元である「易経」の「乾為天」にある...
** 『連合艦隊かく戦えり―太平洋海戦秘史』 [#xc18e60e]
日本(1975年)
著者:佐藤和正
出版:カッパブックス
太平洋戦争のいくつかの戦いをピックアップしてノンフィクシ...
残念ながら絶版な上に再版の見込みも薄く、多くの図書館も収...
** 『Uボート・コマンダー』 [#oe38ae99]
ドイツ(1984年)
著者:ペーター・クレーマー
出版:早川書房
「女王陛下のユリシーズ号」が護衛船団の死闘を描いた作品な...
彼が指揮を執る「U-333」は、大戦後期の困難な状況に何度も撃...
また、Uボートの損失が激増した原因としてよく指摘されるのが...
本書では連合軍の宣伝工作や諜報戦、「ハフ=ダフ」と呼ばれ...
連合軍がUボートを狩り出す為にあらゆる技術を惜しげもなく投...
** 『はつ恋連合艦隊』 [#o8934e3e]
日本(2007年)
文:本吉隆 イラスト:まもウィリアムズ
出版社:イカロス出版
海軍士官を目指す3人の女の子の授業を通しながら帝国海軍創設...
タイトルから分かるように「萌え×ミリタリー」なのだが漫画部...
ちなみに助教として男性もいることにはいる。%%定期的にゲス...
「萌え×ミリタリー」ということで非常に提督諸兄にはわかりや...
** 『特型駆逐艦「雷」海戦記』 [#def12e6b]
日本 (1999年)
文 :橋本 衛
出版社 :光人社
開戦前からアッツ島沖海戦まで、雷の砲術員であった橋本衛氏...
駆逐艦特有の過酷な生活環境や、工藤俊作艦長の元、アットホ...
、極寒のアッツ島での海戦、ヘンダーソン飛行場への駆逐艦の...
暴れまわった駆逐艦雷の素晴らしさをたっぷりと知ることが出...
文章も、思想がかっていない淡々とした情景描写に、橋本氏の...
雷ファンはぜひ買って読んで欲しい。雷の事がもっと好きにな...
** 『戦艦ビスマルクの最期』 [#t9ef7b2a]
イギリス(1982年)
著者:ルードヴィック・ケネディ
出版社:早川書房
その処女航海で、歴史ある誇り高きロイヤルネイビーの象徴と...
その最新鋭戦艦も撃破、そして復讐に燃える海軍大国の投入可...
WW2で最も派手な戦歴を持つ戦艦ビスマルク。
その栄光と壮絶な最期を、追撃戦に自身で参加したが故の情熱...
その特異な戦歴故に毀誉褒貶が激しく現在に至るまで論争の対...
どちらにも肩入れせず公平に描くべく努めて書かれている。そ...
フィクション以上に派手なその戦歴は読み応えがあり、忠誠を...
ドイツ・欧州を代表する戦艦であるビスマルクに興味を持った...
海洋冒険小説の金字塔「女王陛下のユリシーズ号」で絶大なる存...
何故あそこまで英軍に恐れられたかがよく分かるだろう。
** 『駆逐艦「神風」電探戦記』 [#u3174f41]
日本(単行本:1990年「憤怒をこめて絶望の海を渡れ」、文庫...
著者:「丸」編集部
出版社:光人社NF文庫
[[響]]、[[雪風]]、[[夕雲]]、早潮(未実装)、神風(未実装...
響機関員・宮川正氏の「憤怒をこめて絶望の海を渡れ」では194...
キスカ島撤退作戦や[[電]]の戦没、菊水作戦や終戦後の復員船...
雪風砲術長・田口康生氏の「愛しの「雪風」わが忘れざる駆逐...
名鑑長として名高い寺内正道艦長のエピソードも豊富で、前出...
夕雲汽罐長・及川幸介氏の「地獄の海に記された「夕雲」奇蹟...
生存者が救助されるまでの漂流生活を綴っており、艦の話は少...
また神風型駆逐艦「神風」を扱った表題作では、電探戦記とい...
各編は60〜80ページ程度なので、戦記を読み慣れない人にもと...
** 『本当の特殊潜航艇の戦い〜その特性を封じた無謀な用兵』...
日本(2007年)
著者:中村 秀樹
出版社:光人社NF文庫
[[甲標的>http://wiki.crystalacg.com/?%B9%C3%C9%B8%C5%AA%...
上述リンク先の文献に加筆して書籍としての体裁を整えたよう...
著者はその職歴において培った思考を以って甲標的の性能を多...
資料としての公平性を考えるならば所々に著者の所見が入って...
甲標的に興味を持った人の入門書としてお勧めできる。
** 『駆逐艦「五月雨」出撃す』 [#u97aba9e]
日本(初刊:1956年)
著者:須藤幸助
出版社:光人社NF文庫
太平洋戦争の海戦から座礁まで[[五月雨]]に乗艦していた兵曹...
当時、艦内で著者が記していた日記をベースにしており、五月...
終戦からさほど間も無い1956年に『進撃水雷戦隊』のタイトル...
** 『連合艦隊の最後』『大海軍を想う』『連合艦隊の栄光』 [...
日本(1955年・1956年・1962年)
著者:伊藤正徳
出版:文藝春秋新社
総称して「伊藤海軍戦史三部作」と呼ばれる作者晩年を代表す...
『連合艦隊の最後』は大東亜戦争突入から滅亡までを、『大海...
著者の伊藤正徳には、海軍大学校の教科書にも採用された『潜...
**『帝國海軍の最後』 [#o6a82d82]
日本(1955年)
著者:原 為一
出版:河出書房
巡洋艦『矢矧』艦長として『大和』の最後を看取った著者の目...
**『戦藻録』 [#oc5ff9db]
日本(1952年)
著者:宇垣 纏
出版:日本出版共同
『戦藻録』は開戦当時聯合艦隊参謀長の職にあった宇垣纏の書...
山本五十六とノリが合わなかったと良く言われる宇垣であるが...
自分の乗った艦、戦場に向かう艦、傷つき沈む艦。要所要所に...
『阿賀野』を「現下の要求に満足を興ふるや否や」と批判的に...
宇垣纏は1945年8月15日。終戦の玉音放送を聞いた後に日誌の最...
出撃の経緯から「戦死」扱いになっていない為、靖国神社には...
**『悲劇の軍艦-海軍魂を発揮した八隻の戦い』 [#h60936b7]
日本(2002年)
著者:吉田俊雄
出版:潮書房光人社
著者は明治42年生まれの元海軍軍令部員・大本営海軍参謀。終...
紹介はいずれも簡潔ながら丁寧にまとめられており読みやすい...
また、唯一の艦これ未実装艦である防空駆逐艦『秋月』と同型...
本書は昭和34(1959)年からミリタリー雑誌『丸』に連載され...
またエピソード数を原版からほぼ倍に増やした『軍艦旗一旒に...
一方で『悲劇の軍艦』は2008年(著者の死後)に文庫化されて...
**『歴史と視点』 [#f49a73e4]
日本 (1980年)
著者:司馬遼太郎
出版:新潮文庫
日本文学会の巨匠・司馬遼太郎が実体験をもとに出版したエッ...
この中に氏が戦時中陸軍に徴兵され戦車兵として配属されてい...
戦車……つまり大日本帝国''陸軍''のやらかし具合が、当時の実...
[[零戦>零式艦戦21型]]と一式戦『隼』の比較など、近年過去の...
基本的に身内である陸軍のことを下げ気味に書いてあるが、そ...
**『鉄の棺―最後の日本潜水艦』 [#e0e38104]
日本(2012年)(新装版)
著者: 齋藤 寛
出版:光人社NF文庫
艦これ未登場の伊56(乗員間の通称「いそろく」潜水艦)のお...
初めて潜水艦に乗る軍医が著者なので、乗船していきなり頭を...
なお、文頭の本書紹介記事には「素人の文書」と記載してある...
**『潜水艦気質よもやま物語―知られざるドン亀生活』 [#de2c2...
2004年 日本
著者: 槇 幸
出版:光人社NF文庫
どんな強い戦艦も空母も成し遂げていないアメリカ本土への攻...
潜水艦は攻撃されてしまったら、もう水中に「急速潜航」して...
出航から帰港まで1か月以上狭い艦内から出られずお風呂どこ...
聴音を主任務とする著者がつづる軽快な文体と悲喜こもごもの...
*おすすめに入れて欲しいと誰かが提案したものなど [#u2656133]
#region(自分が書いてもいいよという提督がいたら参考にして...
CGA 激闘!!南太平洋海戦 [栃林秀]
太平洋の試練 [イアン・トール]
//紺碧の艦隊、旭日の艦隊 [荒巻義雄]
海戦から見た太平洋戦争 [戸高 一成]
敵兵を救助せよ!―英国兵422名を救助した駆逐艦「雷」工藤艦...
大空のサムライ [坂井 三郎]
本当の特殊潜航艇の戦い [中村 秀樹]
潜水艦戦争 [レオンス ペイヤール]
秋山真之戦術論集 [編集:戸高 一成]
伊58潜帰投せり [橋本 以行]
巡洋艦インディアナポリス撃沈 [ヴィレッジブックス]
ジュニア版 太平洋戦史 [秋永 芳郎・棟田 博]
天下無双 江田島平八伝 [宮下あきら]
彩雲のかなたへ―海軍偵察隊戦記 [田中 三也]
わが誇りの零戦 [原田 要]
陸奥爆沈 [吉村 昭]
ルンガ沖夜戦 [半藤 一利]
写真集 日本海軍艦艇ハンドブック [多賀 一史]
傭兵空母天城 [佐原 晃]
回天の群像 [宮本雅史]
//本項目に追加していただいた場合、ここのは削除していただ...
#endregion
*掲載されていたけど削除されたもの [#q835e5e9]
#region(かつては「いいんじゃない?」と掲載されていたが、...
『硫黄島の星条旗』&br;『宇宙一の無責任男シリーズ』(吉岡平...
#endregion
*削除・編集が検討されている作品 [#j456defa]
「これは削除すべきじゃないか」と検討されている作品
-『流浪の戦艦「大和」』
--タイムスリップSFなので、艦これwikiには合っていないので...
-『超空の連合艦隊』
-『宇宙戦争1941』
--SF要素が強い作品であり、艦これwikiに載せるほどではない...
-『女王陛下のユリシーズ号』
-『駆逐艦キーリング』
-『巡洋艦アルテミス』
-『高速戦艦脱出せよ! 』
--艦娘の元となった艦船が出てこないため、掲載する要件に該...
~
「これは編集すべきじゃないか」と検討されている作品
-『ローレライ』
--原作の『終戦のローレライ』の方が好ましいのではないのか
*映像・書籍掲示板 [#d9876e55]
北上「軍艦ものの映像作品・書籍などについて適当に語るコー...
大井「人の趣味や嗜好に対してケチ付けるような提督には・・...
#pcomment(,reply,30)
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